●赤ちゃんの不思議情報・豆知識2
★胎児のことはこんな昔から語られていた。
東洋では、昔から「胎教」ということがいわれてきました。
これにはどんな意味があるのでしょうか?
マイナス的な意味での胎教では「妊婦に火事を見せてはいけない」などとよくいわれたものです。
西洋では、聖書の中からその胎児について語られているところを抜粋してみましょう!
ルカ伝1/44「ご覧なさい。あなたのあいさつの声がわたしの耳にはいったとき、子供が胎内で喜び踊りました」
創世記25/21「・・主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。ところがその子らが胎内で押し合ったので、リベカは言った。
”こんなことではわたしはどうなるでしょう。”・・・彼女の出産の日がきたとき、・・・その後に弟がでた。その手は兄エソウのかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた」
創世記38/27 ユダの子を宿したタマル
「さて、彼女の出産の時がきたが、胎内には、ふたごがあった。
出産の時に、ひとりの子が手を出したので、・・緋の糸を取って、その手に結んだ。そして、その子が手を引っ込めると、その弟が出たので、”どうしてあなたは自分で破って出るのか”と言った。
これによって名はペレヅと呼ばれた」
こうした話は、子が胎内にいるときから何らかの意志と力を持っているということを物語っています。
★胎児の成長過程
●胎児4週間目
胎児は頭と手の区別がはっきりしてきます。
●胎児6週間
脳が急速に発達しはじめます。
●胎児9週間
胎児は7センチぐらいの大きさ。
頭や腕、胴体を動かし、足で母親のおなかを蹴って、好き嫌いの意思表示をします。
胎児がとくに嫌がるのは母親のおなかをつつかれることです。
●胎児10週間
ほば人間らしい姿を整えてきます。感覚器官もかなり発達してきます。
●胎児15週間
顔の表情がはっきりしてきます。
体長は9センチほど。
感情が育って気分によって眉をひそめたり、顔をしかめたりします。
親指をくわえたりします。
また、羊水を吸ったり吐いたりして、肺呼吸の練習も始めます。
●胎児19週間
身長は18から20センチ、頭髪もはえ、人間の赤ちゃんらしくなります。
胎動も活発になり、コミュニケーションを結んでいるのがわかります。
●胎児23週間
身長は28から33センチ、感覚器官はほぼ完成し、新生児とほぼ変わらないまでに成長します。
母親が冷たい水を飲むと、胎児は母親の腹を蹴って不快感を表します。
味覚についても同じことがいえます。
このころにはおなかの中で〃聞き耳"を立てるようになります。
おなかの外の父親の声や周囲の生活の音が聞こえています。
●胎児28週間
身長は40から44センチ、頭が重くなってくるので、次第に頭部が下になります。
●胎児32週間
丸みのある身体になり、しわも少なくなり、皮膚も肌色になります。
赤ちゃんは羊水を飲み込み、消化液を分泌するようになります。
尿も羊水のなかに排泄します。
●胎児39週間
頭髪は2、3センチに伸び、すべての器官が体外で生きることができるまで成長し、生まれるのを待ちます。
聴力学者のミェシェル・クレメンツ博士によると、胎児が好むのはビバルディやモーツァルトだとの軽やかで明るい感じの音楽、バロック音楽も胎児の好む音楽です。
逆にベートーベンやブラームスの悲壮な音楽や、ロックのような音楽は、胎児は激しく暴れます。
★お腹の赤ちゃんは夫婦関係を知っている
胎児の聴覚が形成されるのは6カ月位ですから、これ以降の父親と母親の会話は、意味がわかろうとわかるまいと全部胎児に聞かれていることになります。
それによると、両親が子どもの誕生を心待ちにし、お父さんがおなかの子どもに語りかけると、子どもも生々と動きそれに応えようとしていることがよくわかります。
一方、両親がなさぬ仲でしかも子供の誕生を望んでいない場合、胎児の反応はにぷく、両親の葛藤に耐えているかのようです。
胎児や幼児に関係するのは一般的に母親の態度だといわれますが、これによると胎児は父親と母親の仲を敏感に感じ取っていることがわかります。
★胎児に本を読んであげる
胎児の聴覚は六カ月ででき上がりますから、おなかの子どもに本を読んでやったり、語りかけることの意味はいったいなんなのでしょうか。
この時期のこうした行為は胎児の情緒を安定したものにします。
子どもに本を読み、語りかけているときの母親は情緒的にもとても安定しています。
話の内容以上に、安定し受容的な雰囲気によって、赤ちゃんは母子のきずなを確認し、世界は「肯定的」たものであると知るのです。
これが子どもの情緒にはかりしれない効果を生むのです。
母親や祖母が語ってくれる昔話や童話の大切さです。
その意味で「ねんねんころりよ、おころりよ」などの子守歌も大きな効果を上げているのです。
★赤ちゃんの味覚
プラウソ大学のチャイルド.スタディ・センターのリシプト博士が新しく生まれた赤ちゃんの味覚を実験しました。
赤ちゃんに三つの管を用意し、一本の管を吸うとただの水が出てきます。
もう一本の管からは五パーセントの甘い砂糖水が、もう一本の管からは一五パーセントの砂糖水が出てきます。
ただの水の出る管を吸った赤ちゃんはじきに吸わなくなります。
甘い砂糖水が出てくる管を吸った赤ちゃんはどんどん吸いました。
胎児はおなかの中ですでに感覚器官ができ上がり、その予行演習をして、外に出てくる準備をしていることがよくわかります。
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