遠山玉希の占い日記

ドラえもんのお友達で沖縄県出身の人がいる。

その方が私の病気のことを心配して黒砂糖と

マングローブのはちみつを送って下さったのである。

黒砂糖を１０袋も頂いた。

早速食べることにしたが、黒砂糖をそのまま食べても

食べきれない。

幸いなことに黒砂糖の袋の裏側に沖縄名物の

サーターアンダーギの作り方が書いてあった。

要するに黒砂糖の揚げお菓子である。

これは作らないと！

早速、作り方の説明を良く読んではじめた。

説明の分量の２倍分作ることにした。

説明通りにすると１５個出来ることになる。

しかし私の場合結果的には４０個揚げあがった。

１個が意外と大きい！

６〜７センチくらいの大きさのものが出来た。

たくさん出来たと喜んで１口食べてみた。

口に入れたとたん「渋い！、こりゃ何だ！」

と叫んでしまった。

分量通りに全て正確に計ってやったはずなのに・・・。

これまた、大変なことをしでかしてしまった！

よーく確認して念には念を入れたはずだったのに・・・。

もう一度よく見てみるとすべての分量は正しかったのですが、

ベーキングパウダーの分量を２倍にしてしまったようなのである。

これでは渋いはずである！

渋くない方がおかしい！

４０個も作ったのに・・・。

あ〜あ〜もったいない！

全部捨てるのももったいない！

私は恐る恐る、どらえもんにそして子供達に

事情を話して１個食べて貰うことにした。

するとみんなが

「これ美味しいよ〜。食べれるよ〜。」

と言ってくれた。

そんなことはないはずなのに関係なく２個３個と

有り難いことに食べてくれた。

「でもこれって、色も形もふんころがしに似てるね！」

と長男が言った。

みんながうん、うんとうなずいて妙に納得するのである。

「沖縄の方には失礼だが、我が家ではこれは

ふんころがしだ！（ふんころ菓子？！）」

と言いだした。

そう言われて意外と愛されたのである。

２〜３日の内にふんころ菓子は平らげられてしまった。

お世辞でも美味しいとはいけない代物である。

やれ！やれ！である。

今度は渋くない本来のふんころ菓子にしょうと

もちろん、リベンジを誓った私でした。

しかし我が家では何でも食べてくれるので驚きである。

（口に入れただけで渋さが残るのに・・・。）

有り難い、家族である。