○高時○
性格的には信念型で頑固な人ですが、柔軟性があります。本来外交的な手腕もあるのですが、自分の信念を通せない中では、相対的にならざるを得ず、自分を見失いやすくなってしまう。北条家の因縁である十字架を背負った仕事運は、そのつけが回り、北条高時がその十字架を背負って生きる人生となってしまった。
◎泰時◎
家庭的には頑固ではありますが、そんなに横暴な親ということではなく、結構面倒見が良くて明るい性格をしています。そういう意味では、陰謀渦巻く幕府の権力闘争の中では、まれにみる明るさを持っている執権であるといえましょう!
彼の流運も実は、仕事ではしっかりとした成果を出せるような優れた運勢を全体的に持っているのです。また心霊運も明るく安定した運勢を持っています。
○高時○
家庭的には、頑固ですが相対的な性格をしています。自分の信念と価値観を表すことができない環境の中では自分の相対的な性格とのギャップに悩みます。特に愛情運では自分の価値観を表現することの形にこだわります。何かを通して自分をうったえようとするのが特徴です。それが闘犬などの極端な形となって現れたと考えるべきです。
◎泰時◎
先人の残した遺産をしっかりとつなぎ止めて、上げ潮ムードでいい運勢を造り上げてきたのが北条泰時であったと思います。だから、時の運勢に乗るというのがとても重要なことといえます。個人の運勢の弱点をカバーしながら、自分を造り上げて行くには、そういう時の運勢を逃さないで、ちゃんとそれに相対することが必要なのです。
○高時○
先人の残した遺産につぶされそうになりながら、引き潮ムードの運勢をどうやって盛り返すかというのが北条高時であったと思います。だから時の運勢をどうやって転換するかということが課題なのですが、この運命式では時の運勢を転換できる強さはありません。それよりも、引き潮の運勢にそのまま乗りやすい運命式といっていいでしょう!
北条高時は引き潮の運勢に相対してしまったからこそ、鎌倉幕府は滅んでしまったのだと思います。