9)正当な理由なしに物を購入して与えないこと。
これは親の方が試練なのかも知れません。愛する子供には何でも与えたいというのは実は人間の持つ心情の発露ですから、これをやめろというのは酷というものかも知れません。しかし、ここは親が考えなければなりません。果たして物は親の愛情の表現として受け入れられているかということです。物を与え続けた子供は、物に関心がいって親の心や愛情に目は向かないのです。だからこそ、物を与えるにはちゃんとした理由が必要ということになるのです。
これは愛情運の力です。
10)物と交換条件に用事をさせないこと。
これも9)と関連するのですが、交換条件というところが問題なのです。こういう事を日常生活の中で繰り返していると、それが癖になってしまいます。そうするとすべてが取引条件となってしまい、人間の持っている素晴らしい「相手のために何かをしたい」というボランティアの精神が養われなくなります。ここは人間関係で大きな教育になります。
人気運の力です。
11)褒めるときは、言葉と態度でしっかりと褒めること。
評価ということは、愛情と大きなつながりがあります。子供を評価するその仕方で、子供の心の成長度合いや気力に大きな差が出てきます。評価を適切にすれば、子供は社会での競争力を身につけることができるのです。ここは親の研究の余地大いにありということです。その子供によってのほめ方は異なりますので、その辺は研究しましょう!
愛情運の力です。