家族の問題を、家系図を解く中でその解決方法がわかるー家族と先祖の歴史・家系史ー仏教概説

●仏教概説
(1)お釈迦様の生涯
(2)仏典の内容と法則(概論)
(3)釈尊の説いた宇宙の真理
縁起の法則
輪廻転生
人間の罪・無明・煩悩の原因
人の心と霊界の実相・十界論
真理と修養生活

●家庭崩壊の原因
(1)聖賢達の考え
(2)先祖とのつながり
(3)愛のあり方が根本問題であった
(4)愛は相続の儀式

●心情血統論
(1)因縁と家系と遺伝
(2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情)
(3)人間環境と特異能力の関係
(4)環境が遺伝を生かす

●家庭創造の原則
(1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)真理と修養生活の必要性
W親子問題は、母の愛の相続儀式













































 

(3)釈尊の説いた宇宙の真理

縁起の法則
@諸法無我
(A)陽と陰
この事を仏典の教典から説明すると非常に難しいので、これを優しく説明したいと思い
ます。まずお釈迦様は十二縁起の法則よりすべてを説いていかれたのでありますが、
ここでは説明をしやすい様に諸法無我から説明していきます。
大乗教典によれば、これは“空"であるという言葉で表されたり“真我"と言う言葉も
出てきたりするのですが、諸法無我とはどういう内容なのか、わかりやすく説明したいと
思います。まず、この自然界を見てみますと、人間がいますし、動物がいます。そして植
物、鉱物がありまして、次に分子、原子、素粒子があります。そして必ず自然界のものに
は共通した法則がありますが、それが何かと言いますと、人間は男と女、動物はオスと
メス、植物はオシベとメシベがあります。分子はイオン化した場合は陽イオンになります
し、陰イオンになります。原子も陽子と電子、素粒子も陽性の素粒子と陰性の素粒子と
いう具合に、ありとあらゆるものが陽と陰から成り立っているというのです。
このことは特に密教において(真言密教)は、詳しく説かれているのです。この世に存
在するものは全て、陽と陰があって、そしてそれらが何らかの関係を持って、生きてい
て、存在があるという事が諸法無我ということなのです。自然の世界を研究して見れば、
そのように成っているのです。これは聖書の世界においても言われていることであって、
創世記の1章27節に「神は人を創造された、男と女に創造された。」という様に、聖書
も自然は陽と陰より成っているという事を言っているのです。

(B)見えない世界と見える世界
この陽と陰だけでなく、人間の世界を見ますと、人間は心と体があり、動物も本能と体とがあります。植物も機能というか本能のようなものがあって体を持っているのだという事
です。
自然界では、分子・原子・素粒子もちゃんと目的を持っていて、それに合った構造をし
ているのです。この様に見てみますと、結局人間も動物もみな存在しているものは陽と
陰とからなっているのとは別に、目に見えない世界と見える世界とが何らかの形で一つになっていて、それが、男性とか女性とかいうように、現れているのです。しかし男性も
女性も一人の人間としてみた場合には見えない心の世界があって、見える体の世界が
くっついていて、そこには何らかの関係があるのだという事です。この様な関係がうまく
いっていて、生きることが出来るのであって、バランスがとれていないといけないの
です。これが宇宙の法則であり、誰も否定することの出来ない現実なのです。
ですから、見えない根本の原因があって、見えるこの世界が陽と陰で現れている
のです。そして、その陽も陰もそれぞれ見えない心のような世界と見える体のような
世界から成っているのです。
これは、根本原因が元々見えない世界と見える世界、陽と陰で存在しているから
なのです。
この宇宙の根本原因を神とか、久遠本仏・如来・大日如来・阿弥陀仏とかいうわけです。
宇宙を創った神仏は、陽と陰で存在していますから人間で言えば、男と女・父と母です。
神仏は父母として、私達を産み育て、慈しみ、愛して下さっていることが分かります。
この様に見ていきますと、真(しん)なる親が神仏と言うことになるのです。

