◆ 改名とは何だろう?
改名や襲名など名前については、自分との関わりについてどんな影響があるか真剣だ。実は不思議なことがあって、名前での事件というのはいろいろとある。本人が気がついていないだけで、同様な事件というのは出てくるものだ。何でだろうというのは、誰もが不思議な疑問として持っているはずだ。実は私たちも不思議としかいいようがない。それは見えない世界が、名前を通して顕現するからに他ならない。その見えない世界がどうなっているかなどというのは、臨死体験でもしない限り分からないわけだから、普通の人はたぶん不可能なことになる。でも、可能性や傾向は名前の中に出てくるのだ。それは相対的な出来事だ。そう考えてみるといろいろと分かってくるようになる。
★★改名とは何だろう?★★
■改名で知っておくこと
1)自分のから来る運勢を知ろう!
◆ 姓の持つ意味:
名字というのは先祖から受け継いできた苗字と呼ばれるものであって、それは本来自分の所有する名田から来たものであるのだが、いつの間にか土地の支配から解放されて石高で生活するというサラリーマン化してしまったから、姓は血筋を表す意味の苗字になって今の私たちに受け継がれていることになる。
だから、名字というのは土地との関わりが深くて、地名をみてみると名字との関係が見えてくるようになる。この土地をめぐる争いと所有権の問題は生死を分けた戦いでもあったということである。ということは、その名字を持つということは、先祖的にみるならば非常に関心を持たざるを得ないということになる。
だから名字には由緒や血統という問題が色濃く残っていることになる。土地は全ての収益と財産の源であった。だから、土地というものに執着するのは当然なのである。大化の改新以来、土地の自由な所有を求めての戦いが続いてきた。後醍醐天皇は折角なった建武の新政を土地の扱い方を間違って全国の武士の人心を掌握できず再び幕府政治に戻ってしまい、そこに天皇の相続問題と絡んで、南北朝という歴史上最悪の政治事態を招いてしまったいわく付き天皇である。
|