遠山玉希の占い日記

久しぶりの日記です。

実に２５日ぶりの日記です。

長い、ながい、ナガ〜イお休みでした。

別にお休みにするつもりではなかったのですが、

結果的にそうなってしまったのです。

書くことはいっぱいあるのに、なんだか

書けない時ってあるんだなあ〜と思います。

毎日、今日は書こうと思いながら、どうしても

過去のことを思い出して、あのことも、このことも

一杯書きたい！　

書くことに欲張ってしまう。

一杯、書かなくちゃと思ってしまう。

そうすると、書くことがありすぎて、

まとまりが付かなくなって、

書けなくなるのです。

その日一日に絞ればよいのに、過去のことにこだわると

次に薦めなくなってしまうのです。

このサイクルに迷い込んでしまうと、

なかなか出られないのです。

４月１日は踏ん切りの良い日です。

何故ならば、年度初めだからです。

そう言えば、１月１日も一年の始まりで、

４月も年度の始まりです。

人は区切りが必要であると思います。

何故ならばそれから、また新しいことを始められるからです。

人は、一区切りが必要です！

なんだか自分の心に納得するからです。

区切りだからそうしょう！と思ってしまうものですね！

理由なく区切りの良いときだからと思うと、

妙に納得してしまうから不思議です。

これが過去と縁を切る材料になるのです。

自分の区切りをどう付けるか！

これが大切である。

自分の心の区切りがつかなくって、

自分の心の区切りさえ付けば、次に進めるのです。

心の区切りをどこかで、求めていたのかも知れない。

そう言う意味では、３月は始まりのための

準備の期間として、調整していた月と私は位置付けることにした。

私の心の区切りは自分自身の心の中で出来たように思えた。

今日、来場の相談があった。

転職をしたいのに、今年の運勢は悪いから、

今年いっぱい、つまり１２月３１日まで動いてはいけない！

という友達の占いにすっぽりはまってしまって、

どうしたらよいのか？悩んでいる人である。

まさに占いの悪い意味での亡霊に取り憑かれているである。

占いは縛り付けるものではない！

思いこんでしまっているのである。

もし運気的にあまり良くない時期であったとしても、

細心の注意を払って、行動しても良いこともある。

すべてそれならば１年間というこの大切な期間を

棒に振ってしまうことになるのである。

「どうして転職したいのか？」

と尋ねてみた。

それは２８歳の女性なのに、住宅関係のお仕事で

夜の１２時くらいまで仕事するという。

毎日、毎日仕事、仕事と続けて来た。

家に帰ってきて、眠るだけの生活が続いているのである。

家族も心配していると言う。

そんな状態が続いているので、３年間頑張ったが

もう、違う仕事をしたいというのである。

もっと、何か自分の夢に向かって違う仕事である。

将来は小さな小物のお店を持ちたいという。

自分の好き勝手なわがままではなく、お仕事を精一杯やって

来た結果の答えである。

この方の占い運命式を早速見てみた。

確かに何事も一生懸命にやる人である。

女性の割には男性的な性格をしているが、責任感があり、

しっかりとしていてバランスの良い運命式をしていた。

確かに、何をやってもあまり良くないことがあるとか、

もっと準備して物事を進めた方がよいことも人生にはある。

しかしかなりの心の準備をし、満を侍している

にもかかわらず、占いの運勢が悪いと人から言われて

そのこと故になにも行動できずにいる。

このことは逆に占いの弊害であると思える。

運命式的に見て、全然問題のない人である。

運命式を説明して、

「だから、大丈夫です。

好きなようにして良いですよ！」

一年待たねばならないかも知れないと

何処かで思っていた心が晴れたのでしょう！

人生の中の貴重な一年を大切にそして、自分の思うように

のびのびと夢に向かって歩むことが出来るという

思いにかられたのでしょう！

「わあ〜、嬉しい！　

すぐに新しい仕事を探そう！」

と言って、喜んだのである。

こんなにもったいないことない！

この方は一年間徳をしたような気分になったのである。

１年間じっと、我慢して意味のない生活をしないと

いけないという呪縛の思いから解放されたのでしょう！

すっきりした顔で我が家の後にした。

