●まとめ
宮崎節子さんは、パーティープロデューサーとして沢山の人に関わる仕事を開拓してきました。それを収入に結びつけ、自分の天職のように使命として多くの人に喜びを提供してきました。そこには自分のしっかりとした価値観や信念があったからだと思います。もし、宮崎節子さんが人と関わらない仕事を選択していれば、宮崎節子さんの今はなかったと思います。
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◆ 金山博さん 「マンダム」第二商品開発部長
女性化粧品の開発、強化
「ギャツビー」「ルシード」といった主力商品から、男性化粧品のイメージが強いマンダムが、一昨年秋から女性化粧品に本格参入した。1年間で23アイテムを発売。第一弾の保湿クリーム「パーフェクトアシスト24」は、1本で下地、トリートメント、パックまで出来る点が受け入れられ、発売3か月で3万5000本を売るヒット商品となった。
マンダムは、1927年創業の「金鶴香水」が前身で、女性化粧品を主に扱っていた。71年に社名変更してからは男性化粧品に特化し、社内でさえ女性化粧品が中心だったと知る人は少ない。
今回の参入は、女性化粧品の底上げが狙いにあり、これまでグループ会社で輸入販売を中心に展開してきたが、今後の成長のために自社ブランドの開発に力を入れるべきだと判断した。
そこで、白羽の矢が立ったのが、「第二商品開発部長」の金山さんだった。大手化粧品会社で20年以上化粧品の研究を続け、国内外で活躍してきた腕を買われて2年前に移籍。金山さんが中心となり、開発チームが誕生した。
開発は、すべての商品にこだわりを持ち、肌への安全性を1番に考えた。きっかけは、金山さんの娘がアトピーで肌に悩みを持っていることから「敏感肌の人でも使える化粧品を作りたい」という思いだった。
10年前から研究されている、肌荒れの原因の一つである防腐剤を使わないことに着目。今回の女性化粧品で初めて防腐剤を使わずに商品を安定させることに成功した。この技術は特許申請され、発売中の商品すべてに採用していく段階だ。
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