井上康生・母に捧げた金メダル
■井上康生・母に捧げた金メダル
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シドニーオリンピックの余韻が覚めやらぬ日々が続いています。それほど、今
回のオリンピックは、ミレニアムニに相応しく感動的でもありました。
今回も、占いニュースはオリンピック柔道を取り上げてみたいと思います。
9月2日号で取り上げた、柔道女子78キロ級の阿武教子選手は、やはり彼女
の持つドラゴンの運勢(心霊運―精神的に不安定になって、周りの環境の影響
を受け、気分によって変わってしまう)の影響が出て、占いニュースで取り上
げたように、ドラゴンを味方にすることができなくて初戦敗退になってしまっ
たのです。
●『シドニー五輪では、彼女は78キロ級代表に選ばれました。世界選手権を
連覇した彼女が、アトランタでの二の舞を踏まないためには、オリンピックと
いうドラゴンに彼女のトラが飲み込まれないことが大切です。彼女のトラがド
ラゴンをコントロールすることを祈るばかりです。そのためには、オリンピッ
クと言うドラゴンを味方につけてしまうことです。』
「今回は五輪も2回目。オリンピックだ、とあまり考えずに臨もうと思ってい
ます。パリ世界選手権もフランス国際のつもりでやったし、去年の世界選手権
も、イギリス国際なんてないんですけど、そんなつもりでやった。今度のシド
ニーも、オリンピックだ、というふうに気持ちがならないように臨みたい」
●オリンピックという特殊な環境の中で、実力はありながらも敗退していく選
手、日頃の実力以上の成績を残す選手、様々なドラマが展開されていくのです
が、どうしてこういうドラマの違いが出てくるようになるのでしょうか?
それらは、自分の持つ運勢をどのように自分で運営していったのかが大きな分
かれ道になるのです。そういう意味で、柔道100キロ級の井上康生選手は、
周囲が認めるその実力もさることながら、彼は自分の運勢を上手に味方につけ
て勝利していったものと思います。
●彼を語るには、その演題にもあるように彼の家族を、特に父母との関係を見
なければ、正しく理解することができないと思います。そこで、家族のそれぞ
れの占い運命式(姓名判断)とその関係を考えて見たいと思います。
先ず、それぞれの占い運命式(姓名判断)を見てまいりましょう! 父親の明さん(53才)
社会的性格 トラ ウシ ウシ
人気運 タヌキ 仕事運 カメ
家庭内性格 トラ キツネ ウシ
心霊運 トラ
愛情運 ヒツジ
流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 タヌキ ウシ カメ トラ
(60才~75才)
15才~30才 トラ ライオン キツネ タヌキ
30才~45才 キツネ ウシ カメ トラ
45才~60才 トラ ライオン キツネ タヌキ
母親のかず子さん(51才で永眠)
社会的性格 カメ タヌキ ウシ
人気運 カメ 仕事運 カメ
家庭内性格 カメ ライオン タヌキ
心霊運 カメ
愛情運 チンパン
流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 タヌキ ウシ ウシ ウシ
(60才~75才)
15才~30才 ウシ ウシ ウシ チンパン
30才~45才 ライオン ヒツジ ヒツジ ヒツジ
45才~60才 ウシ ウシ ウシ カメ
本人康生(22才)
社会的性格 ヒツジ トラ ウシ
人気運 ヒツジ 仕事運 タヌキ
家庭内性格 ヒツジ ウシ トラ
心霊運 ヒツジ
愛情運 キツネ
流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 チンパン トラ カメ ヒツジ
15才~30才 カメ ヒツジ チンパン トラ
●この家族構成を見ていくと、家族の交流を図り、支えているのはお父さんで
あることがわかります。このお父さんの家庭内性格は頑固で、親分型自分が一