悪い思いの亡霊から、解放されて

本当に良かった！

元気で新しいお仕事頑張ってね〜！

朝、目が覚めてすぐに庭に出た。

今はまだ朝、目が覚めてすぐに庭に出て、

花を眺めるゆとりがある。

何故ならばまだ春休みで、朝ゆっくり出来るからである。

新学期が始まったらそんなどころではない！

お弁当づくりで大わらわになる。

その玉希のマイガーデンに出た。

マイガーデンといっても本当に猫の額くらいしかない。

それでも、マイガーデンになる。

お花たちとおはよう！と

挨拶をするのが楽しみである。

ところが今日の朝はそう言う気持ちに

水を差されてしまった。

あ〜あ！なんたることでしょう！

もみの木の下をみた。

そこには、最近植えたお花たちがいる。

パンジーや、その他の花たちである。

その側に、犬の糞があった。

それも真新しいものである。

昨日はなかったから、今日の朝の散歩に

我が家の庭に入ってきたものらしい！

時々子犬の場合、放し飼いにして散歩している人もいる。

その犬が紛れ込んでの事でしょう！

マナーの悪い人に、腹立たしさを感じた。

あ〜あ、がっかりである。

しばらく朝から気分が悪い！

しかし気分が悪いままでは、

自分が損をするような気がした。

この心の着地点をどう考えよう！

しばらく考えた。

そうだ！こう考えればよい！

犬の糞をそのままお花の肥料にすればいい！

シャベルで掘って埋めることにした。

犬が残してくれた肥料をもらったと思えばいい！

これで心がなんだか晴れた気がした！

朝から心に損をしない生活をしょう！

マイ、ハートコントロールである。

またまた、私の誕生日がやって来た。

明日が５４回目の誕生日である。

ドラえもんから

「ママ、明日お誕生日だけど、誕生プレゼント何がいい？」

と質問された。

咄嗟にえ〜え〜と出てこないものである。

食べ物？　それとも何が良いかな〜？

と自分でも考えてみて、分からない。

私がもたもたしていると、

ドラえもんの方が、すかさず決断させてくれた。

「そうだ、ママはお花がいい！」

と言われた瞬間、

私も単純にそうだ！と思えた。

何が欲しいかドラえもんはちゃんと知っている。

日頃の私の行動を見ているからである。

そうか、私って花より団子かと思ったら、

意外と団子より花だったのだ！

と自分の意外性に気づかされた。

自分の庭にコレクションとして花がプラスされることは

嬉しいことである。

品種の違う花を買ってもらうことにしょう！

と思い、カーマに出掛けた。

植えるための土を４袋と花の種類は４種類で６ポット、

そして肥料を買ってもらった。

現在、庭にない種類の花を選んだ。

合計約２，５００円である。

金額ではなく、プレゼントされた心が嬉しかった。

プレゼントは団子より花だけど、

本当の桜見はやっぱり、花より団子に

なる気がしてきた。

今日夕食後、ささやかな私の誕生祝いがあった。

あまりぎょうぎょうしくするのは好きでないタイプなので

調度良い感じだった。

いつもの通りの変わらない食事の後、

ちょっとしたケーキでお茶を飲む程度である。

それも私の知らないうちに、ドラえもんと長男が

ケーキを揃えてあった。

それに花を添えたのが、次男のギターである。

２年前、高校受験のお祝いに、本人のたっての希望で

アコッスティックギターを新調した。

あれから、全く右と左も分からない状態から、

２年、コツコツと自分流で練習をした。

ちょっとした息抜きに、ポロリ、ぽろりと弾いていた。

ギターにも名前を付けていた。

”コンスタンチン”である。

愛する”コンスタンチン”をことあるごとに

持ち出して、コツコツと練習をするのである。

時にはお風呂場で練習してみたり、台所、自分の部屋、

至る所で、練習風景を見ていた。

彼はギターのお蔭でクラッシックが好きになった。

音楽と全くご縁のなかった彼である。

その彼がことある事に、音楽の話をするようになった。

数学が好きな彼はベクトルと音楽の関係を研究したい！

などと言い出している。

バッハ、ビバルデイとショパンが特に好きなようである。

口数の少ない彼の性格とギターは相性がよいようである。

何かで自己表現の出来るものがあると良いと思う。

それが彼の場合、ギターなのかも知れない。

ショパンのノクターンを弾いた。

