●同質の原理・・・涙は心の浄化装置
人は悲しかったり、嬉しかったりすると涙が出ます。涙が出る原理は、悲しみの感情を持ったときには、副交感神経が刺激されて涙が出るのです。副交感神経というのは、リラックスするためのシステムですから、悲しみの涙は実はリラックスさせる作用があるということなのです。
ストレスを解消し、健康を維持するためには泣くということがいいのです。いっぱい泣けばスッキリするのです。日本人は泣くことを恥として、人前で泣かない文化がありますが、これは健康的ではないのです。そういうときには、一人になったときにしっかりと泣きましょう!
音楽療法の世界では、悲しいときには悲しい音楽を、嬉しいときには嬉しい音楽を、というようにその時と同じ気分の曲を選ぶことが心のバランスを回復させるというのです。
これを同質の原理といいます。
悲しいときに悲しみを共有し、苦しいときに苦しみを共有する。思いっきり涙を流す。これが心のバランスを取り戻す一番の近道なのです。涙を流せばその分だけ心の垢も涙で流されるのだと思います。一生懸命に泣きましょう・・・・!? |