遠山玉希の占い日記

今日来場された方は、我が家についたとたん

玄関先で、しばらく座り込んでしまった！

心臓がドキドキあおるので、しばらく休まないと

前に進める状態ではなかった。

１０時という時間の予約をしていたので、

かなり前から家を出たらしい。

そして金沢医科大にしょっちゅう通っているから

すぐに我が家が分かるだろうと思っていたらしい。

ところが、いざ来てみると見つからない。

それで約束の時間は来るし、あせって電話を探し、

やっとの思いで、電話を掛け、近くまで

迎えに行くことになったのである。

それでやっとの思いで、たどり着いたのである。

聞けば２年ほど前、心臓にペースメーカーを入れたらしい。

８０才という年令で、それも車を運転して来られてので、

心臓があおるのも無理からぬ事である。

玄関先で何故来場することにしたのか

そのいきさつを座り込んだまま、説明されたのである。

こんな依頼者は初めのことである。

最近、心臓があおったり、体調が良くないらしい。

一人暮らしをしている。

娘さんが二人いるが、時々見に来てくれるのである。

以前に霊的なことがあったので、非科学的な事も

信じる方なのである。

若い頃に体調を崩し、調子が良くないので、

お札を貰い、解決したことがあったようである。

最近また調子が悪いので、病院に行って

心電図を取ったり、心臓の機能をいろいろと

調べても異常なしと言われてしまったのである。

しかし自分の調子は自分が一番分かる。

異常なしと言われても、体調が芳しくない。

それで、病気以外の事が原因しているのでは

ないかと思い始めたのである。

また霊的なことがあり、自分に取り付いているのでは

ないかと思い始めたのである。

日頃気になっている内容を、ある時ふとチラシを見て、

簡単な気持ちで運勢を見てもらいに行ったらしいのです。

そうしたらそこで大変なことを言われた。、

「３年前から、運勢が悪くなったから、

祈祷しないといけない。

祈祷代として１００万円いる。」

と言われ、びっくり！仰天である。

１００万円なんてあるはずがない。

葬式代だってどうしょうか？と思っているのに。

一人暮らしの年金暮らしである。

驚いてしまったが、お金がないからそれ以上

出来なかったというのである。

でも心の中で

「３年前から、運勢が悪くなったから、

祈祷しないといけない！」

と言う言葉が引っかかってしまって、気になって、

気になってどうしょうもなく過ごしていたのである。

それでお友達に相談したところ、天使の占いを紹介して

貰ったらしい。

藁をもすがる思いで、病気を押してやって来られたのである。

こんないきさつを抱えた方であった。

さて、ここまで話をしてやっと落ち着いたようなので

応接室に入ることになった。

本格的なお話しをする前に、

今までの苦労話を、始められたので

お話を聞くことにした。

４０〜５０分以上いろいろと話されてから、

さっそく本格的に運命式を見てみた。

時々、直感的で、第六感が働いたり、色んな先祖の

影響を受けやすい運命式をしている方もいるので、

この方もそうなのだろうか？

と思って調べてみたのです。

ところが、運命式を見た限りでは、全くそのような要素が

なかったのです。

むしろ何でも自分で引き受けて、頑張る男性的な

要素のある名前をしていたのです。

「全く、霊が取り付くような名前ではありません。

良きにつけ悪しきにつけ、思い込み型のところが

あるので、運勢が悪くなっていると思いこむと

良くないのです。

全く大丈夫ですよ！

霊が取り付きやすいお名前の人もいますが、

○○さんはそういう要素のお名前では

ありませんから、安心してください。」

と言ってあげると、

「良かった！良かった！

これでホットした。嬉しい！」

と涙ぐみながら言われた。

本当に安堵された顔になったので、

私の心も晴れ晴れとして嬉しかった。

それと同時に、お話しの最中、

私は怒りの気持ちで一杯になった。

こんなにもか細い、しかも病気を抱えた

年金暮らしの老人に不安をかき立て、

食い物にするような商売的な、

あこぎな事をするところは絶対に許せない！

と怒り心頭に達しそうになった。

人の良さにつけ込み、弱みにつけ込む商法は、

オレオレ詐欺にも等しい犯罪に近い行為であると思えた。

でもお客様の心の解放することが出来たことが、

なんといっても嬉しかった。

本当に良かった！　良かった！

憑きものが取れたように明るい表情になり、

安心されたことが何よりの救いであった。

お元気で長生きしてください！

と祈りながらお見送りをしたのでした♪

今日は久しぶりに、次男と三男と３人で、

内灘町のアカシアロマンチック祭に出かけた。

もし我が家のドラえもんも長男も用事がなければ

一緒に出かけたかも知れないが、

残念ながら、用事があり出かけていたので、

残り３人で出かけたのである。

毎年雨が多いこのイベントであるが、

今年は晴天になった。

有り難い！

