■コツコツが運命を開拓する
「社会派映画にあこがれて、東映に入社。配属された京都撮影所は時代劇映画の全盛期で「スターさん」がひしめきあっていた。11年間の助監督を経て、監督デビューする。
ところが、映画の斜陽化とともに「東京本社でテレビプロデューサーに」と声がかかる。「業界では電気紙芝居とバカにしていたから、嫌だったねえ」。映画とテレビではシステムが違う。勝手が分からないまま企画書を書き、テレビ局で頭を下げ続けた。
転機は「悪魔くん」(水木しげる原作)を映像化した時だった。東映初の特撮テレビドラマとなった「悪魔くん」は、子供の人気を獲得。途端に、テレビ局が平山の企画に注目し始める。」
平山亨さん、映画監督を夢見てきたのに、社会情勢が彼を不遇の現場へと誘ってしまった。映画からテレビへの転身である。
それでも、くさらないでコツコツと企画書を書いて頭をさげ続けた。
そこにポイントがある。
その平山亨さんの運命式を見てみよう!
<平山亨さんの運命式>
9 8 15
6 16 10
13 8 11
<平山亨さんの流運>
19 17 15 12 10 17 15 12
15 12 10 17 15 12 10 17
平山亨さんの運命式を見てみると、どこか運命式が空回りしていることに気がつく。それは、自分の主体性とリーダー型の強さ、そして物事に対する思い入れ、頑固でまじめなところ、こういう性格的な要素があるにもかかわらず、仕事運が見栄えがしない。それに人気運も人に気に入られようとするよりも、どちらかというと気をつかうところがあるのに気をつかうのが嫌な人なのでこれも今一といったところ。
こんなにカクトひどい運勢かと思われるでしょうが、そうでもないのです。実は運命式というのは、扱い方次第なのです。自分の運命式にあった方法をしっかりと行えば、運命式