◆ 子の心親知らずという命名
親ばかとはよくいうけれども、これは親を批判するものではなく子供を愛していれば誰でも親ばかになるのは当たり前だ。だから、子供には親はいろいろな願いを託するようになる。そうすると、いろいろと難しい漢字をつけてしまったり、子供が書きにくい名前をつけてしまったりすることがある。
それに格好はいいけれども内容が男の子なのに女の子になってしまったり、その反対のこともある。だから、親の思いで格好のいい漢字をつけるよりも、子供の内容を運命式で見てやらなければ、子供にとってはいい迷惑という話になってしまう。
◆ 難解な名前の命名は避けるべき
難しい名前をつけるのも悪いというわけではないのだが、これはなかなか読めないだろうと、気を利かしたつもりで「出生届」にふりがなをつけると、正式な戸籍名は永久にふりがな付きになってしまうから注意が必要だ。どんな漢字でも読み方は自由だから、といってあまりに常識とかけ離れない方がいい。
★★名前に関するデータ★★
●名前に関するデータ
★ 名字
・ヨーロッパ全体で約6万種(職業から来た名字が多い)
スミスは鍛冶屋、ミラーは粉屋、テイラーは洋服屋、ブッチャーは肉屋、
ベイカーはパ ン屋、フィッシャーは漁師、フォスターはハサミ職人、
パスツールは羊飼いや牧師、サ ッチャーは屋根屋
・中国は約3500種
名字の90%が一字姓で、多い順に張、王、李、趙、陳……
・韓国は274種