◆命名についてもう一度考えてみよう!


●ものすごく古い記事の参考例

名前をどうして人は付けるのかということだ。
そこが不思議だからしょうがない。名前には必ず命名の由来や意味がある。
そういうことがしっかりと語られていることに価値がある。

もし自分の名前に何の意味も価値も見あたらなかったらどうだろうか?
お母さんやお父さんに、「どうして僕、私の名前を付けたの」って聞いてみたときに、自分の名前の物語があったら何と素敵なのでしょう!

それだけで生きる力や、自分の原動力になりませんか?
もし「ただ何となく!」では、がっかりして「自分なんかあまり期待されていなかったんだ」と思ってしまうでしょう!
それは人生にとって大きなマイナス要因になるのです。
自分の子供に物語を与えてあげることも親としての重要な氏名と考えるのがいいと思います。

だから、命名というのは考える親も大変なのですが、そこはやはり命名のプロに依頼するのが何といっても懸命なはずです。
何故ならば、何百という命名のアドバイスを扱っていますから、その蓄積されたデータはすごいものがあります。

命名で一番苦労することは、本人の運命式のバランスとそれ以上に親子の相性が問題になるのです。
名前の持つ運勢というのは、実はその家の持つ特徴によってある程度大きな川の流れのようになるのです。
その大きな川の流れのような運勢の中に、命名する赤ちゃんの運勢がすっぽりと入ってくるのです。

だからその川の流れから外れてしまうと、折角の持っているいい運勢もそれを上手に運営するスキルを身につけないで育ってしまいます。
だから命名というのは、先ず人生のスタートラインにたつ準備ということになるのです。

ここでつまずくと、それからの長い人生路程に相当後れを取ってしまいます。
親の使命としてはそういう環境権の設定を十分してやることが子供に対する愛情であるはずです。

ここで面白い記事を見てみましょう!
日刊スポーツに載った記事です。

橋本聖子氏が第3子出産、命名トリノも?
日本スケート連盟会長で自民党の橋本聖子参院議員は28日午後、都内の病院で第3子を出産した。
橋本氏の事務所によると体重3580グラムの男児で、母子ともに健康という。

「五輪オタク」を自任する橋本氏は、この男児の姉と兄になる2人の子供も五輪の開催年に出産し、五輪にちなんで「せいか(聖火)」「亘利翔(ギリシャ)」と名付けた。
今年も2月にトリノ冬季五輪があったため、関係者からは「命名は『トリノ』では」との予想も出ている。

橋本氏は、首相指名選挙が行われた26日の参院本会議にも出席するなど、直前まで仕事を続けていた。第3子誕生により、橋本氏は、警察官で元閣僚警護官の夫と先妻との子3人を含めて、計6人の母親となった。 [2006年9月28日19時35分]

親の願いもここまで来ると、子供たちもしっかりと自分の名前の物語を自覚しそうです。
まあ、橋本議員は実績を残してきた人ですから、そういう五輪にちなんだ名前という選択しもありますが、一般の方は簡単にはいかないと思います。
だからこそ、しっかりと準備していい物語を残すようにすることが大切ではないかと思います。


●人類始祖といわれるアダムとエバにはどんないわれがあるのでしょうか?

ちょっと考えてみたいと思います。
創世記2章7節には次のように書かれています。
「主なる神は、土の塵で人(アダム)を造り、命の息をその鼻に吹き入れられた。そこで人は生きた者となった」

土の塵は赤土で(アーダーマー)であり、そこから人を造ったので(アーダーム)という名前がついたのですね!
この土というところに多くの意味が込められているのです。
土は土台を意味し、すべての元素を意味します。
すべての要素を集大成して人を造ったという大いなる物語があったのです。
そういう意味からとられた命名が(アーダーム)アダム・人ということだったのです。
だからアダムという名前を聞いただけで彼が何者なのかがわかるというものなのです。

次に神は「命の息をその鼻に吹き入れられた。」とある。
これは、神の霊を宿したというものです。
これは神のもっている創造性を賦与したという意味なのです。
これによってアダムは神の子と認定されたのです。
この神の霊を宿したというのは、「あなたは私が造ったのよ!そして、あなたが生まれるにはこんな物語があって、私のもっている可能性をあなたに与えてアダムという名前がついたのよ」 という意味です。

ここまで来ると、もうアダムは自分がどんな価値を持っているかということを自覚せずにはいられなくなるはずです。

創世記2章19節には「・・・人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった」
これは、アダムが森羅万象の管理者・支配者・責任を持つものであるということを表しています。
名を付けるというのはそういう意味があるのです。
だから、親が名前を付けるということは、自分の子供に責任を持つということの証明なのです。
そして、そこに物語があります。こういう事をちゃんと自覚できれば、人間というのは相当ちゃんと成長できるはずと思うのです。