番という強さを持っていると同時に、細かく気配りのできる性格です。強さと
気配りと言う二つの世界は、兄弟達の愛情運をしっかりと捕まえて交流ができ
るのです。
●お母さんのかず子さんは、思慮深いやさしさと目的指向型の激しさの二つの
側面を併せ持った人なので、夫婦の交流は難しいのですが、息子達の柔道があ
ったからこそ、夫婦として保ってこれたのではないかと思います。
●このかず子さんは個性的な人で、流運の30才から45才くらいまでは、心
霊運がヒツジのため、目的指向型の性格が回りの環境とか人の心の環境に大き
く影響を受けます。それが目的となって社会的人間関係にも主体的な影響を与
えます。ですから、柔道と言う目的を自分の目的とするようになってからの世
界は、それがすべてであったと思います。そして、柔道という媒体を通して夫
婦、親子のつながりができたものと思います。特に、愛情運がチンパンで人間
的な愛情を求めるかず子さんは、康生さんが15才からの流運に入ると、その
人間的人情的な世界にその思い入れをますます強く致します。
●次のようなエピソードがあります。「インターハイで、まさかの敗退、2位
の賞状に甘んじていると、その賞状を役員の前で破って、お前には2番は似合
わん」と言ってのけたのです。これなどは、目的指向型の性格面目躍如といっ
た所です
流運が45才を過ぎる頃から、かず子さんは形にこだわるようになります。一
番にならなければ、優勝しなければならない。という柔道家としてのスタイル
です。その想いを強くし、志半ばにてくも膜下出血で帰らぬ人となったのです。
●さて、このような夫婦に育てられた康生さんはどんな人となりでしょうか?
次兄の智和さん曰く「子供の頃から、勝負に入れ込みすぎて目の前しか見えな
い窮屈なやつだった」といっております。
●実際彼の家庭内性格は、ヒツジ、ウシ、トラ、となっているように、頑固で、
自分が一番、自分勝手でわがまま、都合のいい様に自分をしてしまうという世
界を持っています。
それに短気です。また、彼の人気運、仕事運などを見ていくと、本性の持つ激
しさに比べて、どちらかというと女性的で相対的、静かで考えるといった運勢
でしかありません。
これでは、通常アンバランスで、自分の持っている運勢をその性格の持つ激し
さがこわしてしまうのです。
●では、何故彼はオリンピックという大舞台で、豪快な一本勝ちをすべて成し
遂げて、金メダルに輝いたのでしょうか?
●その秘密は、お母さんの死にあります。彼の占い運命式(姓名判断)の持つ
ポイントは、心霊 運のヒツジが握っていたのです。この占い運命式(姓名判断)
を持つ人は、見えない世界の影響 を心が受けて、それによって運勢が大きく
転換してしまうのです。
●彼は、そのまま行っていれば自分のためのシドニーだけでしかなかったと思
います。そして、周囲の人の環境も、霊界も味方にすることができなくて、自
分勝手な独り善がりの柔道になってしまったと思います。
●次兄の智和さんは「お袋が死んでから、あいつは変わった。顔つき、たたず
まい、そして気持ち」と言っています。
康生さんにとって、シドニーオリンピックは、お母さんのためのオリンピック
になったのです。このことが、見えない人の心の影響を味方につけ、あの世の
お母さんまでもオリンピック会場に呼び寄せて、自らの占い運命式(姓名判断)
の弱点を転換し てしまったのです。
●自己中心から本物の男としての主体性を甦らせたのです。
●彼のオリンピックは、お母さんの金メダルでもあったわけです。そして、彼
がお母さんから立派に一人の男として巣立ちをした日でもあったわけです。
●第27回オリンピックシドニー大会、柔道100キロ級井上康生が5戦オー
ル一本勝ちで見事金メダルに輝く。その時彼は、母の遺影を金メダルの代わり
に高々と観衆にあげて見せたのです。それは、見えないお母さんの霊に向かっ
て「彼一流の母への報告」であったのかもしれません。
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