みんなシーンとしてうっとりとして聴いていた。

３〜４分のわずかな時間であるが、

至福の時間であった。

今日は長男の大学入学式で、

富山市総合体育館に行った。

もちろん、ドラえもんと３人である。

沢山の父母が来ていた。

大学院生も含めて２４６１人の人が入学した。

かなりの大所帯である。

しみじみと感じたのは、この大学の学部に

選んで良かったと思えたことである。

特別に芸術文化学部の父母達の集まりがあったが、

そのオリエンテーションで、

分かったことがいくつかあった。

全国的に国立の総合大学で、芸術文化学部として

存在するのは全国で３カ所しかない。

それは九州大学、そして筑波大学、

そして富山大学である。

また特に芸術文化学部が、何故高岡という地に

あるのかという理由が分かった。

何故こだわって、高岡なのか！

高岡はその昔、加賀藩二代藩主・前田利長公により

奨励された、銅器や漆器の伝統産業を中心として

発展した町である。

銅器や漆器は、約400年の歴史があり、国の伝統工芸品に

指定されているのである。

要するに「ものづくりのまち」として発展してきた町

なのである。

高岡の地には日本一の匠たちが集まっている町である。

このような理由で、高岡の地より、芸術の発信をすることは

意義のある内容であると分かった。

これから、４年間、家から４回乗り継いで２時間かけて

出かける学校である。

新たな決意で、出発である。

春は何か模様替えをしたくなる季節である。

新しいことの始まりのけじめとして、

色んなことを整理したい！

という衝動にかられるからだろうか？

また冬から春にかけて、

少々薄着の衣替えの季節だからか？

ストーブの入れ替え？

などなど色んな理由を並べてみて、

やっぱり模様替えにふさわしい時のように

思える。

我が家も模様替えをすることにした。

先月は子供部屋の模様替え！

そして庭の模様替えと終わっている。

今回は台所の模様替えである。

それは現在の家に引っ越しして来てから、

１１年動かしたことのない、

冷蔵庫の位置を変えるという内容である。

それと同時に大きな食器棚も移動しないといけない。

こんな大がかりな移動は、とても私一人では何一つ

出来ない代物である。

こんな時はドラえもんが、ちゃんと音頭取りを

してくれるから大助かりである。

ドラえもんが２〜３日前から模様替えの手伝いを

子供達に伝えてある。

だから子供達も、心の準備をしているので

快く引き受けてくれた。

食器棚の食器の移動、そして冷蔵庫の中のものを

すべて移動した。

冷蔵庫の中はかなりひどかった。

いらないものが入っている。

また汚れの酷さに、唖然とした。

主婦としてお恥ずかしい限りである。

それらを全部外に出して、水洗いしてくれた。

そしてピカピカにしてくれた。

大助かりである。

台所の大掃除は午前１０くらいから始めたが、

ようやく整理が付いたのが、３時過ぎである。

この間子供達は、かなり頑張ってくれた。

食器棚を移動したことで、かなりの空間が生まれた。

台所の新しい空間の誕生である。

空間が生まれることによる精神的な開放感は

予想以上に大きく感じた。

新しい空間に感謝である。

この空間を楽しみたいと思った。

もう４月も９日になろうとしているのに、

私にとっては、今日から本格的に、

お仕事がスタートしたような気になる。

なぜならば、春休みも終えやっと３人の子供達が

学校に出かけたからである。

春休みは主婦としての仕事が、普段以上に多い！

まるまる一日デスクに釘付けなって言うことは

私には有りえない！

デスクに座ってパソコンを始めたかと思えば

すぐに家事の用事で席を立つことが多いからである。

デスクを暖めている暇がないのである。

お仕事にかける時間よりも、家事一般にかける時間の

割合が遥に多いのである。

でも依頼されたお仕事はこなす以外にないのである。

違った角度で見れば、私のお仕事も納期が迫られている

製造業的なところも見え隠れする。

赤ちゃんの命名も届け出があるから、急ぎの場合もある。

今日までにメールを送らないと、間に合わないという

内容が多いこともある。

やっと集中してお仕事が出来るのである。

ヤレ、ヤレ！である。

でもいつもの癖が付いているせいか、ついついデスクから

