★★豊臣秀吉とは何者なのか?★★
■信長の野望!
■天下統一の後継者達
織田信長という人ほど、現代でも人気の衰えない人はいない。いつの時代になっても信長ファンというのは健在である。どうしてなのだろうか?そのことを真剣に考えてみる値打ちはありそうだ。
考えられることは、日本人ができそうもないことをやってしまった。ということである。というよりも、現代人がやりたくてもできないことをやってのけたということなのだ。しかも、弱小といわれた組織を率いて、そこからの出発であったことだ。地位も名誉も権威も何もないところからである。そこが偉大なのだろう!
同じようなことが、坂本龍馬にもいえる。彼も大好きな現代人がいっぱいいる。それは、地位も名誉も権威も何もない中に国家を動かし歴史に影響を与えたというできそうもないことをやってのけた日本人だからである。
★信長は日本人ではない?
そういう意味では、信長は日本人ではなかったということである。日本人という概念を越えてしまっているのだ。かといって大陸型かというとそうでもない。新しい日本人というべきなのだろう!
何かの使命を担った国家というのは、そういう特別なことのために新たなる人間像を出現させるのだ。そこに時代の意志を感じることができる。
時代を変えるときというのは、そういう使命的な人物が登場する。となりの中国大陸では秦の始皇帝、モンゴルではチンギスハーン、となりの朝鮮半島では三国時代の新羅で金春秋がでて、大陸の唐と連合しながら百済、高句麗を滅ぼして三国を統一した。こういう人たちは、時代が生んだ英雄でもあるが、その要素はその当時の人間像を越えてしまっている。だからこそ新しいことができるのである。
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