それから名前が変わっていくことで自分自身の意識が大きく変化するのである。要するに名前が節目節目で変わることで、自分自身のそれまでの様々な呪縛から自分が解放されるのである。名前は多くの人に呼ばれることによって自分の個性といつの間にか一体化してしまうのである。だからこそ、自分の成長に合わせて名前も成長していくようにした方がいいのである。そういう意味では、江戸時代までの方が個人に優しいということがいえるような気がする。
◆ 姓と名のバランス:
姓と名のバランスが何故大切かというと、姓は先祖が最も関心を持つところであり、名前は本人が一番関心を持つところでもある。その姓と名がバランスがないとどうなるのだろうか?
これはちょっと考えてもらえばいい。わかりやすくいえば、親の願いと子供の願いが全く合わなければ、結局親と子が決裂して心の方向性がバラバラになって一致しなくなってしまうことになる。そうなると、親も子も様々な葛藤をしなければならなくなり、平安ではなくなるということになる。
姓と名のバランスが一致しない場合は、この親子のような関係と同じに自分自身の中で矛盾が起こってしまうことになるのである。そういう苦しみを自分が背負わなければならないということになる。これは結構きつい。
自分の中で先祖と自分がせめぎ合いをしなければならないからである。そう考えるとこの先祖と自分を表す、姓と名のバランスほど重要なものはないということになる。
ではどんなバランスがいいのかということになる。それは先祖を表す姓と個人を表す名が共に協力し合うという関係を築けるということが大切になるということだ。問題はどうしたらそういう「いい関係」を築けるかということになる。これはちょっと難しいから「天使の占い」に任せるしかないことになるが、それでも、自分が努力してバランスを築ける方法はしっかりとあるということになる。
運のいい人というのは、そういう自分の扱い方を知っている人といっていいだろう!だから、「ついている」ということになる。何がついているのかというと、協力してくれる先祖がついているということなのである。いい先祖についてもらえる自分になる。それが運勢を良くしていく一番の近道なのだ。
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