★北条義時
22 12 25
15 35 20
28 23 30
二代目の資質としては、北条義時はいい運命式をしているといえる。何故ならば、創業者でもなくただその息子というだけであるから、自分の権力基盤が確立しているわけではない。その中で、決断を下さなければならないから結構大変だ。
北条義時はそれでも上手く立ち回れるいい運命式をしている。人気運は外交力を示し、それになかなかの作戦家でもある。結構思慮深いし、疑り深くもある。だからこそ、複雑な権力機構の中で生き残ることができるのだ。
それに意外にも身内には厳しいという特徴を持っている。また、北条政子という切り札もある。こういうカードがあるから、当時の後鳥羽上皇という天皇側からの強い攻撃にも上手く対応して、義時は執権職を上手く相続できたということになる。
---------------虹のたよりからの引用------------------------
いつでもそうだが、2代目というのはなかなか難しい立場に立つのだ。何故かというと、創業者でもなければ、そんなに実績を上げてきたわけでもない。ただ血統的に受け継いだというだけでは、複雑な武士団を治めることはできない。だから、当然2代目というのは、創業者型であってはいけないのだ。どういうことかというと、創業者というのは、どんなことでも過去の実績と築いてきた基盤があるから、ある程度自由がある。しかし、2代目というのは、いつも創業者と比較される中で経営をしなければならないから難しいのだ。
この義時さんは、親父の時政のように目的型でもなければ、人情型でもない。どういうことかというと、どちらかというと思索型といった方がいい。物事を深く考え洞察し、判断を下すといった武士よりも文人肌といった方がいいのだ。心霊運や本性からはそういう性格が表れている。 |