そして絶頂の時に落ちる姿を見てみたいというわけである。これがこの世の塵芥を食って生きる悪魔の真の姿だ。
●・・・ひとこと・・・
時代が進み、その時代をどうやって生き抜くかということに、皆が汲々としているのだが、そんな時でも良心の基軸は失われてはいない。行き過ぎた振り子はどこかで元に戻ることになるのだ。そういうバランスは健全な時代が失われていない証拠だ。悪魔がはびこるすきまを与えない社会が生きている社会ということになる。
★★日本史・あの人達の飯は★★
◆織田信長
★織田信長は頭にいい食事をしていた
織田信長が短気なように見えたのは、頭の回転が素晴らしかったからである。
どうしてそんなに頭の回転が良かったかというと、それはこの尾張地方に伝わるみその料理に秘密があった。
信長はよく「湯漬け飯」を食べた。桶狭間の戦いの時も、湯漬け飯をかっ込んで出陣した。これはただの湯漬け飯ではない。ここには終わり特産の「焼きみそ」が付いていたのだ。ここにみそがある。
特産の豆みそを原料とし、ゴマ、ショウガ、酒を加えて、
ごま油で引いた鉄鍋で練り上げてつくるものだ。
この焼きみそは脳のひらめきを助ける大きな効果があるそうだ。
脳の栄養剤といわれる大豆レシチンが普通のみそよりはとても
多く含んでいる。レシチンは神経伝達物質の生成に関わり、
多くとれば脳細胞が活性化する。
その他には、ビタミンB群、ビタミンE、グルタミン酸などがいっぱいある。
効率の良い大豆レシチンのとり方で、脳を活性化していたということなのだ。
それに好きだったものは、団子だ。「上様団子」と呼ばれていたらしい。この団子は米粉を溶いて作るので、ごはんを食べるよりは効率的に栄養を摂取できるということだ。だから、峠の茶屋には昔から団子がおいてあったのはその為かも知れないね!
ただこの当時は、みそを始めとして保存系のものは塩辛いものが多く、味の濃い物を好んだ信長は、結構血圧が高かったのではないかと思う。イライラするところはその辺の食事のありかにも原因がある。