★伊達政宗の運命式を見てみたいと思う。
<伊達政宗の運命式>
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彼の運命式は劇的に変化を遂げてしまった。まず、家庭内性格から梵天丸のような優しさや人の良さは消え、非常に主体的で親分的、自分の世界が強く頑固な性格へと変貌している。しかし、本性だけは思慮深さ、反省心をしっかりと残しているのである。仕事運もしっかりと物事を成就していく運勢をもっているし、武将として作戦を考え、リーダーシップを発揮しそれを成就する運勢をしっかりともっているといえるのである。同時に人気運は、人に対して優しさや真心を伝えようとする世界も併せ持っている。しかし、彼のエンジンは強力な男気なのである。
虎哉禅師の教育が「政宗」という元服後の命名によって大きな花を咲かすようになるのである。その後の伊達政宗の活躍はここで述べるまでもなく、多くの読者がご存じのはずである。
彼の持つ運命式が遺憾なく発揮した背景には、彼が受けてきた教育が大きな力を持っていることはいうまでもない。
だからこそ、運命式の花を咲かせるのは教育ということがはっきりとわかるではないか。
政宗のその後の人生を見ても、実にドラマになるよりも面白いほどの波乱に満ちた生き方をしている。
伊達家内部においては母との葛藤の果てに毒殺されそうになることや、その後母と子の和解と恩讐を越えた出会い、秀吉との危機、徳川政権下にあってはキリシタン禁教の嵐など、様々な危機を乗り越えてきたのである。
何故ここで、伊達政宗を取り上げたのかといえば、実に運命式を開花させるには、それだけの教育が必要なのだということなのだ。その教育は、虎哉禅師のような