三田佳子次男の覚醒剤事件
■三田佳子次男の覚醒剤事件 本当の姿は？
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神奈川県警少年課は、10月25日覚醒剤乱用パーティを開いたとして、覚醒剤取
締法違反容疑で三田佳子の次男・高橋祐也容疑者（２０才）を逮捕した。
警察によれば、高橋らは16日午前零時ごろから同2時ごろの間、高橋容疑者の自
宅地下室でパイプに入れた覚醒剤をバーナーで過熱して順番に吸引した疑い。
高橋容疑者は、２年前の９８年１月やはり自宅地下室で仲間と覚醒剤パーティ
に耽っているところを麻薬取締官に踏み込まれ現行犯逮捕されていた。
●ここまでは新聞報道もされたし、それから以後はマスコミ、週刊誌がこぞっ
てこの問題を社会問題として取り上げ、ワイドショーなどは出番とばかりに勇
んで取り上げています。
２度目の事件ということもあって、事件に対する三田佳子の対応を取り上げ、
親の責任、母親やめろ、女優やめろ、などとやかましく騒ぎ立てていますが、
どれもこれも表面的な世界をなぞっているばかりで、三田家の問題が女優とい
う特殊な職業の家庭に育った、お金持ちの坊ちゃんの事件の域を出ないで入る
のです。
●この問題は、本当は深刻な問題で、現代日本社会の家庭のあり方が問われて
いるのです。この問題を一般家庭に当てはめてみると、１）お金持ち―お金が
自由になる ２）両親共働きで母親が家庭にいない ３）兄弟が少ない ４）
家庭どうしの交流がない（近所付き合い）
こんな条件に見合った家庭は、現代日本社会では当たり前の如くあるでしょう
！何も女優業三田佳子の家庭の特殊事情というわけではないはずです。覚醒剤
という事件は、こう考えるといつでも私たちの周りで起こりうる可能性のある
事件なのです。
●新聞、マスコミは教育が間違っていたとか、金を与えすぎだとか、いろいろ
といいますが、どこの親が子供の教育に自信がありますか？ お金を与えすぎ
ていない親はいないとでも言うのでしょうか？ （物を与えすぎている親はた
くさん入ると思います）
私は三田佳子を弁護するつもりは毛頭ありません。問題は、この事件から自分
達の家庭を今一度見直す必要があるということです。
この事件を分析してみるとそれは「家庭という閉鎖回路が孤立をしていて、社
会を形成していないことから起こった不幸な事件」ということが言えるのです。
これは現代社会が窒息状態にあることを物語っています。
●そこでこの三田家の家庭という閉鎖回路を、占い的観点から分析してみたい
と思います。先ずそれぞれの占い運命式（姓名判断）を出して見ましょう！
△事件を起こした本人高橋祐也（２０才）の占い運命式（姓名判断）
家庭内性格 ドラゴン ヒツジ タヌキ
心霊運 ドラゴン
愛情運 タヌキ
高橋祐也の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
１才～１５才 チンパン ライオン ウシ トラ
１５才～３０才 チンパン ライオン ウシ トラ
３０才～４５才 チンパン ライオン ウシ トラ
４５才～６０才 チンパン ライオン ウシ トラ
△三田佳子の夫、高橋康夫（５９才）の占い運命式（姓名判断）
家庭内性格 ウシ カメ タヌキ
心霊運 ウシ
愛情運 ライオン
人気運 トラ
仕事運 ウシ
高橋康夫の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
４５才～６０才 カメ トラ ゾウ ウシ
６０才～７５才 ライオン タヌキ チンパン ヒツジ
△三田佳子（５９才）の占い運命式（姓名判断）
家庭内性格 チンパン ライオン キツネ
心霊運 チンパン
愛情運 ウシ
人気運 ライオン
仕事運 ウシ
三田佳子の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
４５才～６０才 ウシ トラ ライオン トラ
６０才～７５才 チンパン ウシ チンパン キツネ
△長男高橋洋介（２５才）の占い運命式（姓名判断）
家庭内性格 トラ トラ キツネ
心霊運 トラ
愛情運 キツネ
高橋洋介の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
１才～１５才 ウシ トラ ゾウ カメ
１５才～３０才 ヒツジ ウシ チンパン ライオン
●＜高橋祐也の愛情運＞
彼の持つ、家庭内性格や愛情運を見てみると、どうしても男性的な要素は出て
きません。
占い運命式（姓名判断）の中に陽性の動物がいないのです。陰性の動物ばかりで、
