★赤ちゃんの時の記憶が一生を知らない間に支配しているとは、誰が想像するでしょうか?でも本当なのです。
私たちは、普通の人であれば赤ちゃんの時にお母さんの胸に抱かれてお乳を飲みました。それからお母さんは赤ちゃんを優しいまなざしで見つめながら、何か耳元でささやいてくれて、そしてギュッと抱きしめてくれたものです。
こんな普通の光景が凄いことなのです。
赤ちゃんが大きくなって夫婦が仲良くなれるのは、こんなところからきているのです。面と向かって「愛している!」なんていわれてもちっとも嬉しくはないのです。
まるで前頭葉で理性のぶつかり合いをしているかのようなのです。愛はディベートではありません。
それよりも、耳元で小さな声で何か言ってくれた・・。そのことのほうが愛を感じてしまうのです。そこには赤ちゃんの記憶があるからなのです。長い過去の歴史がずっと昔からそうされてきた人間の愛の表し方が感情を揺さぶるのです。
長く連れ添った夫婦もそういうシチュエーションとムードを演出してみてはどうでしょうか?きっと、胸がときめく瞬間を迎えることができそうですよ!
※甘い言葉は左耳に
甘い言葉は左耳に?!
米国の大学の研究者が英国の心理学学会で、恋人に甘い言葉をささやく時は左耳が良いという調査結果を発表しました。62人の被験者に右耳と左耳で、感情的な言葉と、感情に訴えないような言葉をそれぞれ聞かせ、その言葉を思い出してもらったところ、感情的な言葉を左耳で聞いた場合は、その64%を思い出したが、右耳だと58%だった。
左耳は脳右半球がつかさどっているが、調査にあたった研究者は「感情的な刺激に対する右脳の役割が裏付けられた」と話した。(2001年7月・ロンドン、ロイター共同)★
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