美濃を平定した斎藤利政(道三)の運命式はどうであろうか?
<斎藤利政(道三)の運命式>
38 29 36
20 45 25
27 16 34
この運命式を見ると、確かにまむしとあだ名されるような運命式である。どこがまむしかというと、まむしに代表される蛇は、知恵の象徴でもある。だから、知恵という才覚で国盗りをしてきたことがわかる。ただ知恵の塊だと怜悧な感じになってしまうが、意外にも人に対しては思いやりや優しさを兼ね備えているのである。そこがこの男の魅力になるのであろう!プラスがあればマイナスもある。運命式のバランスを使いこなしてきた達人ということもいえる。
○○斎藤道三は織田信長に美濃の譲り渡し状を送ったとされる○○
「我が子たちはあのうつけ(信長)の馬をつなぐようになる」信長公記
それはそうだろう!政略結婚とはいえ、尾張と美濃の間には、この結婚で平和が続いたのであるから、信長が道三の娘帰蝶を気に入っていたことは確かである。
まむしの子は親の腹を破って生まれてくるといわれるが、まさに信長は道三が息子の義龍の攻撃を受けて滅んでしまうと、その美濃を奪い取り天下への足がかりをつけることになる。
斎藤道三の国盗りは、父親の長井新左衛門尉(豊後守)と道三とで親子2代で美濃を盗り、その道三を相続して織田信長公が3代目として天下を盗ったということになる。ここに国盗りが完成するかに見えたが、信長公は本能寺で倒れてしまうことになる。これも何故か道三と相似性である。
★★★織田信長公の天下統一の野望の動機は、斎藤道三に出会ったことから生まれてきたのではないかと思われる★★★