遠山玉希の占い日記

Ｗｉｉは任天堂のゲーム機である。

１２月２日に発売されて、あっという間に売り切れになった。

このＷｉｉが我が家の救世主になったのである。

次男と三男がこのゲーム機を、欲しくて欲しくて

たまらないのである。

長男は全く感心がない。

ゲーム機に見向きもしないのである。

しかし二人は、ゲーム機とそのソフトのゼルダの伝説

の内容を、パソコンで毎日のように見ている。

発売される２〜３ヶ月前から、どうしたらＷｉｉが

手にはいるか考えていたようである。

Ｗｉｉが喉から手が出るように、欲しい様子である。

なんとか二人で共同作戦で、手に入れる方法は

ないものかと試案を練っているようであった。

今まで三男がアルバイトをしたお金が、

合計で１５，０００円くらいある。

アルバイトと言っても、家のちょっとしてお手伝いや、

おばあちゃんからもらって、お小遣いを貯めたものである。

次男は全くなしである。

次男はお金に関心がないから集めていない。

Ｗｉｉは２５，０００円する。

足りないお金をどうして集めようかと、

必死で考えているのである。

意外とがめつい三男が、自分の集めたお金を

すべてはたいても買いたいと、思っているようである。

これほどまでに欲しがっているので、

なんとかしてあげたいと

ドラえもんと私は思ったのである。

それで子供達と話し合った結果、

２ヶ月前から我が家ではある計画をたてた。

それはこうである。

テストの成績で今回はお金を出すことにした。

今まではしていなかったが・・・。

次男は期末テストがあるのでそのテストの成績が

８５点以上ならば５００円

９０点以上ならば１、０００円

９５点以上ならば１，５００円

１００点ならば２，０００円

そして三男もテストがあるのでそのテストの成績が

１００点ならば２００円

９５点以上ならば８０円

９０点以上ならば５０円

８０点以下ならばマイナス５０円

と取り決めたのである。

これを取り決めた日から次男の取り組む姿勢が

一変したのである。

今までもコツコツと勉強をするタイプであったが

もっとバージョンアップしたのである。

まず学校に行って友達に言いふらしたというのである。

「ぼく、これからテスト９科目９０点以上取るから・・・。」

みんなはそんなアホな〜と言わんばかりに

「まあ〜がんばれや〜！」

という感じだったのです。

それを言ってから、学校から帰ってくる時間が

遅くなってのである。

今までは学校が終わったらすぐに帰ってきていたのです。

部活は文化クラブなので、週に１回しかクラブに

行かなくても良いので、５時半か６時には

家に帰ってきていたのです。

ところがその日を境に、７時半に

帰ってくるようになったのです。

部活をしている子供達と同じような時間に変化したのです。

何故ならば授業が終わってから一人で教室に残り、

勉強をするためです。

本人に曰く、

「家に帰ってきて勉強するよりも、集中して勉強がしやすい。

効率がよいからこの方が、僕には向いていると思う。

それに、秀ちゃんに全部お金の負担かけるのは可哀想！

僕が頑張って少しでも良い点を取って

お金の金額を上げないとね〜！

申し訳ないと思うから、頑張るしかない！」

そう言って、来る日も来る日も夜７時半に帰ってきた。

勿論土曜日の日も学校に行く日は、しっかり夜まで

勉強をしてきたのである。

しかし、家に帰ってくるとリラックスしていた。

こんな日が続いてテストの日々がやって来た。

テスト前とテスト期間中は真剣そのものであった。

今までに見たこともないくらいに頑張っていた様子が

うかがえる。

きっとこの成果は上がっているだろう！

と私は思っていた。

その結果９５点以上が２つ

８５点以上２つとなっていた。

かなりのアップである。

合計今回のテストで４，０００円となったのである。

９，０００円にまではとても及ばなかったが

本人はとても、とても喜んだ。

苦労が報われたと言う気がした。

努力と頑張りが実を結んだ！

そして頑張れば出来るという、

自信につながったようである。

足りない金額の分は従兄弟が補充してくれた。

これでＷｉｉが買える事決定である！

自分たちの努力でＷｉｉが買えることが、

嬉しいようである。

苦労したことがこのように報われることの歓びを

感じたようである。

何かを達成した歓びは、彼にとって貴重な体験である。

物理や数Ⅱ、数Ｂなど理系の科目が特に良かったので

私にはほど遠い世界にいることを確信した。

私は理系ではないから、私が高校生だったら

赤点すれすれとれるかな〜という気がする。

欲しいものをすぐに買ってあげることも、

出来ないわけではないが、今回のように自分の努力を

付加した内容は、どれほどの効果があったか

計り知れないと思えた。

「我が家のＷｉｉ効果」は計り知れない！

なにわともあれ、Ｗｉｉがもたらした我が家への

プレゼントのような気がする。

Ｗｉｉさんに感謝！である。

でもそのＷｉｉはまだ我が家には来ていない。

やっと予約をするところである。

それでも子供達は満足げである。

めでたし！めでたし！

２０１４年１２月１３日（土）隣の建築物に想う！！

・・・命名・赤ちゃんの名前・改名相談・離婚後の名前

・姓名判断・相性占いはメール鑑定・天使の占いの遠山球希が

見たまま、感じたままをお届けします・・・・

ついに我が家の隣の空き地が家になる！

今、真冬なのに工事の真っ最中である！

私たちがこの地で家を建てて約２０年の歳月が流れている。

私たちが家を建てた時は、

周り一面何もない状態で、

隣に１～２軒ポツリと家があった程度だった。

この土地を決めたきっかけは

我が家のドラえもんのあこがれの海がすぐにあり

家から海が見えることが決めてであった。

隣の空き地は、我が家の急なお客様の

駐車場であり、また子供達の格好に遊び場だった。

砂地なので、砂を掘って穴を作ったり、

ままごと遊びなどもしていたのである。

ほのぼのとのどかな空き地であった。

時は流れ、あれから２０年！

我が家の周りはすべて埋め尽くされた。

あれよ！あれよという間に１４～５軒建った。

最期の１軒である。

先日、作業中の人に

ちなみに何が建つのか聞いてみた。

５軒はいるアパートであることがわかった。

あのゆっくりとした時の流れはもう戻ってこない！

子供達の成長と共に、

時代と時が流れている。

望郷ともいう哀愁が私の中をどよめいた。

あ～あ！懐かしい刻よ！

愛しい刻よ！

一瞬、一瞬刻まれていく刻を懐かしく感じ、

心が熱くなってきた！

これからの２０年、意志ある刻の刻み方をして

私は刻を大切にしていきたい！

時ではなく刻としての人生を歩みたい！

刻一刻と、時は流れる。