◆ 人気運
人気運は人からの人気が勝手に出てくるような運勢とかという調子のいいものではない。人の人気というのは、人の心の中に応援しようとする好感度情報だ。それを芽生えさせることのできる努力をしているかどうかということが問題になる。これも、相手が好感を自然に持つようになるのではなくて、自分がどんな人間関係を結んでいるかという姿勢が人気運の根幹を成すものだ。
自分という人間が相手から受け入れられてこそ自分の存在意義と価値が表れるのだが、それを実現する抱負というのが人気運に表れるようになる。孤独になるというのは、自分を理解し心から受け入れようとする人がいないという結果になった場合とか、自分を無条件に必要としている人がいるなどが自分にわかるようになるという運勢だ。
何も芸能界のように皆の人気者になって、注目を浴びることができるような運勢を持つことができるような魔法の話ではない。どんな人間関係の努力が必要かということが基本なのだ。的はずれなど力をしても、人は自分を受け入れてはくれない。また自分に自信がない人間も自分を受け入れてはくれない。
人気運というのは、トータル的な実力が相手の評価の中に現れた結果ということがいえる。改名をした場合は、このような人気運の特徴から人との関わりかたのサイクルの問題がある。このサイクルの位相がずれていると結局はいい循環を作れないで終わってしまうことになる。それを改名という作業が位相のずれをただしてくれることになるし、今までにない自分の新しい出発ができるようになるということである。
もう一つ、今までにない新しい自分をアピールすることもできるということがいえる。もちろん人は既成の概念でしか自分を見ていないし、なかなか理解しようとしないし、もちろん理解を求めるものでもない。しかし改名によって、自分が自分を理解できるような眼ができ、それができるようになることで人を理解しようとする眼も自分の中にできるようになる。それが、改名によって人気運が上昇するということなのである。人気運は人によってできるものではなくて、自分が呼び込むものということが分かる。