竹筒の中の蛇
■竹筒の中の蛇
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今週も遅くなってごめんね!
「竹筒の中の蛇」? さあ何のことやあら!これだけではわかりませんがな!
まあ、わからんでもよろし!
■昔、少年院の教官であった方が、少年たちがどうしてここに送られてくるよ
うになったのか?いろいろと真剣に少年と向かい合って、調査をしました。
年小に送られてくる子供たちですから、一筋縄で行くはずがありません。少年
たちが自分の過去を語るまでにはかなりの時間を要しました。この教官にとっ
ては仕事以上の自分の人生をかけた内容でした。
そこで、出てきた共通する内容は、年小に送られてくる子供達の70%は、そ
の幼児期において親から甘やかされて、わがままに育てられたということだっ
たのです。
これは本当の愛情を親から受けてきていないために、愛情を感じることができ
ずに自分の人生を間違った方向へ曲げてしまったということです。
じゃあ、親の方は子供を愛していなかったかというと、そうではないのですが、
愛情の伝達手段があまりにも頓珍漢なのです。そのほとんどが溺愛と過干渉で
す。溺愛と過干渉は愛情ではありません。こんなのは親の都合の押し付けに過
ぎません。子供は、ここに偽りを感じるので反発をするようになるのです。
確かフロイトだと思ったけど、「基本的愛情」ということをいってたと思うん
ですが、幼児期に抱擁、受容といった基本的に必要な愛情を受けなかった場合、
人は大きくなっても、満たされていない基本的な愛情を求める様になるという
ものであったと思います。
何だかわからなくなってきちゃったのですが、要するにですね!基本的愛情と
人生のルールといった規範教育を受けてこなかったものは、蛇にたとえること
ができるのです。ほっとけば、自分で勝手に曲がってしまうのが蛇です。その
蛇も、竹筒のような入れ物に入れておけば、まっすぐになっているように見え
るのですが、竹筒から出てしまえば、すぐに曲がってしまいます。
年小に入っている少年たちは、この竹筒に入っている蛇のようなものというの
です。外側からの規制があるときだけ、まっすぐなのです。自分で、自律して
まっすぐになれないのです。竹筒を出ても自分でまっすぐでいられるかどうか
という問題を解決してあげないと社会復帰ということは難しいのです。
ところが現代は、その昔と違って社会には蛇がうようよしているのです。この
蛇がいろいろと問題を起こしているのです。早めに竹筒に入れるべきなのにね
!ほんと!または、もっと社会が愛情を提供できるようになればという話なん
だけど????
■今回の大阪の池田小学校児童8人無差別刺殺事件という「世にもおぞましき
事件」の犯人、宅間守もこのさまよえる大蛇であったのです。早く竹筒に入れ
ておくべきでした。
こいつの占い運命式(姓名判断)はどうなっているのか?
<幼児8人虐殺犯 宅間守の占い運命式(姓名判断)>
社会的性格 トラ ウシ タヌキ
人気運 キツネ
仕事運 チンパン
家庭内性格 トラ ウシ ウシ
心霊運 トラ
愛情運 キツネ
■この男の占い運命式(姓名判断)に、それほどの大事件をおこす可能性が果たして
秘められているのか?
先ずは、こいつの事件に至るまでの経歴を見てみよう!
1、1963年11月23日 兵庫県伊丹市にうまれる。
2、小学校の同級生の述懐
「あいつはいじめられっこで、いじめっこ」「自分より強い子にはよくプ
ロレスの技をかけられていた。自分より弱いものは徹底的にいじめる」
「一緒に川で遊んでいて、百円玉が50枚ほど入った小銭入れを拾った時
あいつはこのままここに隠しておこうといって、それから毎日大事そうに
抜き出しては使っていた」
3、兵庫県内の工業高校機械化に進学、しかし2年の春には中退。
4、高校中退後の81年11月航空自衛隊に入隊。83年2月に依願退職。
(銃で自殺を計ったとかクーデターを起こそうとしたとか噂がある)
5、1985年(22才)、同じアパートに住んでいた女性を強姦し、婦女暴
行容疑で逮捕され懲役3年の実刑判決を受ける。このとき、自分から共産
党の弁護士をつける。
6、93年伊丹市交通局の市バスの運転手に採用されるまでの間、暴力問題な
どを起こして離就職を繰り返す。その後も暴力事件を起こし97年3月に
環境クリーンセンターの清掃車運転手に移動。
7、98年ごろには、伊丹市立池尻小学校で校務員として勤務。99年3月に
は、4人の教師に精神安定剤入りのお茶を飲ませるという「毒茶事件」を
おこす。
8、2001年6月8日、小学校は血塗られた学舎になり、8人の貴き命が犠
牲になった。
9、宅間をよく知る人物の述懐
彼は自分が悪いことをしたとは全く思っていない。常に相手が悪い、世の
中が悪い。最初に結婚した奥さんが悪い。自分がこんな状況なのもすべて
はそれが原因。というこんな論理なのです。
昨年の3月には、パーティで知り合った女性を車で家まで送っていくよと
誘い、女性が一緒に乗ったとたんラブホテルに連れ込もうとしたのです。
10、宅間と付き合いのある地元関係者
あいつは法の目をかいくぐる為に、巧みに"正気"と"狂気"を演じ分けてい
る。本人自身が俺は精神病だから何やっても大丈夫なんだとうそぶいてい
るし、そのアリバイ作りのために薬を飲んでいるフシガある。
11、宅間の父親の言葉
あいつは自分のやってることをわかっていると思う。確信犯やと思うで!
