● 戦力外通告からうどんへ
野球にかけてきた男がそう簡単に野球を止められるはずがない。相当試行錯誤して挑戦もしたことだろう!だからこそ、テスト入団の試験も受けた。しかし、酷使してきた体は思う結果は出してくれなかった。
そんな中での次への道は、同郷の先輩からもたらされた。うどん屋への転出だ。普通はそこで、野球選手のプライドにかけて全く違う世界への転出は難しいはずだ。過去の自分の経験が邪魔をする。誰でもそうだ。自分の持っている世界を全部否定したところへ行くことはなかなかできないものだ。
でも、それをやってのけたところに運命式の力がある。それは、條辺さんがまだ自分の感性を信じていたからだと思う。
條辺さんの場合は、自分の感性を信じるところから運勢が回転し始めるのだ。そこが原点になっている。
● 足りないところは内助の功
夫婦で開くお店は、埼玉の奥様の実家の近くだそうだ。
奥様の條辺久恵さんの運命式を見てみよう。
<條辺久恵さんの運命式>
26 16 19
21 29 8
24 13 18
奥様の久恵さんは、なかなか気配りができる頭のいい人だ。それに人情的で人とのつながりを大切にする。それに過程ではなかなか強い人だ。
だから、相談相手になって欲しいご主人の剛さんには相談相手にはなるけれども結構手強い人だ。だからこそ、一つの事業を行う共同作業にはいい相手といえる。
でも、剛さんは頑固に自分のスタイルを守る人だから、食という分野ではこだわりが必要だから、味を守るという基本を通すことができると思う。