お金にまつわる事件
■お金にまつわる事件
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庶民感覚から行くと、世の中いっこうに経済が回復しているという実感が伴わ
ないのですが? 政府の経済政策も薬がきいているのかいないのか、やぶ医者
にかかったような変な気分のこの頃です。
とまあ、私ごときの個人的な世評を語っても始まらないのですが、それにして
も、世の中お金にかかわる事件の多いこと。それも、余人の常識を超えた金額
が飛び交っているのですから、あるところにはあるんだなーと、一人貧乏人の
つぶやきでした。
今回は、お金にまつわる代表的な事件から、私達もお金という動物をうまく調
教できる調教師になれる何かが見つかればイイナと思います。
●最近KSD(中小企業経営者福祉事業団)の前理事長が逮捕されました。こ
の前理事長は、こんなに好き勝手にお金が使えて自由になれたらイイナと誰も
が思えるような使い方をしていました。それでこの人がどうしてそんなにお金
が使えるようになったのか?
KSD前理事長 古関忠男と、事件にかかわった長男の公康、山田博資の運命
式を見てみましょう!
▲KSD前理事長 古関忠男の占い運命式(姓名判断)
社会的性格 ヒツジ チンパン キツネ
家庭内性格 ヒツジ カメ チンパン
人気運 タヌキ
仕事運 ウシ
心霊運 ヒツジ
愛情運 キツネ
経済運 ヒツジ ドラゴン
古関忠男の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 キツネ キツネ ヒツジ トラ
(60才~75才)
15才~30才 カメ カメ タヌキ タヌキ
(75才~90才)
30才~45才 キツネ キツネ ライオン ドラゴン
45才~60才 カメ カメ タヌキ タヌキ
▲KSD経理担当常務理事 山田博資の占い運命式(姓名判断)
社会的性格 タヌキ トラ タヌキ
家庭内性格 タヌキ ウシ トラ
人気運 ライオン
仕事運 ヒツジ
心霊運 タヌキ
愛情運 トラ
経済運 ウシ ウシ
山田博資の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 カメ タヌキ ウシ カメ
15才~30才 ライオン ヒツジ キツネ ライオン
30才~45才 カメ タヌキ ウシ カメ
45才~60才 ライオン ヒツジ キツネ ライオン
▲KSD経理担当専務理事 古関公康の占い運命式(姓名判断)
社会的性格 ヒツジ チンパン キツネ
家庭内性格 ヒツジ カメ チンパン
人気運 トラ
仕事運 トラ
心霊運 ヒツジ
愛情運 キツネ
経済運 ウシ タヌキ
古関公康の流運 人気運 仕事運 心霊運 愛情運
1才~15才 カメ ウシ キツネ ライオン
15才~30才 カメ ウシ ゾウ ヒツジ
30才~45才 カメ ウシ ゾウ ヒツジ
45才~60才 カメ ウシ ゾウ ヒツジ
●事件というのは次のようなものです。
東京地検特捜部は、古関忠男の知人女性(筆者は愛人だと思うのですが?)に
財団のお金8000万円を流用したということで、着服横領の疑いで逮捕した
のです。でもまあ、それ以外に、好き勝手に財団のお金から何から使っていて、
KSD会館を私邸にしてしまったり、あっと驚く給料をもらっていたり、KS
Dの事業を親族企業にまわしたり、挙句の果ては理事長のポストを長男に渡し
たいと労働省に掛け合っていたというから、公私混同滅茶苦茶あきれてものが
言えないのです。
●こういう公私混同を可能にしてしまった背景には、長男の公康と山田がいた
のです。
<山田の運勢>
山田の経済運は、お金を集める運勢も、お金を扱う運勢も皆守り型で、しっか
りとした考え方をもってお金を管理しなければならないのですが、彼の性格は
ことお金に関する限り、守り型にはなれないのです。
彼の社会的性格を見ても、自己中心的で自分の都合のいいように考えて理由を
つけてしまうし、計略的な面が非常に多いのです。これでは、お金を守ってい
くという本来自分が持っている運勢を殺してしまうようなものです。
彼は、自分の持っている運勢よりも、自分の性格から来る自己中心性を優先し
てしまったのです。こうして、古関忠男にうまく利用されて事件にかかわって
しまったのです。
また、彼の仕事運はアイデア型なので、相談をされればうまい(悪い)アイデ
アを出しちゃうのです。それに、彼には自己中になれば、人生を無意味にする
暗示が出ていますので、見事に人生の罠に引っかかってしまったと思われます。
<長男公康と古関忠男の関係>
家庭運を見てまいりますと、家庭内性格も、心霊運も、愛情運も皆同じ世界を
もていることが分かります。これは、公康が親父忠男のコピーであることを表
しています。
もちろん全部同じというわけではありませんが、家庭運の基本が同じ世界を持
っているということなのです。
こういう親子は必ずぶつかります。似たもの同士でダメなのです。しかし、何
か共通のマイナスの出来事とか、問題点があればそれを中心として今度は非常
にうまい関係を築いてしまうのです。
長男公康と親父忠男は、実はこのような特殊な関係であったのです。そして彼
らを結びつけた舞台は、KSDを食い物にするということであったのです。
<二人の人間を利用させた古関忠男の経済運>
彼が労働基準監督官をやめた時の彼の流運は、非常に敏感な時にきていて、喜
びも、恨みも、義憤もこれを多感に感じ、自分の人生の目標にしてしまうよう
な所があります。それに、人気運も、仕事運も困難な時期であったように思い
ます。
それで、1964年彼がはじめた事業は、「中小企業経営者災害補償共済会」
という中小企業経営者らを対象にした共済事業を展開し始めたのです。
彼は、この事業で会員数100万人、年間の会費収入約240億円という途方
もないマンモス財団を作り上げたのです。
これは、彼のもつ経済運が世のため、人の為にお金を集めるという運勢にあっ
たからなのです。もちろん彼の持つ霊的な直観力は鋭いものがありますし、事
業を形にする運勢も持ち合わせているし、彼の持つ性格は経済運と矛盾をしま
せん。
事業をはじめた時期もよかった。流運はしばらくすると安定期に入り、基盤作
りにはちょうどよかったのです。
しかし、問題は、集まったお金をどのように使うかということです。彼のお金
を扱う運勢は、ドラゴンです。
一言でいえば、彼のお金の扱い方は、手段を選ばず!いかなる手段を用いても、
何をしても、自分の好きなようにお金を使います。全部私物化しても自分は私
物化と思っていません。自分にはその権限があると勝手に思っています。そし
てものすごい極端な使い方をします。彼にはそういう直感的な作用が働いてい
るのです。
しかし、彼にも山田と同じように、人生を無意味にする暗示が出ていました。
もし、極端な手段を選ばない使い方をしたならば、この暗示が現実のものとな
るのです。
人生には成功と同時に仕掛けられた罠があります。彼は、その罠に知らずとは
まってしまったのです。
もしという言葉は空しいのですが、彼が事業の動機を忘れず、霊的な感性と正
しい環境作りをしていたならば、集まってくる人も、状況も変わっていたに違
いありません。
お金は集める運勢と、使う運勢があります。そのどちらもバランスを崩しては
成功者にはなれないのです。
バランスというのは、自分の持っている性格を中心として、どんな動機で集め、
どんな動機で使うべきかということなのです。
ここの所が問題なのです。魔物が働かないように、自分の持つ性格のよい面を
見つめ、自分の持つ運勢のよい面を使うという『動機のプラス思考』が人生の
罠から自分を守る知恵なのではないかと思います。
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