どうしても離れてしまい、気分転換ばかり計ってしまう

私でもあるのでした。

でも気分的には、やっと自分のペースで仕事が

出来る環境が与えられたことにホットする私である。

今日、スーパーマーケットに行って

気になる言葉があった。

家計簿応援デーと言う言葉があちらこちらにも

付いていた。

なんだか、ついついその言葉につらされて、

かごに入れてしまうのである。

不思議なものである。

それでいて、いやな気持ちにならないのが

不思議である。

気分良くかごに入れてしまうのである。

我が家の家計簿を応援してくれているのか？

と勝手に思ってしまう！

こういう言葉は商業的に賢いキャッチフレーズ

だと思った！

私はあなたの敵ではなく、あなたの味方ですよ！

と知らず知らずのうちに思わせてしまう！

心地よい言葉は、人の心を気分良くしてくれる。

でも買いすぎに注意である。

言葉にはマジック力がある。

今日、昼過ぎドラえもんと我が家の桜の木を見ながら

桜茶を飲んで一服した。

桜の木と言っても、まだまだ少年のような木である。

でも去年はまだかなり小さかった桜の木であるが、

今年見ると意外と大きくなっていた。

木の生長は意外と思っているよりも早い気がした。

桜の花は少しずつ散りがちであるが、

それでも自分の家の庭の桜の木は格別良いものである。

桜の木の下で、それも桜茶を飲むのは期間限定である。

桜茶はいつでも飲めるが、桜を見ながら飲めるのは

限られている。

だからこだわって、この時期に飲んでみたいと

思ったのである。

庭に椅子に座りながら、桜茶を飲むと、本当に

老後の夫婦のようにも感じるのであるが、

また別の見方をすれば、そう言う環境にあることに

感謝すべきでもあると思えた。

平日の午後のひととき、自分の庭に咲いている桜を

見ながら、それも５０代半ばの夫婦が桜茶を飲むのは、

ある意味贅沢なことかも知れないと、

勝手に思うことにした。

今日久しぶりに朝、４時に目が覚めた。

昨日やり残した仕事を、朝早めに起きて、

やろうと思ったからである。

その為にいつもより早めに、目覚まし時計を

セットしたのである。

起きてすぐにパソコンのスイッチを入れた。

そしてパソコンが立ち上がる迄の時間に

コーヒーを入れるのが私の習慣である。

コーヒーを飲みながら、昨日のやり残した

お仕事をしょうと思っていた矢先に、

別の仕事が発覚した。

それはパソコンのメールの中で見つけたのである。

真夜中に依頼の申し込みが何件かあるのである。

命名依頼である。

それも、今日の午前１１時までである。

今日の昼に届け出というのである。

えらいことです。

もし、これが朝９時にパソコンのスイッチを入れて

いたらと思うとゾ〜トする。

とても間に合う代物ではない。

それもチェック鑑定であったから良かった。

オーダーメード命名鑑定ならば、作業が膨大だから

とても間に合あいそうにないから、

お断りをするしかない！

見た瞬間、予定変更である。

焦る気持ちで作業を始めた。

ヤレヤレ、朝の２時間でやっとの思いで骨格が出来た。

後は編集してお送りするのみになった。

それから子供達を学校に送り出してやっと

無事メールを送ることが出来ると思っていた

矢先、ところがメールアドレスがどうもおかしい？

と判明した。

それで今度は確認のために固定電話、

携帯両方かけたが通じない。

やきもきする気持ちで何度も電話をした。

やっと通じたのが、１０時半くらいである。

送ってヤレヤレ！と思って

しばらくしていたら同じ方から追加のチェックの

メールが入った。

それでヤレヤレどころではない。

とにかく追加のチェックをするしかない。

昼には届け出と言うことで時間との戦いである。

１１時頃やっと終わった！

これで本当にヤレヤレ！

と思っていたら今度は昼には届け出が間に合わないので

夕方にすると言うことである。

それならばとまたまた追加の依頼である。

結局追加、追加で５回くらいの追加に

付き合うことになった。

本当に終了したのが夕方であった。

７回くらいのメールのやり取りで、

名前がやっと決まった。

ほとんど一日がかりのメール鑑定であった。

夕方頂いたメールでやっとホットした。

--------------------------------------

