かような言語の外形を形づくる基本となる音の単位は、国語においては、例えば現代語の「あたま(頭)」はア・タ・マの三つ、「かぜ(風)」はカ・ゼの二つ、「すこし(少)」はス・コ・シの三つ、「ろ(櫓)」や「を(尾)」はそれぞれロ又はオの一つから成立っている。」
難しくするとどこまでも難しくなってしまうので、命名や改名での音の問題、呼び方の問題は、一つ一つの音の発声の連続音がどのように連結してどんな音として聞こえるようになるかということを表していることになる。
その音のトータル的な感性を運命式上で陽と陰の音の組み合わせ響きの問題で判断しようとするものである。
だから、音の組み合わせでこの音の組み合わせがいいとか、この音の組み合わせはよくないとかということはあまりに無限に組み合わせになりここでそれを提示することは難しいということになる。
ただ、音の陽と陰の組み合わせというものは確かに存在することになる。例えば、姓と名の連結というのは結構難しいということになる。
運命式はいい運命式の数字を持っているのだが、姓と名の陽陰の組み合わせがよくないと、音の分断がおこり、これは先祖の持っている可能性を上手く相続できないという暗示を持ってしまうことになる。
音の陽と陰の組み合わせは相対的な関係なので、陽ばかりの組み合わせがいいかというとそれは間違いで、陽と陰のバランスが上手くとれているということが重要になる。反対に陰ばかりの組み合わせも問題になってしまう。
まとめてみると、姓の音の組み合わせの中に陽陰がバランスよく配置されており、姓と名の連結が音の陽陰でバランスがとれていること。それから、名前の音の陽陰のバランスがとれているということが必要になる。
トータル的に音の陽陰のバランスをみて運勢的に判断をするということになる。