●家系図のとり方・書き方・見方
1、家系図の書き方
2、家系図の見方

●戦国乱世の家運盛衰

◆武田信玄
武田家・家系の概略
武田家の家系の流れ

◆徳川家康
(1)天下人の系符(徳川家康)
< まとめ>

◆伊達政宗
教育こそ家系存続の要

●家系存続の条件
@結婚のあり方
A夫婦のあり方
B家庭のあり方
<家系存続の原則>

●その他
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A縁起(相対的な関係)
陽であり陰であるという事は、その性格になっているということなのです。積極的な性格
があり消極的な性格があるのです。山があれば谷があり暖かい所があれば冷たい所
があります。この様に陽と陰があるし、見えない世界と見える世界には何らかの関係が
あるということです。
この様に存在しているという事をお釈迦様は言われたのです。その関係について考えて
みたいと思います。この関係は相対的な関係なのだということです。分かりやすく説明しますと、人間、心があって体がある。男性がいて女性がいる。相対(あいたい)するこの関係に心が命令して体が動く。男が積極的であり女が消極的、主体が一番で対象が二番。
原因と結果、主体と対象というような相対的な関係を結んでいるのです。これがどのようになっているのかといいますと、ある力(生命力)が働き、主体と対象がその関係を
結んでいる一つの個体、たとえば男性、女性がいて、この男性と女性が相対的な関係を
結ぶと、夫婦生活、家庭ができるというわけです。
全てがこの様な関係を結んで生まれるし生きているのです。
これが縁起の法則です。
だから実際に具体的な例を上げてみるとよく分かると思います。たとえば、人間は男性と女性が関係を結んで生活をしていますし、動物はオスとメスが関係を結んで生活していますし、植物はオシベとメシベとが関係を結んで生活をしています。人間の呼吸も、呼気と吸気との関係で生体を維持していますし、植物を考えれば、導管と飾管で生体を維持しています。

夫と妻もそうだし、国家と国家もそうで、“縁起"という相対
的関係を結んでいるのです。つまり男と女を考えて見れば男性から女性に何か力を与
えると女性から男性に何かが返ってくる。つまりピッチャーとキャッチャーの様に投げた
ら受ける。受けたら投げ返すということです。
「投げる(与える)、投げられる(与えられる)」この様な関係です。これが縁起の法則な
のです。そこには必ず与える主体と、与えられる対象が必要であり、そのような関係で
宇宙は成り立っているのです。これを人間の心にあてはめて見ますと、良心の力という
ものがあります。人はその心があって、それと何かが相対的な関係を結んで善い行い
もするし、悪行もします。人間の心と何かが関係を結ばなければ、いかなる力(縁起)も
生じてこないということを考えて見れば、目に見えない心と関係を.結ぶ何かがなけれ
ばならないということになります。ですから、人の心が神仏との縁起(相対的な関係)を
結べば、善い行いをするようになるし、逆に悪魔・悪霊と人間の心とが縁起(相対的な
関係)を結べば悪行を行うようになるのです。これが、縁起の法則なのです。

●仏教概説
(1)お釈迦様の生涯
(2)仏典の内容と法則(概論)
(3)釈尊の説いた宇宙の真理
縁起の法則
輪廻転生
人間の罪・無明・煩悩の原因
人の心と霊界の実相・十界論
真理と修養生活

●家庭崩壊の原因
(1)聖賢達の考え
(2)先祖とのつながり
(3)愛のあり方が根本問題であった
(4)愛は相続の儀式

●心情血統論
(1)因縁と家系と遺伝
(2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情)
(3)人間環境と特異能力の関係
(4)環境が遺伝を生かす

●家庭創造の原則
(1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)真理と修養生活の必要性
W親子問題は、母の愛の相続儀式




































