遠山　玉希先生

お忙しい中、鑑定を優先していただき、ありがとうございました！

先生にご相談できた事を心から、嬉しく思い、感謝いたします。

お電話の時は当方の母親が近くにいましたので、

鑑定の事は秘密にしていましたので、きちんとお話が出来ずに

失礼をいたしまして、申し訳ございませんでした。

ぎりぎりになって、すべてが分からなくなって、困っていた所、

先生のホームページに出会いました。

ご縁があり、本当に良かったです。

親切で、人間らしい鑑定をしていただけたと思います。

お名前ですが、家族みんな（祖父母）気に入ってくれました！

最後の最後で、やっと決まり本当にほっとしています。

主人とそろって提出に行ってまいりました。

このたびはありがとうございました！

--------------------------------------------

本当にほとんど 一日がかりのおつき合いでした。

でもなんだか私には不思議なものを感じたのです。

この家のご先祖が朝早くから起こしたのかしら？

そうじゃないとどうしても間に合わないからです。

とちょっと不思議な気分になるのでした。

そう言うことって見えないけれどあるかも？

とシックスセンスを感じざるを得ない一日でした。

今日は虹のサロンであった。

昼食は旬の食材で何かないか？と思っていた矢先、

北國新聞にヨモギの天ぷらのことが載っていた。

これは面白いと思い、早速ヨモギを取りに出かけた。

ドラえもんと二人で昨日のうちに近所で

ヨモギを探しに出かけた。

思い返せば、私がヨモギ取りをしたのは

小学校の２〜３年生の頃である。

春になるとカゴを持って、

ヨモギ取りに出かけたものだ。

ヨモギの草団子を作るために、

家の人から頼まれたからである。

カゴ一杯どっさりと取った記憶がある。

そんな懐かしさも誘って、

その頃のことを思い出しながら

ヨモギ取りをドラえもんに教えている

自分がなんだか童心に返って楽しい気がした。

子供の頃に突然ワープ出来るから不思議である。

ヨモギ取りに来やすく付き合ってくれる

ドラえもんにも感謝した。

そのヨモギを早速、夕ご飯の天ぷらにしてみた。

子供達には好評であった。

特に長男が気に入って、パクパク何枚も平らげた。

それに続いて、次男、三男と喜んで食べたのである。

こんなに人気になるとは予想だにしなかった。

この日の夕食はヨモギを中心として、

ほとんど精進天ぷらであった。

ヨモギ、シイタケ、ちくわ、なすと

かなりシンプルな天ぷらである。

でもみんな大喜びであった。

そして次の日の虹のサロンにも

ヨモギの天ぷらは好評であった。

それと同時にヨモギのゴマ和えも

苦みがあるが大人の味がして良かった。

自然の有り難さを感じると同時に、

ヨモギの思いでの懐かしさと、旬のヨモギの苦さが

私には格別の味がした。

今日、七尾美術館に行った。

ジャズのポスター展をやっているというので、

長男が見たいと言いだした。

ドラえもんと私と長男と３人で出かけたのである。

私は七尾美術館に初めて行った。

かぐや姫の家から車で５分ほどのところにあるのに

意外と灯台もと暗しである。

面白い建物をしていて、私は気に入った。

田舎の美術館であるが、

２１世紀美術館とはまた違った良さを感じた。

朝一番に行ったので、ほとんど私たちの

貸し切り状態であった。

たまにはのんびりと美術館も良いものである。

かぐや姫のところに行くついでに、

時々ぶらりと寄ってみようと思った。

カラン、コ〜ロン、カラン、コ〜ロン、

少し遠くからも聞こえてくるこの音、

昔聴いたことのあるあの懐かしい音色である。

我が家に帰ってくる長男の足音である。

長男の大学生活が始まってもう１０日あまり経つ。

少しずつ慣れてきたせいか、自分スタイルが確立しつつある。

先日も高岡駅の駅員さんから声をかけられたらしい！

「高そうな番傘ですね！」

と珍しそうに、またちょっと風変わりな感触を

感じたのでしょう！

そのように言われたとのことである。

長男は満足そうに言った。

この番傘は、かって高山に行ったときに、

おみやげに買った決して高くない安い傘である。

でもこの頃見かけない珍しい下駄と番傘という出で立ちが、

何処かフイットして、高級感をかもし出したのかも知れない。

