(2)運命式バランスの次は名前の呼び方になる
名前の呼び方はもちろん漢字の読み方に起因するfことが多いのであるが、名前についてはもっと自由なところがあって、「三郎」と漢字を書いて「たけお」と呼ばせてもいいのですが、一般的には読めないということになるので、できる限り読めるような漢字を使うということになる。
だから、運命式を選ぶ中で、漢字の選定はそのまま呼び方にも連結してくるということなのです。その点を考慮した上で、名前の呼び方の候補をいろいろとあげながら、運命式を選定するということなのだが、この名前の呼び方というのは、いざどんな風に呼ぶかということになると、漢字の制約される中で、呼び方を選択するのは結構大変なのである。
しかし、これを疎かにすると折角の努力が半減になってしまうので、手を抜くことは絶対にできないということだ。ではどんな呼び方がいいかという、呼び方のルールはあるのかということだ。それを考えてみることにする。
●音韻変化の法則
音韻の変化というのは、Yahoo百科事典では、「音声変化における規則性。ある音声は、ある時期に、同じ条件のもとで一律に変化する。一律に変化するため、変化した音声の間に規則的対応がみられる。」
と書いてあるのであるが、国語音韻の変遷という論文では次のように書いてある。http://www.aozora.gr.jp/cards/000061/files/377_2754.html
「音韻組織と連音上の法則・・・言語は、すべて一定の音(おん)に一定の意味が結合して成立つものであって、音が言語の外形をなし、意味がその内容を成しているのである。
かような言語の外形を成す音は、どんなになっているかを考えて見るに、箇々の単語のような、意味を有する言語単位は、その音の形は種々様々であって、これによって、一つ一つ違った意味を有する種々の単語を区別して示しているのであるが、その音の姿を、それ自身として観察してみると、一定の音の単位から成立っているのであって、かような音の単位が、或る場合にはただ一つで、或る場合にはいくつか組合わされて、意味を有する箇々の言語単位の種々様々な外形を形づくっているのである。
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