あいつには宅間を名乗って欲しくなかった。常々危険人物やと思っていた
から。
―息子への教育について― わしはごく普通のつもりやった。相手は偏向
教育できるような人間ちゃうで!・・・・・全く反省の弁は聞かれず。
12、宅間の結婚遍歴
(1)最初の結婚が90年6月、3ヶ月で離婚
(2)3週間後、2度目の結婚、19才年上の小学校教師。4年で離婚。
(3)97年3月3度目の結婚。1年余りで離婚。
(4)97年10月4度目の結婚。99年3月離婚。
●<性格は、極端な攻撃型と極端な守り型>
占い運命式(姓名判断)から見れば最も付けたくない名前の付け方なのです。
トラとウシが同居をしていて、極端な攻撃型と極端な守り型の性格を形成して
います。
尚且つ、 愛情運はキツネがいて、人気運にもキツネがいる。これでは、人との
関係で常にトラブルを背負っているようなものなのである。
それに、トラブルになれば必ず、トラが顔を出すし、そうなるとますますこじ
れると言う悪循環になります。
彼の幼少期の出来事はこのことをよく物語っています。
●<こいつの自己中は親の責任>
このタイプの占い運命式(姓名判断)を持つ奴は、自分に厳しくするということを
教育しなければならないのに、甘やかして野放しにしてしまったのは、親の責任
である。こいつの親の言動を見れば、全く愛情というものが感じられないのである。
これでは、このような極端な占い運命式(姓名判断)を持つ男がまともになるわけが
ありません。
このような親の下で、彼の持つ占い運命式(姓名判断)は、極端な自己優越と極端な
自己保身という両極に分裂していくようになるのです。
●<4度の結婚は愛の欠乏症を物語っている>
4度も結婚し、その間に愛と性欲のとりこになり、欲望の実現には必ず暴力が
付きまとう。これは愛されなかったものが愛を取り扱うことができずして、持
て余し、伝達の表現が暴力しかなく、そしてますます愛を失っていく。
本当の自己を表現できずして自暴自棄になり、それが極端な攻撃と、極端な保
身へと転化されていく。
幼少期の愛情のあり方が、こいつの人格の破壊を方向付けたといってもいいで
しょう。
●<精神病と薬物は、彼の精神の隠れ蓑>
彼の極端に分極化してしまった精神を統一し、自分の性格を正当化し、尚且つ
その欲望を満足し得るものは、精神病を装い、薬物中毒を装うことでした。
これは全く彼の理想的な世界を体現してくれるものとしてもってこいなものな
のでした。
しかして、この隠れ蓑に隠されたこいつの動機は何だったのだろうか?
事件を引き起こした、強烈な動機はやはり愛情の裏返しである憎しみと恨みで
あろう。
恨みと憎しみは、必ず殺意を伴い、存在の否定と抹殺を願うのであるから!
どんなに分析してみても、彼の持つ占い運命式(姓名判断)からは、その方向性は
推定できるが、事件の程度、規模は恨み憎しみの動機の大きさに比例するので
ある。おこした事件の大きさから、こいつの憎しみが悪魔に匹敵するものであった
ことは間違いないと思います。
世の中から恨みと憎しみを無くしてしまうことは不可能です。だとすれば、せ
めて蛇になる可能性をチェックし、蛇をまっすぐにするような竹筒みたいな社
会の"心の安全システム"が創られるようになることを願うばかりです。
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