自分の個性を何処かで、主張したい！

番傘と下駄という組みあわせのこの通学は、

自分の考えや、コンセプトを形に表したいのであろう！

彼の青春の象徴なのかも知れない！

カラン、コ〜ロンの音は今の彼の

最大の自己表現のような気がする。

それは高校時代からの心からの解放感を

肌で感じたいのであろう！

と私は思った。

そしてカラン、コ〜ロンの音を聴く度に、

日本文化の良さを、良い意味で世界に発信できる

そんな芸術家の卵であることを願うのでした。

私が小学校の４〜５年生の時である。

真新しいテレビが家に入った。、

あの時の嬉しは今でも良く覚えている。

何故ならばテレビが見たいと思っても、家にテレビが

ないので、テレビのある家に見に行かなければならない。

よく、お隣に見に行った記憶がある。

余談だが、私が一番最初にテレビを見たのは

今の天皇陛下の結婚式のパレードだった。

学校がお休みになって、嬉しかった。

そして町内の良く知っているおばさん達と

わいわい、がやがや賑やかに見た記憶がよみがえる。

町内で１〜２台しかテレビがなかったので、

ほとんどの人がテレビのある家に

入り浸りになっていた記憶がある。

でもそれからもう今はテレビは家族一人に一台の

時代になっている。

それと同じようなことが今、また起こりつつある。

我が家にまたパソコンが入った。

長男が大学生になったので、必需品のパソコンを

入れたのである。

それと同時に次男のパソコンも入れざるを

得ないことになった。

ことの始まりは、先日かぐや姫の家に行った時、

兄からパソコンを貰ったことからである。

甥の部屋にあった、使っていないデスクトップ型のパソコンを

「持っていって良いよ〜」と言うことになったのである。

甥はこの時留守をしていていなかったが、

「ノートパソコンがあるから、いらないだろう？！」

と言う推測で貰うことにしたのである。

ソニーのバイオである。

次男のパソコンにしようとドラえもんは

早速喜んで貰って帰ったのである。

早速、夕ご飯もそっちのけで、

次男と二人で２〜３時間かけて

パソコンをつなぐ作業をしたのである。

次男はドラえもんの作業を一生懸命に

手伝ったのである。

それなのに〜、あ〜！あ〜！　それなのに〜！

いっこうにパソコンがつながらないのである。

それもそのはず、パソコンがどうも壊れて

いるらしいのである。

壊れているパソコンをいくらつなげようとしても、

無理なはずである。

ガッカリしながらの食事となった。

やった作業の時間の無駄と、パソコンが自分の机の上に

あるのに、つながらない悔しさとショックのせいで

黙りの次男である。

朝になってもいつもよりも、

妙に元気のない次男であった。

とぼとぼと学校に出かけていった。

ドラえもんが朝、甥に確認の電話を入れた。

やっぱり壊れているから、

ノートパソコンを買ったらしい！

それを良く把握していなかった兄が、

持って行けと言ったらしいのである。

やっぱりそうだったのである。

何度も何度も、次男の喜んでパソコンを取り付けている

作業を思い出したのでしょう！

今度はドラえもんががっかりの次男のことを

とても不憫に思い始めた。

一日中、あんまり何度も可哀想！と言う言葉に

私の心も動かされてしまった。

仕方がない！

どうせ次男もこれから辞書代わりにパソコンを

使うので、この際、買うことにしょう！

デルに頼んだ。

結局長男と、次男の２台同時にパソコンを

買うことになったのである。

三男はまだ小学６年生であるが、

長男が現在持っている古いパソコンを

使うことになったのである。

これで結局、我が家では一人一台ずつパソコンを

持つことになったのである。

私の少女時代チャンネル争いをしないで、

テレビを見れるのが夢であった。

それが今や当たり前の時代である。

今はパソコンがそれに変わりつつある事をまざまざと

見せつけられた思いがする。

一家に一台から、家族一人に一台のパソコンを

持つ時代になりつつあるような気がする。

パソコンは鉛筆みたいなものである。

鉛筆を沢山持っていることが問題ではない。

鉛筆をどう使いこなすかが問題である。

この鉛筆でそれで何を書き、

それで何をするかが問われる。

ソフト面の充実に向かって、進もうと

新たに思わせられたのは言うまでもない。