創世記2章21節
「そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠ったときに、そのあばら骨の一つをとって、そのところを肉でふさがれた。主なる神は人からとったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。そのとき、人は言った。「これこそついに、/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。男からとったものだから、これを女と名付けよう。」

ここでは、女は”骨”で表されています。
ヘブライ語で骨というのは「本質そのもの」を表します。
だから、骨を女としたのは、女は男アダムの「自分の本質そのものだ」という物語があるのです。

男と女にはこういう物語と因縁があるのです。
だからこそそこには男と女が出会い結ばれる決定的なが関係が隠されていることを意味します。
聖書には次のようにある。

創世記2章24節
「それで人はその父と母を離れて、妻と結び会い、一体となるのである」
だから人間が何故結婚するのか?何故男と女は引き合うのか?
そういう単純だけど深遠な疑問は、人類の創世記の物語にあったのです。
女は男の骨だから、本質だから、男は女の言葉を無視できないのです。
それは自分に最も必要だと骨(本質)が言っているのだから・・・。
男も女も、夫も妻もちゃんと向き合って互いの本音を話し合うことが、自然なのです。
これができることが本当の夫婦といえるでしょう。


●字画には森羅万象の意味がある。

漢字を選んで、字画を考えて、そこに物語が存在し、そうして命名にこぎつけても、そこからが問題になるのです。
運命式の元になる字画には、単なる画数ではなくて、そこには格数という意味があるのです。

森羅万象の万物にはそれぞれの特性やら置かれている位置があります。
食物連鎖の法則のように、宇宙の秩序や段階を表しています。
だからこそ漢字にはそういう森羅万象を象徴した意味が隠されている為に、その画数の持つ数字にも象徴的な意味があるのです。
だから数字にも格位というものと、そのもつ意味や価値があるのです。
その格位を持つ数字によって造られる運命式は、それ自体がその人の象徴体でもあるのです。
だから、運命式にも物語があるのです。

命名した子供にちょっと言葉が通じるようになったら「あなたはこんな可能性を持っている子供なのですよ!
お父さんとお母さんはあなたのためにこんなにも様々なことを考えて、そういう願いがあって、その願いがこんな風にあなたの名前の中に入っているのよ」
ちゃんとした物語は、子供の心深くしっかりと刻み込まれるはずです。
それはすごく素晴らしいことですし、これからの子供さんが行きてく上で大きな財産になることは間違いありません。

運命式の内容にあった子育てをしよう!
「天使の占い」では、何故「子育て16か条」を提唱しているのでしょうか?
それは運命式の効果を一番現しやすくするためのプログラムなのです。
このプログラムの元に、ここの運命式の特性にあった子供のアドバイスが効果を治めることになるのです。
ここに「子育て16か条」を表してみました。

◆子育て16箇条
子育ての基本は主体性を育てること。具体的には以下の項目を実践する。

1)親は常に子供の後ろにたつようにすること。すなわち、子供に先だって何でも準備してやったり、先走って子供の前にでて、自由を奪うことは親の罪で ある。
2)親は子供を自分の"もの"という所有意識を持たないこと。
3)親は子供を常に"天の預かり子"として接すること。
4)親は子供を"いかに立派に巣立ちさせられるか"を目標として接すること。
5)親は子供を生活の中で学習させることが必要。
6)問題はその日のうちに解決すること。
7)食卓は家庭の秩序の基本と心得るべし。
8)子供の悪いことを叱るときは、神仏の前で善悪を正し、見えない絶対基準があることを教えること。
9)正当な理由なしに物を購入して与えないこと。
10)物と交換条件に用事をさせないこと。
11)褒めるときは、言葉と態度でしっかりと褒めること。
12)何事も自分から出発させ、結果に対しては自分で責任をとる訓練をすること。
13)親は自分の感情で怒ることは絶対にしてはならない。
14)親は子供に対しては、何事も冷静に理由を説明してあげること。
15)親は子供から理想を奪うことは罪である。すなわち、子供の前では父親を尊敬し、母親を愛していると語ること。
16)兄弟の間では、親の代理を担う秩序が必要であるが、子供一人一人に対しては、"あなたが一番大切"と育てることが大切である。


陽陰姓名術協会 遠山快空・球希
TEL 076-286-5226


●それぞれの項目のポイントをあげてみましょう!

