■平安貴族の暮らし
平安貴族の食事は、1日2度朝の10時と夕方の4時だけでした。
○主食は米です。
ひめいい…現代のご飯と同じようなもの
かゆ………現代のかゆとほぼ同じもの
ひもがゆ…かゆと山芋を甘く煮たもの
出張や旅行は
ほしいい…こわいいを干したもの
かれい……ひめいいを干したもの
○副食
大豆や小豆などの雑穀
ウリやナス、セリやワラビなどの山菜類
海からとれる海苔や貝、鯛や鰹などの魚類
キジやカモ、ウサギやイノシシなどの肉類
調味料…酢、酒、塩
塩漬け…クラゲ、ホヤ、赤魚肉、生魚のたたき
乾物…雉、鮭、蒸しアワビ、焼きたこ
魚類…鯉、鯛、鱒、鱸、鰹
干した菓子…ザクロ、串柿、かち栗
果物…橘、杏、スモモ、桃、柿
唐辛子…梅子枝、桃子枝、かっこ、桂心、団喜
粉餅…赤、青、黄、白の餅
汁物…アワビ汁、鳥、鯛
焼き物…雉足、鯉の焼身
○調味料
味噌、酢、塩などもありました。
◆中級貴族の食事…ほとんどが乾燥した保存食のようなもの
1の膳…蒸した強飯 食塩 なめ味噌 飴 酢
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