だから、自分も出かけるときに「ちょっと!」としか言わないようにして
いる。
自分が言わないのに私だけ言う必要はないではないか!
★離婚で子どもはどうする?・・離婚で被害を受けるのは子供の心
それが分かっていながら離婚せざるを得ない深い事情があるということになるのですが、それでもお子様が小さい場合は、相当の配慮が必要になります。
どんなふうにパパとママの離婚をお子様は捉えるのでしょうか?
◇ホプソンの選択という理論があります。
嫌でも好きでも嫌いでもどちらかを選ばなければならないことを、こう言い表します。それは、昔トーマス・ホプソンという人が馬を貸す仕事をしていて、いろいろとトラブルがあるので、列の一番最初の馬を借りなければならないという規則を作ったそうです。そこから、ホプソンの選択という考えが生まれました。
子供達はこのホプソンの選択を迫られるようになるのです。不幸な結婚生活か、それとも両親と別れなければならない離婚かという選択なのです。どちらも嫌でしょうが、それを受け入れざるを得ないという問題を抱えたのが子供なのです。
大人的には問題を抱えて両親がケンカをし続けるよりは、離婚をした法が精神衛生上はずっといいのですが、子供にはそのことが分かりません。
◇子供が考えること
@悲しい思いに落ち込むようになる。お父さん、お母さんのことを思い出して、その想い出から抜けられないのだ。
Aお父さんとお母さんがまた後日結婚してくれないかなあと密かに想い続けることになる。
Bすぐにたくさんの友達を作って忘れるたくましい子もいる。
C自分が悪い子だから、お父さんとお母さんは離婚したんだと思う子がいる。これは大変だ。何故なら、自分の性だから自分が何とかできると考えるようなるのだ。
D親はどれくらい自分のことを愛してくれているかを知りたがる子がいる。
これは、親の愛情によって自分がショックを受ける立場にあり、自分をどうしていいか分からないことになる。