遠山玉希の占い日記

私は幼い頃読んだ本の中に「ジャックと豆の木」が妙に印象的であった。

あの豆の木が空に伸びて行くお話であるが、その豆の木を幼い頃

家の裏庭に母が沢山作っていた。

それはサヤエンドウであるが、私はサヤエンドウを取るのが

妙に好きであった。

豆の筋を取って、卵とじにしてもらうのが好きだった。

そのサヤエンドウを今年初めて家庭菜園で収穫できた。

私が生まれてこの方初めてサヤエンドウを自分の手で

収穫したのだ。

今年は家庭菜園をしてもう、３年近くになるが

結構本格的家庭菜園になりつつある。

何故ならば、サヤエンドウを育てる為に

笹を起ててしっかりとツルが這うことが出来るようにしたり、

手間暇のかかることを真面目にやっているからである。

それが二棟もある。

これは実は私一人の力では出来ないので、ドラえもん始め

子供達総出で、手伝ってやって貰った。

笹を沢山集めてくることも大変な作業である。

まだエンドウ豆が小さい内に起ててもらった。

結構面倒くさい作業である。

なのにそれも一生懸命やってもらった。

そのお陰で、今年はサヤエンドウがしっかりと成長した。

周りのサヤエンドウは、今はもう黄色くなって朽ち果てようと

しているのに我が家のサヤエンドウは最盛期である。

これには訳がある。

サヤエンドウの種は前年度にすでに植えておくものらしい。

しかし初心者の私にそんなことなどわかるはずがない。

「知らぬが佛！」

今年の春、エンドウ豆の種を植えた！

でもしっかりと芽が出てきた。

周りの人たちが、え〜、今時植えるの？

なんて言われたが、私はそんなことはお構いなしである。

成長しなければそれまで！

芽が出てくればめっけもの！と思っているから

あまり気にしていない。

そんな風に言われていたから、芽が出てきたら非常に嬉しい。

これはめっけものと思った。

そして、みんなの最盛期である、５月は我が家では

サヤエンドウは全く実が出来る気配はなし！

周りの畑の人たちが終わった頃ようやく、

我が家のサヤエンドウの最盛期である。

取っても、取ってもまた実ってくる。

こんなに人生でサヤエンドウを食べたのは初めてである。

なにはともあれ、自然の恵みに感謝！

そして育てる為に手伝ってくれた家族に感謝！

そしていつも水まきを手伝ってくれているドラえもんに感謝！

そしてサヤエンドウさん、ありがとう！

木曜日は玄米デーにしょう！

という提案が我が家で出された。

月曜日から水曜日までは空手の練習などで、

みんな揃って食べるが、どちらかと言えば

夕食がちょっと落ち着きがない。

その点、木曜日は夕方はみんながノースケジュール

になるので、比較的落ち着いて、

夕食が食べれるからである。

でもどうして玄米なの？

と思われるかも知れない。

それにはちょっとした訳がある。

我が家には数年前までは、

玄米の”ゲ”の字さえ存在しなかった。

私が大腸ガンになったことで、

いつも整体に来ていただいているＨさんから

玄米を薦められた。

そして我が家の一番ヘルシー提唱者でもある

ドラえもんのたっての願いで、夕食だけ

玄米生活がその頃から、始まったのである。

それからドラえもんと私の二人の玄米生活が

始まった。

意外と圧力釜で炊けば、柔らかく炊けて

消化にも良いことが分かった。

そしてドラえもんがしっかりと玄米を

定着させてくれた。

私一人だったら、途中で休んでしまって、

それまでとなっていたかも知れないが、

我が家のドラえもんが、

しっかりと持続させてくれたのである。

最近、ドラえもんが

「玄米は甘い！、美味しい！」

と言いだした。

それに我が家の次男が反応した。

我が家には２大ヘルシー提案者がいる。

ドラえもんと次男である。

この二人に共通している内容がある。

非常に論理的であると言うことである。

まず良いとか悪いとか言う判断をするとき、

必ず論理的に良いものであるかどうかを

並べて考える方である。

その上で、論理的によいものであるならば

それを受け入れる方である。

多少美味しくなくても、健康によいものは

食べようとする傾向がある。

またそれを受け入れられ方である。

それに比べて私と長男は論理よりも、

感覚的な内容が多いように思う。

論理的に良くても、美味しくないと

いけない方である。

でも今回の玄米については、

私はもう既に始めているので何の抵抗もない。

それに対して一番抵抗しそうなのが長男である。

しかしその長男も今回の玄米に対しては

何故か抵抗なく受け入れている。

これは日頃の私たちが食べている

習慣を見ていて、玄米が当たり前のように

なっているからかも知れない。

次男は「夕食だけ玄米にしても良い！」

と言いだした。

それを聞いていた長男が

「１週間に一度くらいはみんなで

玄米を食べても良いのではないかと思う！」

と言いだしたのである。

一番反対しそうな長男が、そう言いだしたので、

抵抗なくそのように決定したのである。

それで一斉に玄米デーとなったのである。

今日がその最初の日であった。

今日のメニューはカレーライスである。

早速、玄米カレーとなった。

子供達は始めてなので、かなり柔らめになるように

計算してお水を入れたので、おかゆまでは行かないが

柔らかめに出来た。

柔らかい玄米とカレーの相性は意外と良いものである。

ほとんどいつもの白米と同じように抵抗なく食べた。

もちろん、お替わりはいつもと変わらない！

とにかく初日にしては上々の玄米デビューとなった。

食卓に玄米をもっと愛して出そう！

我が家ではこれから玄米デーを木曜日に定着させ、

楽しく、美味しく工夫したいと思うのでした。