気分も晴れ晴れして、ウキウキしながら

勿論歩いて家を出た。

１キロ以上ある一本道の遊歩道の途中に

野点や囲碁、将棋、

あるいはクイズのウオークラリーがある。

またところどころにランダムにフリーマーケットが

陣取っているのである。

私の楽しみはフリマであり、次男はフリマにある本、

そして三男のねらいは将棋である。

それぞれの興味ある内容があるから、

出かけるのも楽しい！

出かけた矢先、早速フリマがあった。

そこでは素敵なお皿セットが５００円、

ミニ袋が１０円×３個、茶碗蒸しの皿セット３００円、

パッチワーク用の布２００円など買った。

彼らから

「ママの病気がまた、始まった！

チェックしなければ！」

と言われてしまった。

彼らのこの言葉がかなりブレーキを

掛けてくれた。

いらないものは安くても買わない！

必要なものだけを買う！

これに徹することにした。

それでも、途中、途中のフリマをハシゴしたら

袋３つ分になった。

これらの荷物持ち係を彼らがかって出てくれたので、

大助かりである。

かなり奥の方に将棋のコーナーがあった。

そこでは三男が好きだから、将棋をした。

次男と三男とで仲良く、考えながら打っていたが、

さすが係の人には歯が立たない！

３０分以上も粘って考えていたが、

答えが分からなかったので、

教えて貰って満足したようであった。

帰ってくる途中歩きながら、ふと思った。

ちまたを歩く人は、年配の夫婦、

若いファミリー、仲の良さそうな中年の女友達、

若いカップル、若い親子、

犬を散歩しながら歩く人達である。

どうも私たちのような組合せはほとんど

いないようである。

中学生と大学生の男子と母親という組合せ！

このような年頃の男子自体があまりいなかった。

マザコンと見られて

恥ずかしいと思うのかも知れない！

抵抗感があるのでしょう！

いやがって出かけない！

と言う年頃かもしれないが、

我が家は全くその反対である。

一緒に出かけることに何の抵抗もない！

とにかく世の中には、娘と母親の組合せで

スーパーでの買い物も珍しくない。

しかし息子と母親の組合せは珍しい！

我が家はその珍しい方の家庭なのかもしれない。

スーパーでの買い物も付き合ってくれるし、

今日のようなフリマにも抵抗なく、

一緒に行くのである。

年頃の男の子は何もしゃべらない。

と言われるが、

我が家は意外と話してくれる。

もう何年も続いている一日の反省会が、

家庭内の交流に一役買っているのかも知れない。

夕方、長男が大学から帰ってすぐ台所に

入ってきたので、早速、味見をして貰うことにした。

小さなお茶碗に出来たての湯気の上がっている、

ほかほかのホタルイカの混ぜご飯をよそって、

差し出した。

「これ美味い！

今までの炊き込みご飯の中で、最高の作品だ！」

と言われて、ちょっといい気になった私である。

昼間に買い物に行ったら、丁度

一袋２５０円のホタルイカがあった。

ホタルイカはとにかく久しぶりなので２袋買った。

あまりメニューは深く考えていなかった。

ホタルイカをとにかく佃煮風に炊いて

食べようかな〜くらいに思って買ったのである。

とにかく何かおかずになるだろう！

とアバウトに考えていたのである。

ホタルイカは美味しいが下処理が

意外と大変である。

以前ホタルイカをそのまま食べて

失敗したことがある。

目とお尻を取らないと、口の中に

残ってせっかくの美味しさが半減するのである。

それで早速、生のママ、目とお尻を取り始めた。

かなりの量なので時間がかかりそうである。

それよりももっと大変なのが、

イカの墨が飛んでしまうことである。

墨が飛ばないようそっと処理をしているはずなのに

服を２度も変えなければならないは目になってしまった。

お馬鹿な私である。

これには、まいってしまった。

何度変えなければならないか計り知れない。

それで仕方がないから、

インターネットで下処理を調べてみようと

検索してみた。

そうしたら下処理をするのに

まず湯がいてから目や尻を取ることが

分かった。

まだ半分くらい残っていたので

湯がくことにした。

その後、目と尻を取った。

うすうすそうだろうな〜と思っていたが

面倒くさいと思い、そのまま処理をしていたのである。

いわば面倒くさいという気持ちの手抜きをしていたら

こんな羽目になって、逆に服を２枚追加して洗わなければ

ならないという手間を増やしてしまったことに

なるのである。

これはいけない！

やっぱりアホな手抜きは止めた方がいい！

と思い知らされたのである。

でもその反面良いことがあった。

インターネットを見ていなかったら

ホタルイカの混ぜご飯なんて

頭の片鱗にもなかったのである。

それが今日の晩ご飯となったので

何が功を奏するか分からないものである。

下処理が大変だが、それをやっただけの

価値はあった。

我が家の混ぜご飯ランキング第一位！

に見事輝いた！

目出度し！　めでたし！