  B諸行無常
(A)無常
私達はよく「世の中は無常であるとか、無常感が漂っている」と口にするわけですが、
無常という事について考えていきたいと思います。つまり、諸行無常ということです。こ
のような言葉を聞きますと「人生は諦めた方がよい、世の中諦めた生き方をした方がい
いのでは……」ととらえがちになるのですが、諸行無常の本当の意味を理解しなけれ
ばいけないと思います。神仏を中心としながら力によって宇宙の全てのよろずの物が
生じてきていますので、仏教ではこれを宇宙生命であると言います。神や仏と呼んでも
誤りではないわけです。ありとあらゆるものが主体と対象の相対的な関係(縁起)を結ん
でいますが、どのような関係を結ぶかということが重要であり、この結び方を間違ってはいけないのです。この結び方がいわゆる因縁なのです。すべてが主体と対象という世界を持っているというのが、諸法無我という世二界です。本来定まっていた人間の正しい
個性を持ちつつそれらが縁起の法則でどのような関係を結ぶかということが問題であり
ます。それによって新しい形が生まれてくるわけです。神仏を中心とした時にそこから現れた主体と対象が再び一致して新しい生命が誕生するのです。わかりやすく言うならば夫と妻がいて子供が誕生する。
そして子供が成長して、男性であれば女性と相対的な関係を結んで子供が生まれてき
ます。
この様に移り変わりながら次なる方向に発展して行くという事なのです。そして発展して
行くには必ず目的があり、目的なしに発展することはあり得ないのです。常に変わって
ゆくという無常ですが、その因縁は陽陰・見えない世界、見える世界によって成り立って
います。
この陽陰・見えない世界、見える世界のそれぞれの個体そのものが諸法無我です。すなわちそれぞれの内容を持った人たちが、どのような関係を結ぶかによって因縁が作られ
て、それが一つの方向にどんどん変わっていくのです。

(B)3つの因縁
家庭を中心として見た時には、祖父母がいて、夫がいて妻がいて子供がいます。男性
が主体であり女性が対象であるわけです。目的を持って次の方向に発展してゆくので
す。良い因縁を結べば、良い発展をするし悪い因縁を結べば、悪い発展をするのです。
だから良い因縁を結ぶ為には良き内容を持たねばなりません。つまり仏教的に言うな
らば真我を持てということです。
お釈迦様は無我の境地になれば真我が現れると言われました。本当の真理・本当の
我・個性をいいます。だからお釈迦様は、悟りを開かれた時に「天上天下唯下独尊」と
言われたのです。そして、その目的は人間が幸福になることなのです。幸福になる為
にはどうしたら良いかと言いますと、そこには、はっきりとした法則があるのだということ
です。つまり、夫は夫らしくなければならないし、妻は妻らしくなければいけないし、子供
は子供らしくなければなりません。これらはどのような因縁をむすばなければならない
のでしょうか?夫と妻の因縁の結び方・夫と子供の因縁の結び方・父と子の結び方・母
と子供の因縁の結び方・嫁と姑の因縁の結び方、このような因縁の結び方があるのだ
という事です。
それで、その因縁の結び方が、一人の人を中心として見た時には、三つあるのだという事です。そしてこの因縁の結び方を間違うと失敗をするのです。そうすると、幸福にはな
らないし、発展して行かないんだということです。主体が一番で対象が二番。因縁の結
び方は、投げる者(与える者)と受ける者(与えられる者)との縁起の作用です。
この縁起の作用に於いて、誰かが何かを投げ(与え)なければならない。
この何かが愛とか慈悲とかなのですが、まずそのようなものを投げ(与え)なければ
返ってこないのです。誰が投げる(与える)かというと投げる(与える)主体が男性で
あり、男性からまず投げ(与え)なければならないのです。又、逆に言うならばこの愛を
引き出させる様にしなければならないのが女性であり、愛を受けるに相応しい者でな
ければいけないのです。
この様な関係を持って一つの目的に向かって行くならば発展していくようになるのです。
そして常に同じではなくいつも変わっているのだという事です。そうしますと、これは 一
つの円になるわけです。だから円満な家庭、円満な人格になっていくというわけです。
相対の関係が悪かったり、順番を間違う様になると、円満ではなく歪になり、
歪になった分だけ悪い因縁になるわけです。そして、それをどこかで修正しなければ
いけなくなってくるのです。それは先祖が間違った分だけそのようになるのです。
円満であるとは、どこから見ても、どの観点から見ても素晴らしい内容を持っていると
いう事です。つまり夫の観点から見ても、妻の観点から見ても、子供の観点から見ても、
先祖の観点から見てもその家庭は神の真理があり仏の真理があるわけです。
そうするとその家庭は円満であり絶対に崩れないのです。ボールはどこから来ても
はじいていく、どのようになっても変わらない。このようになるのです。だから宇宙は、
その様になっているのです。一番分かりやすいのは天体です。太陽があり、そのまわり
を地球が回り月は地球のまわりをまわっています。このように円運動をして回転して
いるのです。そして永遠なのです。諸行無常は永遠な目的を持って発展しているという
ことなのです。だから結局そこには何の不安も苦しみもなく、神仏の愛と慈悲が溢れて
幸福感に満ちた、劣りと慈しみの世界になるのです。自己の欲望と無明煩悩の世界に
生きるのではなく一つのはっきりとした真理に生きるのです。そうすると、その家庭は
苦しみではなく喜びの家庭になるのです。
●家系図のとり方・書き方・見方
1、家系図の書き方
2、家系図の見方

