食欲=愛情?という図式が成り立ちます。食欲がないということは元気がないということでどこか健康的に障害があるということです。これでは夫婦が仲良くなりましょうといっても、お互いの心が一致しません。
女性は感性と胃袋を満たしてあげなければならないということです。感性は愛情の感応体としての特徴を女性は持っていますから、そのような雰囲気作りは重要なことです。そして、食欲というのは、飢餓からの解放という安心感をもたらしてあげなければならないということです。生命の危機を感じていては子育てはできないのですから、本能的に女性は命の安心を求めます。その第一が安全な食料の確保です。
次に夫の方はというと、あまり食べ過ぎない方がいいのです。満腹ですとお腹に全ての血液が集中して、もうあらゆる機能が休息モードになってしまいます。
ですから、活発な愛情活動を控えているときは、かえって少し空腹の方が行動的になれるのです。スポーツ選手は試合直前には食べないというのは常識になっていますが、これと同じと考えればいいでしょう!
夫婦が仲良くするには、昔からいうように「腹八分」ということと、楽しい食卓というのが一番のような気がします。何よりも楽しい食卓になるような工夫が大切で、次に腹八分ということになれば、健康的で仲の良いカップルが誕生するということになります。
◆◆結婚前の価値観と結婚後の価値観
男性が見る女性の理想像は性的な魅力ある女性になります。それは、子孫をたくさん増やせそうだという本能的なものだからです。女性が見る男性の理想像はムードやロマンティックな男性像を描きます。それは、いつも自分のよきパートナーでいて欲しいからという本能なのです。
一昔前までは、男性は女性にアピールするときに、他の男性よりも自分が如何に優れているかを証明することがアピールになりました。しかし、今は違います。文化が成熟してきますと、女性の感性が成長してきました。自分のパートナーとしてふさわしいかどうかということが基準になるのです。
しかし、いざ結婚してみるとお互いが夢見た世界の持続性はせいぜい2年か3年ということになります。現実の生活と、結婚時のそれぞれが描いていた夢とはかけ離れていることに気づかされます。それは、継続性がないからです。
ある調査では、独身女性の理想の結婚相手とは「親友以上に心の許せる男性」ということでした。既に子供を持っている女性に理想の結婚相手を聞いてみると「働きがいい男性で、子供と一緒に