このカップル共通して言えることは、男は"くせ者"女はそれを知っていて、うまくあわせる柔軟性を持っているってこと。
何故っかって? 男の性格観てくださいよ!
徳川家康と織田信長の二重人格が一体化したみたいなもんだから、やってられないよね!
徹の方がまだ頑固で、研二の方はちょっと性格が強いね!どっちにしても"ブンブク茶釜"のようには尻尾を出さないよね!
渡辺の方は93年に愛人問題が発覚して大騒動になるんだけど、戦艦徹はあえなく撃沈。その後はうまくやってるように見えるけど、実はこれは戦略的降参であって、反省してるよりは先のことを計算しての打算の結論だね!
郁恵の方は、良妻賢母を演じているけど、家庭内性格は柔軟性があるからでしょう!
これは、いろいろ組み合わせによるけど、実は状況判断がうまくカメレオン的である。
細やかに色をかえて悟られないようにしちゃうよね!(これを擬態という)
このカップルが浄化装置になれるかどうかは、郁恵が子供達にどんな心の世界を相続させるかということで決まりそうです。(子供達に擬態は通用しない)
研二の方は、不倫カップルとして同棲した後、89年田中と結婚してるんだけど、何がうまくいってんだというと、研二はなかなか戦略家で何が何でも自己中の自分が一番、それを悟られないような優しさなど、あの手この手が張り巡らされてるよね。で、研二にとって何がいいかというと、女性的で相対的な田中は絶対に逆らわないのよね!しかもちゃんと相手の状況を見てというより感じていて、それでいて相手とのつながりをどんなことがっても切らないのよね!そこがいい。
お互いの愛情交流は今一なんだけど、わがままを聞いてほしい研二と、人情を切りたくない田中の寄り合い所帯って感じですな!浄化装置には程遠い感じでございます。
<所感>
他にもいろいろいて、同志的結婚とか、パートナー型の結婚とか、傷口舐めあい型とか、興味は尽きないんだけど、男と女どちらもうまくいくなんてなかなかないんですから、でも、どちらかが背負っている重荷をおろしてあげるような浄化装置の役目を果たしてあげないと、いつまでたっても世の中よくならないように思います。
デモね、よく見ると女性の方が男の因果を整理してあげてるケースが多いんですよね!