★(4代)岡本重當の運命式
26 13 22
21 35 14
30 22 27
★(5代)岡本廣當の運命式
26 13 28
21 41 20
36 28 33
1代から5代までの流れを見てみると、江戸草創期から経済体制ができあがるまでの特徴が分かる。
それは、この淀屋の特徴は「政商」であるということなのだ。
運命式全体に流れる特徴が「政商」であることを物語っている。強烈な自己顕示欲と主体性、自己中心性、それに戦略性、策戦性、思慮深さ、が基本となっていて、そこに様々な運勢が絡み合っている。
このことは、権力と結びついて、その力によって様々な術策を用いることで商業を成り立たせるというのが、この運命式から見えてくる淀屋の基本的な内容だ。
そして仕事運の変遷が実に見事だ。
それは、初代は智恵→二代目はアイデア→三代目は実績→四代目は苦難→五代目は思索 というように流れてくる。
この流れは繁栄に繁栄を重ねてきているような淀屋の本当の運勢の流れを表している。人々が見る繁栄の影で、本当の姿が隠されていただけなのだ。それは権力を相手に仕事をするものたちの危うさがいつもあるということだ。