●音と脳の関係
言葉には次の要素がある。それは
@意味
A文字
B音
ということ。ここでは、意味や文字というのは、知覚や視覚情報なのだが、音というのは、実は語感情報なのである。語感情報というのは何かというと、音から受け取る隠れた情報である。
例えば、「あゆみ」という呼び名の人がいたとしましょう!この人を呼ぶときに、文字で書けば「ayumi」という音になります。
しかし、そこには発音するときの語感というものがある。「ayumitt」と呼んだときは、この音になっていない「tt」の音も実は音を形成する大きな役割をしていることになる。これは相当強い呼び方をして、語感としては叱責をされている感じを受け取ることになる。
というように音の組み合わせによっては、運命式的に強くないのにそのまま発音すれば相当強い語感を相手にもたらせてしまうことがある。
これでは、自己の表現と一致しないために相当損をすることになる。
●音の特徴
a: 素朴で暖かい 素のままの音
b: たまったものを放出する振動音
d: たまったものを放出する振動音
e: ひろく遠く漠然とした意識の音
f: 曖昧な音
g: 緊張 膨張 放出 力強さ 賑やかさ
h: 暖かく開放感のある音
i: 突き放すような音 エネルギー発散を止める音
j: 摩擦を感じさせる音
k: 強さ スピード ドライ 丸さ
l: 乱反射や透明感のキレイ音
m: 自分の真芯に響く音 柔らかさ 優しさ 内側の音
|