男として生ま れたのに中味は、女性的な世界ばかり持っているのです。これでは
主体性にかけて、自分の意志というものを現すことができないのです。
しかも、心霊運にドラゴンという動物がいて、これは問題になります。
ここで、もっとも大切なことは彼がどんな愛情を求めていたかということなの
です。彼が求めていた愛情とは『やさしさ、真心、思いやり』なのです。
家族の中に、こんな心の通う世界があれば、表面的でもいいからそのような言
葉のやり取りがなされていれば、事件は起こらなかったかも知れないのです。
残念ながら、両親にも長男にも心のやさしさという世界は一つもないのです。
父親は頑固でまじめ、プライドが高く目的指向型、母親の三田佳子は人情的で
すが、プライドが高く目的指向型で知的です。長男は自分勝手で、自分の思い
込みが強く知的です。
このような男性的な強い家族に囲まれて、満たされない愛は心を傷つけていっ
たのだと思います。
●＜三田家の家族関係＞
この家族の愛情運は、父親がライオン、母親がウシ、長男がキツネとなってい
ますが、実はこの３人が家族で、祐也は家族の一員になっていないのです。
家族とは、そこにいることが自然であり、存在することが安らぎであり、何か
を与えてくれ、心が感じるところがあるものなのです。
そういう意味でこの３人は、自然な愛情の交流回路ができているのです。意識
していなくてもそういう心の状態ができているのです。ところが、祐也だけは
違うのです。愛情の交流ができないため、疎外感を感じつづけてきて、女性的
な世界しかないために自己主張ができず心は傷ついてきたのです。
心の世界から見れば、祐也は実は三田家の家族ではなかったのです。
●＜ドラゴンの復讐＞
疎外感を感じつづけてきた祐也には、魔物が住んでいました。ドラゴンです。
このドラゴン、状況次第によって悪魔にも天使にもなるのですから大変です。
祐也の場合は、愛情の欠乏から来る疎外感というマイナスの要素がドラゴンを
悪魔に変身させてしまったのです。
こうなると、エネルギーは強い悪の力が働き、思いもかけぬ力が湧いてくるの
です。突然の強い主体性、思いもかけぬ行動、それまでの人格が一変するよう
な姿になってしまいます。彼のドラゴンは、彼の家族と今まで思っていた人た
ちへの復讐に立ち上がったのです。しかし、どんなに復讐しても、彼の愛は満
たされることはないし、愛はもどってはこないのです。
何故ならば、両親は自分達は何もしていないのに、何でこんな子供が生まれて
きたのか？何でこんな子供に育ったのか？皆目分からないでいるからです。自
分達が原因とは考えてもいないのです。自分達こそ、不肖の息子によって被害
を受けたと思っているのが本当の所ではないでしょうか？
●＜閉鎖回路の悲劇＞
どんな小さな組織も、それ自体で完全であるというものはないのです。もし、
それ自体でリサイクルしているようでしたら、それは反復だけがなされる循環
型の世界でしかありません。これでは発展性はないのです。家庭もそうです。
自分達と回路が結べない人がいるからこそ、他の家庭との関係ができると考え
るべきでしょう！家庭のつながりが社会であると考えるならば、家庭はもっと
オープンであるべきですし、オープンな家庭を築くことが地域とか、社会のつ
ながりを面白いものにすると思います。
三田家も、もっとオープンな家庭のつながりを社会と持っていたなら、自分達
が持ち合わせていない世界でも、社会が、他の家庭がないものを埋め合わせて
くれたでしょう！
そういう意味では、この夫婦は社会とのつながりでは、自分の目的にあった世
界だけとつながり、自分の言うことを聞いてくれそうな人とだけ付き合うとい
う姿勢であったことが、オープンな社会とのつながりを切断してしまったこと
になります。
夫婦に責任があるとすれば、家族全体をどうしたらもっと素晴らしくできるか
という意識に欠けていて、そういう行動を起こしてこなかったことによると思
います。
三田佳子の小さな意識が、自分という世界しか見てこなかった意識が、家庭と
いう小さな閉鎖回路を形成してしまい、そのことが一人の人物を排除してしま
い、疎外感を感じさせ、その人生を狂わせてしまったということがいえるでしょ
う！
●なんびとでも人の人生を奪うことはできないのです。三田佳子の小さな意識
が結果的に一人の有意な人生を無為に帰したとすれば、それは、親としての最
大の罪になるのです。子供の生きる希望と理想を奪ったことは、法律では裁け
ない良心の罪です。
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