●沈黙する脳ー黙っているからといって放ったらかしはいけません。
肩こりや筋肉痛というのは、乳酸がたまって起きるというのは今では誰も知っていることです。では頭は疲れるということがあるのでしょうか?
実は頭にも乳酸はたまるのです。脳の唯一のエネルギーはブドウ糖です。このブドウ糖を脳が消費すると「乳酸」がたまるのです。でも、脳には、感覚神経がないので疲れていても、疲れたとはいわないのです。
ですから、一定の時間がたったら脳を休ませてやるようなリズムを意識的に作ることが大切なのです。理想的には20分に1回、長くても2時間に1回は休みを入れてやる必要があるのです。
脳を休ませるには、横になって寝ることが一番いいのですが、それが無理なときには、散歩など体を動かすことです。
脳のエネルギーはブドウ糖ですが、脳というのは全体重の2%しかありません。しかし、ブドウ糖の消費量は20%にもなるのです。ですから、頭を使う仕事をするときは飴やチョコというのは定期的に補給する脳のためにはいいことになります。
●昼寝は15分がポイント
昼ご飯を食べると眠くなるというのは、別に食べすぎが原因でも何でもありません。これは、生体のリズムで人は正午過ぎに眠くなるようになっているらしいのです。
大工さん達が、よく昼休みに寝転がっているのを見かけますね!これは時間をもてあましているとかサボっているとかいうのではなくて、この昼寝することが安全対策になっているのです。
昼寝をして疲れてしまうという人がいますが、これは熟睡をしてしまうと返って怠さを感じてしまうのです。ですから、熟睡しないことが疲れをとって、次に頑張れる秘密なのです。昼寝をするなら15分のタイマーをセットしてから寝ることにしましょう!
●よく眠れるようにするには、寝つきが問題
睡眠というのは凄く重要なのですが、いろいろなことをいう人がいます。7時間は眠らないと健康によくないとか、いやいやナポレオンなんかは3時間しか眠らなかったそうだ。等々人によって様々な意見があります。眠りには個体差があります。だから、眠る時間というのはそれぞれ違っていいのです。