●カルシウムをとるのは牛乳に頼ってはいけない。
カルシウムは牛乳に含まれているというのは皆さんが知っているでしょう!しかし、カルシウムでいえば牛乳は干しエビの70分の1、煮干しの20分の1、ひじきの14分の1という少なさです。
それに牛乳を消化するには、小腸にあるラクターゼという酵素が必要なのですが、日本人はこのラクターゼを作る力は限りなくゼロに近いのです。
ラクターゼというのは、赤ちゃんの時にはあるのですが、授乳期を過ぎるとなくなってしまいます。
牛乳を飲んで下痢をすれば、体内にあるカルシウムまで流出してしまいますから、返ってカルシウム不足の危険が出てきます。
NHKのためしてガッテンでは、カルシウムをしっかりとるには、魚、野菜、キノコのグループの食事をとると効果があるそうです。骨粗鬆症を防ぐには、他には、カルシウム剤などを直接摂取する意味はないそうです。それよりもバランスある食事にこそ価値があるということなのでしょう!
遠山球希はいつも貧血と小学校の頃からいわれ続けてきました。カルシウム鉄分不足といわれ続けてきました。しかし、玄米を食べるようになってから、それが全部解消されたのです。自分で不思議と感じています。植物の力は凄いです。
●血液さらさらって何?
血液さらさらっていうのを映像で見る場面がある。でもこの映像を映すところに問題がある。採血した血液を検査すると、どうしても空気に触れるので血液は空気に触れた瞬間に凝固する性質があるので、流れにくくなるのは当然なのだ。そこで、血液のドロドロ感が演出されるのです。
また、さらさら感は採血した血液を検査するときには、抗凝固剤という血が固まらなくなる薬を使っているということです。
こういうのをできる限り性格に検査したとしても、血液のさらさら度チェックというのは、問題があります。観察しているのは赤血球の変形体だけということなのです。赤血球は通常毛細血管のような狭いところでも通過できるように、円盤状になっていて、それが変形してどんな細いところでも通過しようとするのです。でも、弾力性の乏しい赤血球の変形体と、動脈硬化や血栓症といった病気との因果関係は解明されていません。
血液をさらさらにする食べ物というものは、現在のところ確認されているものはないのです。実際に食べたものが体内でどのように変化するのかということを把握することはほとんど不可能なのです。