◆どんな職人がいたか?
鎌倉・室町時代頃にいた職人は!
僧侶
芸能人:獅子舞、猿回し、祝詞を語る芸人
漁民
行商人:魚売り、油売り、豆腐売り、買い売り、薬売り
物作り:掛け物、刀、よろい、かつら、木製品、機織り
■お風呂の始まり
お風呂は飛鳥時代のかま風呂が始まりといわれています。「蒸し風呂」でいわゆるサウナ風呂のようなものであったといわれています。
それは、石を敷き詰めた地面の上にかまくらのような土まんじゅうをかぶせただけのものです。その中で生木を炊いて熱気を十分にこもらせた後で、塩水を含んだむしろを敷いて寝そべるものでした。
今のような銭湯はいつ頃かというと、枕草子の中に出てくるので、平安時代にはすでに銭湯があったと思われます。
お寺にある公衆浴場は無料でありましたが、都の通りにある町湯は有料でした。
■武士の生活
◆農業
鎌倉幕府が開かれて、農業技術は飛躍的に進歩しました。何しろ自分の領地を開墾するのですから、力も入ります。
この頃は武士も農作業をしていたのです。
稲の種類も早稲、中稲、晩稲が出現。麦の栽培もしました。
この頃から二毛作も行われました。
豆、茶、果物、コウゾ、ミツマタなども栽培されます。
水車も作られ、水路の整備も行われます。
肥やしも、人の大小便や家畜の糞、草木の灰などを使うようになりました。
案山子や鳴子もこの時代から始まったのです。
なんだか今の農業の基本があるみたいです。