1)親は常に子供の後ろにたつようにすること。

すなわち、子供に先だって何でも準備してやったり、先走って子供の前にでて、自由を奪うことは親の罪である。

ここは主人は誰だということをはっきりさせなければなりません。
大きく成長するのは子供本人です。親ではないのです。
それを親がしゃしゃり出るのは、子供の成長する生命力を奪うのと同じなのです。
まあ、親はサポーターと思った方がいいと思います。こうすることで、運命式の心霊運の力が活躍し出します。

2)親は子供を自分の"もの"という所有意識を持たないこと。

所有するということと、管理支配することは全然意味が違います。
自分が産んだ子供でも、命の所有権は子供自身にあるはずです。
そこを勘違いしては困るのは子供の方です。
だからちゃんと子供に礼儀をもって接することが必要になるのです。
ここでは愛情運の力が発揮されるでしょう!

3)親は子供を常に"天の預かり子"として接すること。

子供は親が勝手につくったのではなくて、親の愛情の元に天地の大いなる力が働いて生命が宿ったと考えるのが本当です。
だから、巣立ちをさせるまで一時的に手元に置いて育てるということなのです。
だからこそ、子供に能力や学力を備えさせる必要があるのです。
自分の老後のためと考える人は、結局は子供から裏切られるでしょう!
ここでは仕事運が大きな力を発揮します。

4)親は子供を"いかに立派に巣立ちさせられるか"を目標として接すること。

ここは3)と重なるところですが、巣立ちということを親の方が目標として持つことを意味しています。
この自覚がなければ、子供自身が自分の方向性を見失ってしまうでしょう!
仕事運の力です。

5)親は子供を生活の中で学習させることが必要。

生活の中で学習と言うところがみそです。
学校の勉強ではありません。
学習なのです。知識を身につける前にしなければならないことがあるはずです。それが学習です。
学んで倣うというところから学習ということになります。
先ずは生活の規範、家庭内の秩序、言葉遣いなど道徳的なことや、スピリッチャルな事まで家庭の中では子供の心や性格に大きな影響を与えます。
家庭内性格の持つ力です。

6)問題はその日のうちに解決すること。

5)と重なるところですが、学習ということでは、毎日が事件の連続である家庭内では、問題を先送りしてはいけないということです。
これは親の持つ姿勢が大きく影響しますが、問題というのは新鮮であればあるほどいいということです。
その時を失ってはならないのです。
そこに教訓が生まれて、善悪観もはっきりと養われます。
家庭内性格の力です。

7)食卓は家庭の秩序の基本と心得るべし。

これも5)の延長上にあるのですが、秩序ということを家庭内で教育するには、一番わかりやすくするには、食卓が一番です。
毎日座る場所は、当然家庭内の人間関係の序列を表します。
誰が一番家庭内で権威があるかということを教えなければなりません。
それには食料が一番です。当然全体を管理できる優位な場所、上座はお父さんであるべきです。
家庭内性格の力

8)子供の悪いことを叱るときは、神仏の前で善悪を正し、見えない絶対基準があることを教えること。

善悪観という大きな問題は、単なる法律上の問題ではないことは皆様既にご存じのことと思いますが、感受性の敏感な子供にどうやって善悪観を教えるかというのは大きな課題です。

親の欠点や長所を子供はよく知っています。
または親のダメなところも知っています。
ですから、ここは宗教などという狭い考えではなく、先祖を通して神や仏の前にしっかりと善悪観をただすのが得策かと思います。
それが出来る親は結局は子供から信頼を勝ち取ることができます。
これは本性の力です。

9)正当な理由なしに物を購入して与えないこと。

これは親の方が試練なのかも知れません。
愛する子供には何でも与えたいというのは実は人間の持つ心情の発露ですから、これをやめろというのは酷というものかも知れません。

しかし、ここは親が考えなければなりません。
果たして物は親の愛情の表現として受け入れられているかということです。
物を与え続けた子供は、物に関心がいって親の心や愛情に目は向かないのです。
だからこそ、物を与えるにはちゃんとした理由が必要ということになるのです。
これは愛情運の力です。

10)物と交換条件に用事をさせないこと。

これも9)と関連するのですが、交換条件というところが問題なのです。
こういう事を日常生活の中で繰り返していると、それが癖になってしまいます。
そうするとすべてが取引条件となってしまい、人間の持っている素晴らしい「相手のために何かをしたい」というボランティアの精神が養われなくなります。
ここは人間関係で大きな教育になります。
人気運の力です。

11)褒めるときは、言葉と態度でしっかりと褒めること。

評価ということは、愛情と大きなつながりがあります。
子供を評価するその仕方で、子供の心の成長度合いや気力に大きな差が出てきます。
評価を適切にすれば、子供は社会での競争力を身につけることができるのです。
ここは親の研究の余地大いにありということです。
その子供によってのほめ方は異なりますので、その辺は研究しましょう!
愛情運の力です。

