虹のたより ０１年９月号
現実の苦しみを無視し、
未来の幸福の為にたえず進むところに発展は訪れる。
命名・改名・相性占い「天使の占い」（陽陰姓名術協会）
原因と結果です。
まあ、私たちはいろんなことが起こると、その結果
ばかり気にして、どうしてこうなったのかな？とい
うことには余程時間がたたないと思いが行かないも
のです。
それでも、何かと思いを巡らせば、思い当たる節っ
てのが出てくるものです。日頃から原因、原因って
考える訓練は、生活を科学するってことになります
でしょう！
原因を考えられる人になりましょう！
愛する人と別れること！
人生は苦であるとよく言われますが、その中に、愛
する人と別れなければならない苦しみがあるといい
ます。でもね！考え方によっては、人は別れるために
生まれてきたのですから、いいじゃないですか。独立
するということ、結婚するということは、親との別れ
になります。死ぬってこともこの世とのおさらばにな
ります。愛情が深ければ執着心が生まれます。そして、
執着は苦しみを伴います。解決には、
愛される喜びに出会いを求めて、信じることです。
釈迦と因縁話？
因縁って言うと仏教！お釈迦様をすぐに思いだしま
す。すぐに因縁が深いねえなんて話が出てきますが、
「オシャカにする」、「がらんどうでなんにもないや」
これもお釈迦様の因縁で出てきた言葉です。
このように、因縁とは、大きな原因と小さな原因が
寄り集まった状態を言うのです。
ですから、「因縁が深い」というのは、すっごく大
きな原因があるっていうことです。ですから、親の
因果が子に結ぶってことは、ありますよ。
憎しみあう人ほど共にいる！
”逆縁の仏”という言葉があります。自分をいじめ
る人間がいて、結果的にはその逆境を乗り越えて、
自分が成長し成功したことになれば、自分をいじめ
た人間のお陰ということになります。
本当は、憎しみを持つ人の心が問題なのです。逆縁
の仏の話は、憎しみに対して憎しみを向けるな！
自分が、憎しみを持つ人間以上の人間になれ！それ
が憎しみに勝つことであり、愛情がプラスされれば
憎しみの心を溶かすこともできるのです。
苦労は修行？
で、たいがいの人は、修行が足りないっていうので
すが、実はここだけの話なんだけど、お釈迦様は、
わずか６年間で、修行に失敗してやめちゃっている
んですよ！（ほんとのことですよ）
修行だけでは救われないってことを悟られたんです
よね！
よく苦労することを修行と思っている人がいます
が、もし真理を見つけなかったら、それは修行では
ないのです。
求めても得られないもの！
”消費天国”使っても作ることを知らない人が多く
います。そういう人は与えられればもっともっとと
欲望が増大するでしょう！欲望だけが大きくなり、
実現はわずかになり、不満だけが残ります。”与え
られる人間”ではなくて”与える人間”になること
です。しかも、与えたことを忘れるほど見返りを求
めないのです。それは、求める欲望ではなくて、与
える欲望です。それは無限であってよく、すでに苦
はなく、喜びが心の内に宿るでしょう！
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