赤ちゃんの命名 改名相談 画数 姓名判断 相性

■海上自衛隊スパイ事件
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　　　●２０００年９月７日、東京港区浜松町都営地下鉄浅草線の大門駅近くのある
　　　レストランバーに中年の外国人とスーツ姿の日本人が姿をあらわした。７時ご
　　　ろである。
　　　二人は時間通りに店を訪れ、予約席に座った。そこは柱の陰になり入り口から
　　　は見えにくい席、大きなスピーカーから洋楽が流れ話は周囲に聞かれる心配は
　　　ない。計算し尽くされた演出である。
　　　
　　　●人目には、サラリーマンの商談か何かのようにしか見えない。
　　　ここに来るまでに二人は伝言サービスで秘密裏に連絡を取り合っていたのであ
　　　る。席に座るとしばらくして二人はビールとジントニックを注文した。
　　　日本人の手には、茶色い封筒が抱えられていた。
　　　
　　　●何時の間にか、店には中年サラリーマンやらＯＬ、ガイドブックを手にした
　　　若者風のカップルなどで賑わしくなった。
　　　二人の間では会話が始まっている。店員が注文のあったビールとジンを運んで
　　　いこうとした時である。賑わしかった客たちが何時の間にか二人を取り囲むよ
　　　うにたったのである。総勢１４人、その下には茶封筒を抱えた日本人男性がう
　　　なだれて座っていた。
　　　かたや外国人は興奮して叫んでいた。
　　　
　　　●わずか数分の出来事で、店は何事もなかったように静かになった。このわず
　　　か数分の出来事が、海上自衛隊スパイ事件であったのである。
　　　興奮して、「ウイーン条約で外交官は保護されている」と叫んでいたのは、ロ
　　　シアのスパイＧＲＵ（ロシア軍参謀本部情報総局）所属のビクトル・ボガチョ
　　　ンコフ海軍大佐である。
　　　うなだれて座っていたのは、防衛庁防衛研究所所属の三等海佐・○○繁博であ
　　　る。
　　　取り囲んでいたのは、警視庁と神奈川県警の捜査員たちであった。
　　　
　　　●『警察です。事情聴取に応じてください』ここからすべてが始まった。
　　　折りしも、スパイ組織ＫＧＢ出身のプーチンロシア大統領が公式訪問を終えて
　　　離日した直後のことである。これがよいお土産になったかどうかはわかりませ
　　　ん。
　　　まあ、日本の国はスパイだらけだけど、仕方ないよね！プライバシーもなかな
　　　か守られないんだから！でも、工業立国の日本にとっては、防衛もそうだけど
　　　産業スパイには相当気をつけなくっちゃ！
　　　
　　　●不祥事が続く警察にとっては、ちょっと胸を張れそうです。
　　　ところで、この三等海佐○○は何故、ロシアのスパイになったのでしょうか？
　　　
　　　一言で言えば「ミイラ取りがミイラになった」ということです。
　　　この、○○三等海佐の人となりを研究してみましょう！
　　　
　　　●○○繁博三等海佐の占い運命式（姓名判断）
　　　
　　　社会的性格　チンパン　ライオン　トラ　
　　　人気運　　　タヌキ　　仕事運　　キツネ
　　　家庭内性格　チンパン　タヌキ　ライオン
　　　心霊運　　　チンパン
　　　愛情運　　　キツネ
　　　
　　　流運　　　　　　人気運　仕事運　　心霊運　愛情運
　　　１才～１５才　　カメ　　チンパン　カメ　　ゾウ
　　　１５才～３０才　ウシ　　ヒツジ　　トラ　　ヒツジ
　　　３０才～４５才　カメ　　チンパン　カメ　　ゾウ
　　　４５才～６０才　ウシ　　ヒツジ　　トラ　　ヒツジ
　　　
　　　●先ず、彼の社会的性格から見てみましょう！
　　　チンパン　ライオン　トラ　とありますから、目的指向型で理想化肌、人情的
　　　で人がよく人との関係が切れないといった特徴があります。
　　　仕事の運勢は、知的で細かい仕事に運勢がありますが、気配りを怠るとトラブ
　　　ルになります。
　　　
　　　●彼の流運によると、３０才くらいまではとても自分勝手になります。自分が
　　　一番で自分の目的をどこまでも通そうとします。そして、彼は３０才過ぎから、
　　　陸自調査学校に（情報の専門学校）２度入校しています。
　　　この時までの先輩幹部自衛官曰く「強引な性格の人間が多い海上自衛隊の中で、
　　　珍しく学究タイプだった。部隊勤務も幕僚勤務も気に入らなかったのではない
　　　か。自分のやりたいことをやると言う雰囲気があった」と振り返る。
　　　
　　　●こうして彼は、情報のプロになるべくその目的を定め準備していったのです。
　　　それは知的な仕事を求める彼の仕事の運勢にもあっていたのです。
　　　そして、彼の流運が次のステージに入った時、仕事運は人とのつながりを求め
　　　る運勢になります。もともと人情的で人がよい所がありますから自分の研究成
　　　果を生かして、人脈の開拓に乗り出そうとしたのです。
　　　まあ、外見の印象は頑固な信念型に見られますが！
　　　実際彼は、将来モスクワの駐在武官になりたいと、その希望を同僚に話してい
　　　たとのことです。
　　　
　　　●こうして、情報のプロがその情報をえさにして、何時の間にかスパイにさせ
　　　られていた。という皮肉な結果になってしまったのです。これが情報戦と言う
　　　ものですが、それも彼の持つ性格、運勢などが上手に敵に利用されたと言うこ
　　　となのです。それほど、敵は優れていたと言うことです。自衛隊も情報戦をも
　　　っと研究すべきと言う教訓なのではないのでしょうか？