12)何事も自分から出発させ、結果に対しては自分で責任をとる訓練をすること。

このことは主体性という問題と大きな関係がありますが、誰かの性にしたり、誰かに頼ったり、自分という人間の存在をどこにかけるかという訓練が必要なのです。
これは社会に出たときに仕事を行っていく上で、とても重要なことなのです。
そういう訓練は家庭でなければできないのです。
家庭内の小さな仕事をどのように行うか?そのことを子供が体験することこそ重要です。
仕事運の力です。

13)親は自分の感情で怒ることは絶対にしてはならない。

これは、どうしても親が陥りやすい欠陥みたいなものです。
どうしても親は命令したくなる。
命令に従わないと怒る感情をあらわにする。
これをやると、子供は社会に出て自分より上位の人や力のある人の顔色を見て生活する人になってしまいます。
人気運の力です。

14)親は子供に対しては、何事も冷静に理由を説明してあげること。

どうして冷静に理由説明をしなければならないかというと、子供には最初から物事の結末を想像してとか、様々な出来事に対して、子供の頭では理解できないことも沢山あるのです。

それらを言葉に表すことはできなくても心の中は素朴な疑問が渦巻いているのです。
ですから、大人がこんなことくらいと思うことも子供にとっては重要な問題であったりすることがあるのです。
ですから、しっかりと理論的にわかりやすく説明してあげることが重要になります。

わからないことは、わからないから調べて説明する。
そういう姿勢が必要となります。
子供は難しい説明は理解しないだろうと大人は勝手に思いますが、そうではありません。
子供はお父さんやお母さんがしっかりと説明してくれることで、頭で理解できなくても心で理解しているのです。
この心で理解するというところが大切なのです。
ここは本性の力と社会的な性格の力にもなります。

15)親は子供から理想を奪うことは罪である。すなわち、子供の前では父親を尊敬し、母親を愛していると語ること。

ピーターパンシンドロームというのがあります。
大人になりたくない症候群というのでしょうか!
子供にとって目の前にいるお父さんお母さんが、男の子にとっては、女の子にとっては、自分自身の目標になるのです。

その目指す目標が尊敬できない事実を体験してしまったら、その後どうなるのでしょうか?
自分がどこに行っていいのかわからなくなるのは当然です。
あんな大人になりたくない。
そう思い始めたら子供に未来はなくなってしまいます。
だからお父さんお母さんは無理に理想をつくらなくても、夫婦が協力して心を通わせ、頑張っている姿を見せればいいはずです。
ここは愛情運と家庭内性格の力です。

16)兄弟の間では、親の代理を担う秩序が必要であるが、子供一人一人に対しては、"あなたが一番大切"と育てることが大切である。
ここは親が一番苦労するところですし、一番重要なポイントです。
親の陥りやすいポイントは子供みんなを愛して大切に思っていると思いこんでいますが、実は子供の方はそう受け止めてはいないということです。

ここに親と子供のギャップがあるのです。
一人っ子では家庭のバランスはとれませんし、子供が多いのはいいのですが、今度は目が届かなくなります。
親から子供は1対多です。
子供の目から親を見てみると、実は1対1なのです。
ここに落とし穴があります。
親はどうしても1対多の接し方をしてしまいがちなのです。
どんなに忙しくても、どんなに大変でも子供には1対1の接し方が要求されるのです。

どんな言葉が必要かというと、「あなただけ愛しているよ!」「あなたしか愛していないよ!」などというのは間違いなのです。

「あなたを一番愛しているよ!」というのが正解なのです。
子供一人一人そのもっている個性を一番愛しているよというメッセージこそ重要です。
子供にとって親は独占したい存在です。
愛の副作用は独占欲です。
それを認めておいて、子供の間に秩序を学ばせる必要があるのです。

それが長男長女から始まる親の代理制度です。
兄弟間では愛の戦争が起きます。
しかし、親の代理であれば愛の戦争は起きないですみます。
その代わり、親の代理になるにはそれらしい訓練が必要になります。
そのことが親に一歩近づく成長へとつながるのです。
ここは運命式全部が試されることになります。

この子育てプログラムで皆様のご家庭がもっともっと素晴らしくなることをお祈りしています。


赤ちゃんの名前 命名鑑定
天使の占いは
チェック命名鑑定は1個500円、4個2,000円から出来ます。
個数は自由にお申し込み出来ます。
またオーダメード命名鑑定は20,000円です。

その他ご質問・お問い合わせはtamaki@yo-in.comまで
お気軽にご連絡下さい。
遠山玉希がお答えいたします。

次は、ー「名前には物語があるページ」へ

次は、ー「天使の占いマガジン情報のTOPページ」へ

Copyright(c) 1995 yo-in.com All Rights Reserved. Design by http://f-tpl.com