このことは、不思議なのだが天がそのような気にさせたのではないかということになるのだ。
もし、足利義成であったら、応仁の乱は起こらずに、天下は混乱することなく不条理な体制が続き産みの苦しみがだらだらと続くことになってしまったはずである。
<足利義成(よししげ)の運命式>
20 14 27
13 33 20
26 19 26
この名前を使用し続けていれば、たぶん応仁の乱は起こらなかったのではないかと思う。何故ならば、この運命式はただもんではないことを表している。隆盛を極めた足利義満よりも、悪魔の将軍と恐れられた足利義教よりも良いバランスをしているといえる。具体的には、長期戦略型であるということ。それに強烈な主体性をもっていて、自分が主であるという強い意識を持つことができる名前である。またしっかりと政治を体制として残すことができ、部下に対しては、ソフトに対応しながら決して自分の戦略から外れることがない。
だから、このような難しい局面を迎えた時代的な背景とパワーバランスの複雑な中では、それを可能にすることのできる内容を持っているということがいえるのだ。歴史にもしはないのだが、第8代将軍がこの足利義成の名前を使用していれば、局面は大きく変わっていたに違いないのだ。
それでは、足利義政の運命式はどうであろうか?
<足利義政の運命式>
23 14 27
16 36 20
29 22 29
この運命式を見ていて実は「因縁」を感じてしまったのだ。
足利義政の運命式は、まさにあの第15代室町幕府将軍「足利義昭」とそっくり同じ運命式ではないか!これは何かの縁を感じざるを得ないのである。
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