女の恨み・恐るべし
■女の恨み・恐るべし
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世の中、色恋と男女の関係をとってしまえば、これまたはかない景色しか残ら
ないのではないかと心配するのですが、色恋があるからこそ、元気も出るし人
生に面白さも刺激もあるのではないかと勝手に納得しております。
この色恋が幸せの元にもなるし、事件の元にもなるしということになると、色
恋の扱いは諸刃の剣ということになるのでしょうか?(忘れてしまった人は、
もう一度思い出してみるのも一興かと存じますが?)
太古の昔から、人類はSEXについて悩んできたのです。古事記には、イザナ
ミ―イザナギの国つくり神話があります。これも最初女神が男神に声をかけて、
結婚の儀式を失敗してやり直したという話が伝わってますし、聖書には有名な
失楽園の物語がかかれています。
失楽園のアダムとエバの物語は、裸であることを恥ずかしく思ってイチジクの
葉であ~る所を隠したとあります。
どうも人類は結婚の失敗から始まったんじゃあないかと考えさせられちゃいま
す。まあ、失敗して始まっちゃたんだから、「まあいいか?などと男女とSE
Xの問題だけはルート2―要するに割り切れないのです」
「人間からSEX取っちゃたら何が残るの!で、何で人は結婚なんて面倒くさ
いことをしなくっちゃならないの?」
こういう野暮な質問はしないで下さい。実は答える術を知らないのです。
どちらにしても、男と女がいれば出会いは必ずあるものなのです。不思議なこ
とに世界人口の約半分は男で、約半分は女なのです。国の違いがいろいろあり、
少子化政策をとっているところもあり、様々な環境が違うにもかかわらずです。
どうも運命の神様がもともと男と女は対にしてくれているようにも思います。
そうすると、自分にあってる人って世界中のどこかに必ず一人はいるんだと思
うと、何となく楽しくなりますね!
ところが男は女を求めてもままにならず、女は素敵な男を募集するのだけれど、
これといった願いはかなわず、適当な所で妥協をする。ところが人間はSEX
の欲望からは逃げられないのです。不満が残れば、次の相手を求めようとする
のは自然の成り行きです。まあ、かろうじて理性と社会的な環境で自分を抑え
ているだけなのでしょうよ!
で、女は何故派手な格好(SEXアピール)をし、男の注目をわざと浴びよう
とするんですかね!答え―ちょっとでも目立って、より自分の理想に近い男に
出会えないかなあという下心がいっぱいあるからなのです。(もし結婚されて
おられる方がいて、自分の奥さんが旦那のいない所で目立とうとしていたなら、
それは今の旦那は自分の男じゃあないといってるようなものでしょうよ!)
で、男は何で、女に贈り物をするのでしょうか?答え―自分はあんたの男とし
て、立派だよっていうことを証明しなければならないのだけれど、女を獲得す
るのに自分の中味を表現するのに自信がない。そこで、物をやることにしたの
です。何故かって?女は物に執着するってことを本能的に知っているからです
よ!(女性の読者がいたらごめんなさい―女は愛に生きるのよ!と反論される
方もおられると思いますが、愛は実りをもたらすものであることを忘れないで
下さい。それに女性の愛は啓発される愛であることもお忘れなく!)
それに、男と女はもともと相対的な言葉です。男は女の前ではじめて男になれ
るのですし、その反対に女は男の前ではじめて女になれるのでしょうよ!
