◇ 三浦容疑者は中署の調べに対し「(少女と)カラオケや飲みに行ったことはあるが、淫行(いんこう)をしたことはない」と容疑を否認している。
同署によると、同容疑者は20日午後、名古屋市内のホテルで、三重県内の専門学生の少女(16)に現金を支払う約束をし、みだらな行為をした疑い。市内の出会い系喫茶で知り合い、少女がアパートを借りるための敷金30万円を支払う約束をしたという。
「県民におわびする」と話す神田真秋知事=北名古屋市内で
◆「情けなさと怒り」 謝罪続く知事
県職員の相次ぐ逮捕に、前日の会見で謝罪したばかりの神田真秋知事。「再発防止を県庁挙げて取り組まなければならない。県民の皆さんに真摯(しんし)におわび申し上げる」と再び謝罪した。
北名古屋市内で取材に応じた神田知事は「情けない思いで、怒りすら覚える」と切り出し、「私生活とはいえ、公務員に対する県民の信頼を裏切った」。青少年の健全育成を担当していた職員による児童買春容疑での逮捕には「重く受け止める」と険しい表情を見せた。
「こういうこと(不祥事)が重なり、公務員に対する信頼そのものが問われている。手をこまねいていてはいけない」と話し、再発防止を徹底させる考えをあらためて強調した。
■買春という情けない行為をした青少年健全育成業務を担当公務員がまだいる
「青少年健全育成業務を担当していた県社会活動推進課の三浦輝樹容疑者(44)が22日未明、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。県職員の逮捕はこの1カ月余りで4人に上る。さらに、青少年の健全育成に取り組む職員による児童買春だけに、県政の根幹を揺るがしかねない事態だ。県民の信頼をどう取り戻すのか。県には重い課題がのしかかっている。」
毎回毎回買春やら売春、というニュースが届く。一体人間の愚かさというのは際限がないのかと嘆きたくなる。
しかも一般人が事件をおこすのではない。公務員という民間の見本とならなければならない指導すべき立場の人がおこすのであるから、既に公務員という肩書きを持つ人たちの精神が堕落してしまっているとしか考えられない。