◆◆うめよふえよ子は宝
少子化で日本の様々な政策が根本から考えなおさなけれなならない事態が続いています。これは何かというと、子供を産む数が減ってきたことというよりも、もっと大きな問題があるのです。それは、若者がだんだん結婚しなくなってきたということなのです。要するに晩婚化ということが大きな問題になってきたということです。
例えば1955年では初婚の男子が26才くらいで結婚し、女子は24才くらいで結婚します。それが、2006年になりますと初婚の男子が30才、女子は28才となって晩婚化の傾向が著しくなっていることがわかります。
それから離婚率も問題なのです。現在43秒に1組が結婚するのですが、その内に5年未満の離婚が1/3になるということです。ということは、離婚の危機というのは5年を越えるとある程度回避できるということになります。
どちらにしましても、5年以内の離婚というのは、子供が生まれるかそれとも生まれていないかという段階になりますから出生率の問題にも影響があるのです。晩婚化で5年以内に1/3が離婚するとなると、子供が誕生する可能性も少なくなるのです。
結婚の時のプロポーズはたぶん男性の方がすると思うのですが、その男性がプロポーズを躊躇するようになっているのではないかということです。それは、経済的な理由が大きな原因ということがいえます。一家を支えるだけの収入と社会的な地位などを考えると、すぐに結婚できないと考えてしまうのです。
もう一つ男性の特徴として、男性ホルモンにテストステロンというのがあります。これは競争心や独立心を高めるホルモンですが、もし女性にプロポーズして断られると、深く傷つき立ち直りが遅いのは男性の方なのです。ですから、女性を深く愛していればいるほどプロポーズに慎重になるのです。