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ミツカン-中埜又左エ門の襲名

襲名という先祖の功労を相続

歴代のミツカンの社長は中埜又左エ門を襲名してきた。その意味は・・・・

●襲名で自分の歴史的な位置を知る

襲名ということで有名なのは、お酢で有名なミツカンの社長である。代々ミツカンの社長は「中埜又左衛門(又左エ門)」を名告ることになっていて、実際に戸籍まで変えているというから面白い伝統だ。

実際に風土が人を造るというが、そういうことはあるといった方がいい。何も大都会で何かが進行しているというよりは、消費地としての都会を支える地方の技術力製造能力が新しい時代を創造してきたといえる。

そういう意味ではミツカンは都会と地方のあり方をしっかりと構築してきたように思う。地方文化というものが江戸期を通して熟成され、それが次世代を担う人材の宝庫にもなっている。ソニーの創業者でもある盛田昭夫はミツカンとも関係がある地方産業の担い手である盛田久左衛門家の第一五代当主を嗣ぐ地位にあった。

そういう歴史というのは、地方の物作りの風土を背景にしているからこそ、出てくるということがいえる。ミツカンの社長の又左エ門襲名というのは、そういう伝統と初代の精神を忘れないという大きな戒めがある。

運勢学的には、この襲名というものには直接な意味を持たないのであるが、運命式全体を左右する理念や考え方、価値判断といった見えない部分で大きな先祖的な背景の力になっている。

要するに襲名といっても、全部の名前をごっそりと先祖からいただくという「伊達政宗」公のような例もあるが、この場合は先祖の功績と運勢をそのまま引き継いで、それを現代の環境の中で新たに創造しようという強い意欲の表れになる。
しかしミツカンの場合は、襲名というのは伝統を相続するという老舗の大きな使命を持っていて、その為に先祖の偉業を忘れることなく受け継ぐという意味で、ミドルネーム的な襲名となっている。
襲名と改名

そこが面白いのだ。だからといって運命式的に影響がないわけではなく、現在の当主である中埜又左エ門和英社長をみてみると、その影響の大きさが分かるような気がする。
ミツカンのホームページをみてみると、そのミツカンの歴史がよくわかる。
http://www.mizkan.co.jp/company/enkaku/index.html

1804年(文化元年) ・ 創業
酒粕酢醸造に成功した初代中野又左衛門が分家独立。造り酒屋が酢をつくる。
それは、勇気ある挑戦でした。

この初代中野又左衛門さんは相当苦労したのですが、その土台があったことによって、分家としての中野家が大きく世に出るきっかけとなったということになります。そのいきさつは、ミツカンの頁に詳しく載っています。
http://www.mizkan.co.jp/company/enkaku/episode01.html

そこで世界に向かって発展をする中埜又左エ門和英社長はどんな人なのかということを運命式的にみることも、襲名ということと先祖という観点からは重要なことになると思います。
中埜又左エ門和英社長の運命式をみてみましょう!

<中埜又左エ門和英社長の運命式>

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●ミツカングループ本社八代目・中埜又左エ門和英社長に聞く
「時代や環境の変化に合わせてそれぞれ又左エ門が意思決定を」

食酢メーカートップのミツカングループ本社は本年創業200年を迎えた。今年6月24日の「中埜酢店」の設立記念日に、中埜和英社長は8代目又左エ門を襲名した。襲名にまつわるお話や、同社の経営姿勢、あるいは今後の展開など忌憚のないところを伺った

―― 8代目又左エ門襲名に関してお聞かせいただけますか。先代がお亡くなりになって1年以上が過ぎて、この時期に襲名をしようとお考えになった確固たる理由がありましたか。もしおありでしたら、お聞かせ下さい。

これまでに知人の襲名には、何回か出会わせたことはありましたが、自分のこととして真剣に考えたことはありませんでした。襲名について考え始めたのは、実は、先代が逝去してからです。先代が逝去したから襲名するのではなく、自分にとって、あるいは、会社にとって大きな節目だから襲名するということにしたいと考えるようになりました。それが、創業200周年という今年であり、母なる会社である「中埜酢店」の80回目の設立記念日である6月24日ということです。また、ちょうど創業200周年を機会に新しいグループビジョンを策定しているところでもあります。

