●訓練とは何か?
"人は家庭の中で人間になる"といわれていますが、子供の人格的な心は、主に親の態度や家庭環境の中で、形成されていきます。
豊かな家族関係を築くために、また人間関係を円滑にするために、ともに学んでいきたいと思います。
(人間関係学より)
★訓練とは何か?
"主の訓練を軽んじてはならない"・・・陽陰姓名術協会
★私の課題
自分だけの教訓があるのを知らないのか?
盗んだ水は甘く、密かに食べるパンはうまい。
飽食暖衣、逸居して教なくば、禽獣に近し!
無知と戒めとは知恵を与える。
わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。
あなたの子を懲らしめよ、そうすれば彼はあなたを安らかにし、またあなたの心に喜びを与える。
<プログラム>
第1部 パブロフの条件反射と訓練!
第2部 素読のすすめと物語!
第3部 自分の教訓は人生の蓄積である。
第4部 どんな価値観を持つか?
どんな哲学を持つかで、自己の創造性が決まるのである。
◆自分の教訓は人生の蓄積である(2)
カバは陸上に出て、草を食べて生活している。
そうするとカバの親子は、親が一生懸命に草を食べていると、子カバは子供ですから自由に走り回ってしまいます。
親カバをよく観察してみると、その顔はいつも子カバの方に向いているのです。
首が回らないので、体ごと常に子カバの方に向いてその動きを見つめているのです。
カバを馬鹿にしちゃあいけませんよ!
このカバにも劣る人間の親がいるんですから!
親というのは、いつも子供を見続けられる存在。ということになります。
じゃあ何を見続けるかというと、子供の心です。
ソロモンの箴言「あなたの羊の状態をよく知り、あなたの群れに心をとめよ。富はいつまでも続くものではない、どうしてくらいが末代まで保つであろうか。」
子供の心に必要なものは、「戒め」なのです。
これは、クレヨンしんちゃんのような何でもだめというものでは当然ありません。
戒め=言葉=考えさせる=喜び(当然間違えば"死"が待っていることは教えておく必要がある)。
聖書の失楽園の物語で、とっても大切ですが、忘れられているものがある。
それは、戒めを守って成長すれば、「命の木になれる」ということなのです。
こういう大きな希望があればこそ、頑張れるのです。
◆自分の教訓は人生の蓄積である(3)
ところで、その「命の木」という標本はないのでしょうか?
残念ながら、その見本は人類にはないのです。
それで、世のお父さん方は悩んでいるのです。
それでも、「命の木」らしく演じることはできるのです。
子供にとって親は絶対であり、唯一の希望の実体なのですから、それを親が自らだめにしたらどうでしょうか?
子供は何を見本にして生きていけばいいのでしょうか?
親にとっての最大の罪は、子供から希望を奪うことです。
何故かというと、自分の心を自己創造しようとしても、そのモデルが身近にいないということは、目標を失い希望を失うことになるからです。
自己創造にとって、最も重要な考え方は、「子供を親が育てるのではないのである。
子自らが自己創造して育つのである。
ただ親のなすべきことは、子供の成長に必要な材料を提供してやることなのである。
ソロモンの箴言「人の心は病苦をも忍ぶ、しかし心の痛むときは、誰がそれに耐えようか。」
これはもっとも難しいことなのです。
だからこそ、子供の研究が大切なのです。
それが、子供の心を見続けるということなのです。
愛して敬せざれば、これを獣畜するなり(孟子)ということになりかねないのである。
◆どんな価値観を持つかで、創造性が決まる。(1)
立身出世の時代から、イデオロギーの時代へ、そして価値観喪失の現代というよりも、価値観が細分化された時代へと現代は突入してしまった感があります。
こんな時代的背景を親が読み誤ると、子供に間違った材料を提供し、子供の人生を狂わせるもとになりかねません。
私は、現代が価値観が細分化された定まらない時代に日本は入ったと見ています。
そして世界は、その反対に、ますます自己の価値観を主張する、自己主張時代に入ったと見ております。
日本という国の動向を見ておりますと、元々絶対というものがない民族なのに、外来の様々な文化が入ることによって、日本の持つ伝統的な価値観が細分化されて分断されてしまったと見るべきでしょう!
それに対して、グローバリズムは、テロリストのように自己の主張に手段を選ばず、世界を混乱に引き込んでおります。
こういう中で、価値観を持った教育はとても難しいものがあります。
果たして、グローバリズムに対応した自己主張型の教育をすべきなのか?
それとも、細分化された日本の価値観の中で、力を身につけるようにすべきなのかという点です。
これはどちらも賛成ではありません。
日本の文化は相対性の文化なのです。
主体性ある相対的な文化を背景に、自己主張型の世界に対抗すべきです。
それは大いなる世界のバランスの要になると思います。
◆どんな価値観を持つかで、創造性が決まる。(2)
日本の持つ相対性の文化とは、簡単に言うと3つの文化世界の複合体と見ることができます。
まず、心世界に住む人、次に体世界に住む人、両世界の流通を担う人という3つの文化に分かれることができる。
現在はこれらが細分化されてごちゃごちゃになってしまっている。
そこで、世界に対して平和を実現できるリーダーシップは、芸術、科学、研究、伝統文化、といったところから、世界の政治の接着剤になれるようにすべきなのである。
相対性文化こそ、自己主張型の世界で平和をもたらすことのできる唯一の国になるのではないかと思う。
(僕の持論です。)
そうです。
どういう世界で子供を育てるかということですが、いずれにしても、その分野でやはり一流にならねばならないと考えます。
もちろん個人の能力もありますが、どういう環境を提供できるかで、大きく左右されるものと思います。
もう一度、過去のデータのおさらいをしておきましょう!
「環境が遺伝子の発現を誘発させる」というものです。
あなたは、子供にどんな環境を提供できるのでしょうか?
親が考えないといけないことは、精神的にも物質的にも、子供にちゃんとつきあうことなのです。
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