失礼ですが、二代目はコピー
■社長の足跡-失礼ですが、二代目はコピー(YKK)
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●社長と会社の運命は表裏一体、社長の運命を知ることは、その運
営する会社の運命を左右する重大事であるから、これは関心を持た
ざるをえない。田舎の新聞に載った記事を元に、その足跡をたどっ
てみると、色々なことが見えてくる。もちろん、新聞記事であるか
ら多少の脚色はあるかも知れないが、それでもおおかたの真実は見
えるものである。
”企業は人なり!”とは、よく言われる。結局会社の運命を左右す
る人は、企業トップですから、どういう人がトップになるかで方向
性が決まるのである。
●YKKといえばファスナー、ファスナーといえばYKKといわれ
るくらい、誰でも知っているメジャーな企業である。
YKKをここまでしたのは、創業者の吉田忠雄氏である。ファスナ
ー王と呼ばれ、小さな工場を世界のYKKにまで押し上げた。その
理論の背景となったのは、「善の循環」という利益配分の理念、そ
れから「全ての従業員は労働者であり、経営者である」という信念
を持って、グループ企業を拡大していった。
日本の企業を見ると、戦後の混沌期から立ち上げ、幾多の試練をか
いくぐり、こんにちの繁栄を築き上げた企業が少なくない。たとえ
大企業であろうと、中小企業であろうと、基本的には創業者の強烈
な個性に支えられて、企業のベースを創ってきたのである。
そして、日本成長と発展と共に、企業もその浮沈をかけた戦いに明
け暮れてきた。今や日本の国家は右肩上がりの成長経済体制から、
長期安定型の経済体制へと移行しようとしている。そういう過渡期
に、創業者から二代目へと代替わりの時に至っているのである。
もはや国の運勢に乗ればいいと言うような、時代ではないことは誰
の目にも明らかである。
●こういう難しいときにバトンを渡される二代目は、本当に大変で
ある。二代目がしっかりしていると、三代目に受け継がれ、安定し
た内容になってくる。創業の芽を接ぎ木する二代目は重要なのであ
る。それでは、天下のYKKの二代目社長である吉田忠裕氏はどう
であろうか?先代吉田忠雄氏とのつながりは、占い運命式的にはど
うであろうか?そのことを見てみたい。
<二代目社長の吉田忠裕氏と創業者の吉田忠雄氏の占い運命式>
(吉田忠裕氏の占い運命式)
社会的性格 タヌキ ライオン ライオン
人気運 トラ
仕事運 キツネ
家庭内性格 タヌキ ヒツジ ライオン
愛情運 ウシ
(吉田忠雄氏の占い運命式)
社会的性格 タヌキ ライオン ライオン
人気運 トラ
仕事運 キツネ
家庭内性格 タヌキ ヒツジ ライオン
愛情運 ウシ
●驚いたことに、創業者の吉田忠雄氏と二代目社長の吉田忠裕氏は
まったく運命式が同じなのである。これは運命式が同じだからと言
って、人格が同じになり、運命が同じになり、全てが同じような人
生の道のりを行くという意味ではないのである。その時々の判断や、
方向性の出し方、人脈やいろいろな要素が皆違うのであるから、同
じにはならない。しかし、よく似た傾向を示すようになるというこ
とは言えるのである。
もちろん、親子という人間的な観点から見れば、よく似ている分だ
けぶつかるということが起きてきます。
それでは占い運命式を見てみよう!まず社会的性格は、非常に戦略
型であると同時に目的指向型ですから、何か物事を成し遂げようと
する事業家にはいい内容を持っていると言えます。しかし、問題は
仕事運です。頭を使った仕事をする必要があります。要は仕事に頭
脳プレイを要求されると言うことなのです。そして、いつも困難に
遭遇することが多いのです。休む暇はないと言っていいでしょう!
それが、この仕事運の持つ特徴なのです。
人気運では常に、自分がリーダーとして指導的な位置にあることを
望みますが、その性格はこれを実現するのにふさわしい性格を持っ
ています。
これは、この運命式が事業家としては、運命式の運用の仕方によっ
ては、いい運命式を持っているということがいえるのです。創業者
が「善の循環」や「全ての従業員は労働者であり、経営者である」
という考え方を持ったのも、頭脳プレイをする意味では、企業を成
功へ導く大きな鍵になったと思います。
そして、創業者が脳血栓で倒れた後、いつとはなしに二代目が社長
になりました。このことは、実に、面白いといっては失礼ですが、
占い運命式的には面白いことがおこったのです。
●日本伝統芸術には、襲名という考えがあります。創業者の名前を
受け継ぐのです。これは素晴らしい考えで、成功した創業者の運勢、
わかりやすくいうと創業者の持つ内容や要素を相続するという意味
なのですが、それを実行するのです。すると、創業者の霊が乗り移
り、それに本人の個性がプラスされて、活性化された伝統として残
っていくのです。
YKKは知らない間に、この襲名と同じような効果を、占い運命式
的にはもたらしたのです。従って、この場合二代目は第二の創業と
考えてよいと思います。うまくいく企業というのはこの相続がうま
くいくということが大切になってくるのです。
そういう意味では、YKKはいいバトンタッチをしたなと思います。
●「カリスマの理念を受け継ぎながら、時代の合わない成功体験の
呪縛から離陸させる」こういう改革の仕事は、第二の創業者でなけ
れば出来ない仕事です。
第二の創業者としては、戦略と頭脳プレイ、そして目的や理想を失
わなければ、第二の創業を成功させることは可能性が高いでしょう
!
●今回の一言
仕事は目的である。仕事をはっきりした目的と思ってやっているや
つにとって、
結果は対した問題ではない。
(志賀直哉)
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