------------------------------------------
今日のニュースは、インターネット上で掲載されるニュースの中から、その日の出来事を簡単に占い的に分析をするものです。ですから、事件の内容や様々ないきさつに言及するものではなく、純粋に運命式からそういうような事件や出来事に関わるような可能性について簡単に説明するものです。即興的な文章ですから、その辺を加味してお読みくださればありがたく思います。
-------------------------------------------
■一番やってはいけないことだけど、教育者が一番陥りやすい落とし穴
「元中学校長(62)佐藤学容疑者
マクドナルド店内で女子高生(16)にわいせつな行為をしたとして、元中学校長(62)が5月31日、埼玉県警所沢署に逮捕された。営業中のカウンター席で、大胆にも制服のスカートの中をまさぐっていた。東京都武蔵村山市の教育相談室長を務めており、被害生徒の相談相手なのに「魔が差した」と犯行に及んだというからあきれるばかりだ。」
教育者とか相談員とかいう人が陥って抜けられなくなってしまう落とし穴がある。それは「情を通わせるということだ」。もちろん、相手の事情や心の感情の世界にまで踏み込まなければ、相手を更生させたり、悩みを解決したりなどということはできない。
しかし、そこで必要なことは人間としての原則をしっかりともっているかという思想問題になる。これがちゃんとしていない人は、結局「通じた情」に自分の我欲が入ることになる。
弱い立場にある相談者は、その「通じた情」がかえって弱点になってしまうことになるのである。
この問題は、人間が一番信頼して、自分の心の世界を開示しているのだから、それを裏切るというのは、人間そのものの尊厳性を傷つけたということになるのだから、こういう位置や立場を利用した犯罪は精神的に人を殺したのと同じようなものなのである。
絶対に許してはならない卑劣窮まる犯罪である。
魔が差したなどというのは、「卑劣な自己弁明以外なにものでもない」ということだ。一体どうやって償うのか? |