●戦国乱世の家運盛衰

◆武田信玄
武田家・家系の概略
武田家の家系の流れ

◆徳川家康
(1)天下人の系符(徳川家康)
< まとめ>

◆伊達政宗
教育こそ家系存続の要

●家系存続の条件
@結婚のあり方
A夫婦のあり方
B家庭のあり方
<家系存続の原則>

●その他
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仏教概説 家庭崩壊の原因 心情血統論 家庭創造の原則
(1)お釈迦様の生涯 (1)聖賢達の考え (1)因縁と家系と遺伝 (1)人の心と霊界の実相、十界論
(2)仏典の内容と法則(概論) (2)先祖とのつながり (2)愛情の効果(正しい愛情一真実の愛に近い愛情) (2)真理と修養生活の必要性
(3)釈尊の説いた宇宙の真理 (3)愛のあり方が根本問題であった (3)人間環境と特異能力の関係 W親子問題は、母の愛の相続儀式
縁起の法則 (4)愛は相続の儀式 (4)環境が遺伝を生かす @揺れる女性の愛
輪廻転生     A女性の使命は、真実の愛の相続者をたてること
人間の罪・無明・煩悩の原因     B子供教育の基本
人の心と霊界の実相・十界論     X兄弟の一致
真理と修養生活      

家系図のとり方 戦国乱世の家運盛衰 戦国乱世の家運盛衰 家系存続の条件
1、家系図の書き方 武田家・家系の概略 伊達政宗
教育こそ家系存続の要
@結婚のあり方
2、家系図の見方 武田家の家系の流れ < まとめ>.相続の条件 A夫婦のあり方
B夫婦で修養の生活  (1)天下人の系符(徳川家康)   B家庭のあり方
(道徳生活基盤確立) @道徳生活(女性)
< 華陽院の願い>
  <嫁と姑、舅との関係>
C女性がその使命に失敗し、基盤ができなかった場合 A修養生活(女性)
< 華陽院の願いを相続した於大>
  <親と子の関係>
D相対圏にたつ男性の家系 B道徳生活(夫婦)   <創世記要約のポイント>
  < 二代目秀忠>   <家系存続の原則>
  < まとめ>    
       
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