遠山玉希の占い日記

今日、来場者があった。

「どのようにしてそこまで行けばよいですか？」

我が家の家の近くの金沢医科大学病院から電話があった。

聞けば歩いて来ているというのである。

てっきり車で来るものと思っていたから

私の方が大慌てである。

私は早速、車で迎えに行った。

お友達と二人で待っていた。

この方は富山市から来られたのである。

富山県にも占いサイトがあるはずであるが

わざわざ訪ねてこられたのである。

以前一度来場されていた人だが、その時はお友達の

車で乗せてもらって来られていたが今回は電車を

利用してお友達と二人で来られたのだ。

これは大変なことである。

乗り継ぎが何回もあるし、時間も３倍以上かかる

はずである。

一日がかりで来ることを覚悟しないといけない。

遠くても、時間が掛かってでもそれでも

行きたいというエネルギーを私は買った。

そうだ人は時間をかけたくない。

そして出来るだけ合理的にと思うものであるが

たまにはアナログ中のアナログ、手間が掛かってでも

それをなしたいという情熱が大切だ！

その情熱は動機の厚さ、強さであろう！

求めるものが大きければ大きいほど、

その情熱は強くなる。

電話だ！　メールだ！と言う時代に

わざわざ時間をかけて訪問という、

そういう情熱のあることも大切だと思い知らされた。

来られた相談は、結婚運、仕事運という内容で

重たい内容ではなかったが

答えてあげる私の情熱もその人達に

お返ししないと申し訳ない気がしたのである。

帰りは近くのバス停まで送ったが、

バスが見えなくなるまで

この方達の幸せをお祈りして止まなかった。