男と女の論議は、尽きぬことがありません。ところで、ここにその男と女の出
会いが不幸の原因になってしまった例を取り上げます。(読売新聞の記事参照
します)
<看護婦ばらばら殺人―手術用のメスを持ち出し切断>
さいたま市の「大宮赤十字病院」の看護婦、金田朋子(23)が同僚の永田悦
子さん(23)を殺害、遺体をバラバラに切断して捨てた事件は、男性をめぐ
るトラブルが原因だったことが分かった。
金田と永田さんは大宮赤十字看護専門学校に96年に入学した同級生。99年
4月からは同病院の手術科に勤務しており、周囲からは「親友」と見られてい
た。
そんな親友同士の仲を裂き、金田を猟奇事件にまで駆り立てた男性とはどんな
人物なのか。
「この男性は近くの大手自動車工場に勤務している29歳のアルバイト工員で
す。細身で今風の若者で、最初は金田と付き合っていたのですが、昨年秋ごろ、
殺された永田さんに急接近。金田を捨て、永田さんと付き合いはじめたためト
ラブルになっていたのです。話し合いのためか、金田のアパートでは永田さん
と一緒にこの男性が訪れているのを近所の人が見かけています。警察は早くか
らこの男性をめぐり2人がトラブルになっていたことを知り、金田をマークし
ていました」(捜査事情通)
金田は永田さんを深く恨んでいたようで、計画的かつ残忍な手口で犯行に及ん
でいた。
「永田さんが姿を消した4月6日、市内で金田と永田さんが食事をしているの
を知人が目撃しています。恐らく、永田さんはその直後に殺されたのでしょう。
遺体の始末に困った金田は病院から手術用のメスや頭蓋骨などを切断するノコ
ギリなどを勝手に持ち出して、遺体を切断。自宅アパートの風呂場で10日間
かけて切り刻み、最寄りのゴミ捨て場に捨てています。風呂場には血が飛び散
り、洗い流せないほどの血痕がベッタリとこびりついていたようです。しかも、
一度に大量の遺体を捨てることで、事件が発覚するのを恐れたのか、別のゴミ
捨て場の収集日を調べ、複数のゴミ捨て場に数回に分けて捨てています」(別
の捜査関係者)
その後も何食わぬ顔で病院に勤め、3カ月近く行われた警察の任意の捜査にも
シラをきりとおした金田。嫉妬したオンナは恐ろしい。
▼そこで、この二人の女を比べてみて、何でここまでなっちゃたのかというこ
とを占い運命式(姓名判断)的に、陽陰で考えてみたいと思うのでございます。
<金田朋子と永田悦子の占い運命式(姓名判断)>
○金田朋子 ○永田悦子の占い運命式(姓名判断)
社会的性格 キツネ チンパン トラ タヌキ トラ ゾウ
人気運 ウシ トラ
仕事運 ライオン ヒツジ
家庭内性格 キツネ ライオン チンパン タヌキ トラ トラ
心霊運 キツネ タヌキ
愛情運 ウシ タヌキ
<性格が強いのはどっち!>
社会的性格を見ても、家庭内性格を見ても、トラでしめられている永田の方が
性格は強烈に強かったと思います。
でも、強い人が性格の弱い人に殺されちゃうってことを考えれば、人の強さは、
性格だけじゃあないっていうことがわかると思います。
<何で永田悦子は、彼を奪うことができたのか?>
性格的にわがままで自己中心的、自分の思い通りにしたいのが永田です。そん
な永田の社会的性格は計略的で、作戦的です。自分の欲望を如何に実現するか
という行動が取れるのです。
これに対して、金田の方は女性的で細かく、神経質な所があり、人情的で人が
よく人のつながりを切ることができない性格をしているのです。
これでは、永田の強さと作戦の前に、金田は負けるでしょう!
<動機は愛情運>
ところで、男を取られたといって殺したくなるほどの恨みと憎しみを持つのは、
尋常ではありません。それもばらばら殺人です。(いくら看護婦で死体になれ
ているとはいえです)
問題は愛情運と性格の問題があります。
金田の方は、家庭内性格と愛情運を見ますと、細かく女性的で、人情的である
と同時に、自分のパートナーを求めるという特徴があります。それに彼女の愛
情運は、相手の愛情にちゃんとした形を求めますし、SEXにしても、愛情の
あり方にしても、こうでなければならないという自分の形とかスタイルがあっ
て、それにこだわるのです。
このこだわりと、人情的で人とのつながりの切れない性格、パートナー(相談
相手)を求める特徴がいろいろと融合して、強烈な執着を相手に持つようにな
っていったと思います。
奪われて、失ってみて価値の大きさに気づき、ますます執着する。それが相手
に対する憎しみと殺意に転化するのは時間の問題であったと思います。
これに対して永田の愛情運は、その持っている性格の強烈さに比して、意外に
も細やかさとか優しさ、思いやりとか女性的な愛情を相手に求めます。肉体の
つながりよりも心のつながりを大切にする所があるのです。(自分は我侭な所
があるわりにはです)
このように見てまいりますと、金田の要求する愛情、自分の枠に当てはめよう
とする愛情では、男の方がまいっちゃうのではないかと思います。それにひき
かえ永田の方は性格が強いわりには、優しさで愛情が満たされる所を見ると、
まあ、男との相性関係を見なければいけないんですが、それを差し引いても、
一般的にも付きあって負担は少なかったんではないかと思うのです。(男の立
場から!)
▼ここでちょっと考えて見ると!
男と女の愛において、"要求は「愛」ではない"ということです。
要求が多い人というのは、結局自己愛の表れでしかないので、最後は"愛"を失
います。
賢い人は、どう愛するか?どうすれば相手を喜ばせるかを知っている人のこと
を言うのです。そう考えると、自己満足的なSEXプレイは、喜びではなくむ
なしさを生産しているに過ぎないということを知るべきです。そして、人の喜
びは心の喜びを伴う時、永遠性があると思います。
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