―― 8代目を継いだことで、ご自身のお気持ちの上で、何か変化はありましたでしょうか。

先祖代々の又左エ門という名を名乗るということと、自分らしさを発揮するということを、どうにかして両立させたいと考え、襲名についてはいろいろと悩みました。ちょうど、創業200周年を機会に新しいグループビジョンを策定しているところですが、新しいグループビジョンでは、ミツカングループらしさを打ち出したいと考えていました。自分も個性を発揮したいと考え、新しいグループビジョンも会社としての個性を打ち出したいと考えているならば、自分が襲名をして、会社としての個性を実現するリーダー、すなわち、歩くビジョンになればよいと考えるようになりました。ところで、今回の襲名では、自分で自分の名前をつけるという大変貴重な経験をさせてもらったと思っています。

―― 7代目から直々に「8代目を継ぐんだぞ」といわれたのはいつ頃だったんでしょうか。

わたしには男兄弟がわたしを含めて3人ありましたが、先代は男1人女3人の4人兄妹だったので「自分にはスペアはなかったが、子供にはスペアがたくさんある」と笑い話で話していたようです。わたしが当社に入社ししてしばらくして、先代が「8代目はおまえが継げ」と云ってくれましたが、「経営は別だぞ」ともいわれました。もしもわたしに経営者としての能力がなければ別のひとに経営は任せろといわれました。
襲名と改名

◆中埜又左エ門和英社長の社会的な性格

中埜又左エ門和英社長の社会的な性格は、自分のおかれた環境の中でそれを材料にしながら、自分の目的をしっかりと定めて行動していく性格をしています。それにそれだけではなくて、意外にもパートナー型の性格をしていますから、オーナー社長にありがちな独断や専行というようなことはないと思います。ちゃんと相談すべきところは相談しながらというパートナーシップを持っているということです。
ここがいいところなのだと思います。

◆仕事運や人気運をみてみましょう。

仕事運や人気運は、やっぱりオーナー型の社長にふさわしく命令型です。自分がトップに立ってリーダーシップを発揮することが自分のつとめだと考えています。その分自分に対しても孤独な世界を持たなければならないということになりますが、そこをカバーしているのが社会的な性格であるパートナーシップということになります。

中埜又左エ門和英社長の場合は、老舗の暖簾を守りながら、代々の又左エ門が担ってきた事業に対する伝統をしっかりと受け継いでいくという決意がありますから、そこが一番のポイントになります。だからこそ、与えられた環境から逃げることなくその環境を積極的に利用するという、そして常に変革を求めてやまない先祖伝来の伝統が生きてくるということがいえます。

先祖の応援を受けることのできる姿勢が、見えない世界といえる世界のバランスをしっかりと取ることのできる経営へとつながっているといえるでしょう!

◆これからのミツカン

運命式的にみれば襲名ということが、ミツカンの伝統の重さと同時にミツカンを相続するという重大な先祖との契約行為ということになります。そこが、単に企業を受け継ぐというコットは意味が違うのです。

一般の企業が、有能な者を抜擢して社長として企業の存続を図っていくのと違って、襲名は見えない遺産をも引き継いで、それを現実化していくという先祖と現代のコラボレーションということがいえるのです。

―― 200年の歴史を有する企業のリーダーとしての思いがおありだと思いますが、襲名披露の時期に「変革と挑戦」を受け継ぐんだと口にされました。これをもう少し具体的にお話頂けますか。

変革と挑戦は、初代から7代目までが常に時代や環境の変化に合わせてやってきたことです。食酢は初代から今までやりつづけていますが、それはたまたまのことであり、食酢以外は時代や環境の変化に合わせていろいろなことに挑戦をして、そして、これも時代や環境の変化に合わせていろいろなことから撤退してきました。ミツカングループの企業理念のなかで永遠に守るべき二つの原点があります。「買う身になってまごころこめてよい品を」と「脚下照顧に基づく現状否認の実行」です。これは2つともどのようにやるのかを表したものであり、何をやるのかを表したものではありません。何をやるのか、あるいは、止めるのか、ということは、時代や環境の変化に合わせて、それぞれの又左エ門が意思決定をしてきました。これまで七人の又左エ門が各々自分が信じて意欲ある仕事を始め、あるいは見切りを付けてきちんきちんとやってきたから200年もやってこれたと思っています。

―― ご自身の個性を発揮し、ミツカングループの個性を発揮したい、ともいわれましたが、それはどのような道筋を経て築いていかれるおつもりでしょうか。
先ほどもお話ししましたように、現在、新しいグループビジョンを策定しているところです。来年の春先にはみなさんに発表できるように準備を進めています。新しいグループビジョンでは、ミツカングループらしさを打ち出していきたいと思っています。ミツカングループらしさとは、健康を軸とした商品や事業を展開していきたいということです。「ミツカン」というブランドは、お客様から健康によいと思われていますが、この強みをさらに尖らせていきたいと思っています。


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